ただいま~♪
旅676日目 「風吹く方向へ」

善根宿2泊目となった今朝はゆっくり眠ることとなった。

久々のベッドに体を沈め、手足をめいっぱいに伸ばして気持ちよくれた。
(ちなみに木田さんは床にシュラフで寝てもらっている・・・。^^;)
しかし木田さんにはいびきかいていたぞと、からかわれる。
オッチャンに言われるとショックである・・・。(> <)/

118@DSC00145.jpg今朝もずいぶんと冷え込んだ朝であったが、
   石油ストーブのおかげで快適そのものであった♪


118@DSC00143.jpg宿にいた真っ白なネコ♪

118@DSC00149.jpg朝食兼昼食のパスタ

朝はおたがいの旅の話や、また時折顔を出す猫と遊んだりと、そんなのんびりとした朝の時間が流れた。
この宿にいる真っ白でかわいらしい猫なのだが、木田さんがまさかの猫アレルギーでダメらしい・・・。
たくましい顔していて、体は繊細なのね・・・。^^;

昼前から木田さんとともにカメラ片手に散策にでかけた。
初めはどことなくふらふら峠を登っていたが、どこからともなく風と共に学校のチャイムが聞こえてくる。
民家もほとんど見当たらない山奥だが、きっと学校があるちょっとした町があるんだろう、そんな風の方向へと、ちょっと期待して2人して向かうことにした。
すぐだろうと思っていたが、これが遠い遠い!!
それでもすぐそこまで来ているんだろうと歩き続けた結果、これが思いのほか遠出の原因に。^^;
S字カーブを繰り返し、また随分そのチャイムは遠くから聞こえていたようで2時間も歩いていた。
しかも、山間に見えてきた集落は商店どころか自販機すらない小さな集落。
んん~、ジュースでも買えればと2人思っていたのだが・・・。
どうやら聞こえてきたのは学校のチャイムではなくどうやら町のチャイムであったようだ・・・。^^;
民家の檻には2匹のイノシシが。
イノシシをこんなに間近に見たのは初めてだ。
らしくなかったというか、自分たちを見て、ひどく怯えていたのがちょっとかわいそうであったかな・・・。^^;
よく見ていると愛想のいいおじいさんのような憎めない顔をしていた。

どこまで行っても変わらぬ景色、さすがに集落の先から道がダートとあったので、ここで引き返すことに。
で、また来た道を戻るのだが、車が来ればヒッチハイクしようということになってトボトボ歩きながら戻る。
しかし車がまったく通らず、結局は2時間近く歩いて戻っている。^^;
そんな感じで結果、4時間近くも歩いた長い散歩となった。
自分は歩き遍路で慣れているから問題なかったが、普段はチャリダーの木田さんは靴擦れをしてしまったようで、帰りは足を引きずりながら痛そうであった・・・。

118@DSC00133.jpgチャイムが聞こえてきた峠の方へと歩いていくことに。

118@DSC00128.jpg

118@DSC00136.jpg発砲注意・・・!? 我々はどう注意したらいいのだろうか・・・。

118@DSC00138.jpg猪ノ峠トンネル

118@DSC00141.jpg

118@DSC00143 (2)どこまでも続く山々

118@DSC01910.jpg歩くこと2時間してようやく見えてきた集落だが、自販機すらなかった。^^;

118@DSC00147.jpg檻の中にはイノシシが、食べてしまうんだろうな・・・。^^;

118@DSC00151.jpg夕飯はオーナーの山下さんから頂いた魚♪ 名前なんだったかな・・・。^^;
   おいしかったです♪


宿に戻ってからは読書にまた昼寝、そしてネット圏外であったため投稿はできないものの、ブログの下書きなどして過ごしていた。
こうして暖かな部屋で電源を気にすることなく最高の環境なのだが、ついつい睡魔が・・・。^^;


1月18日 おしまい。

移動歩数 不明・・・
移動距離 およそ12km

天候:晴れ
体調:良好

キャンプ地:宍喰 善根宿

[あとがき]
4月9日、現在は愛媛県四国中央市です。
次の三角寺に雲辺寺がまた山上の辛いところなようで・・・(> <)/

なにかお勧めの情報、場所でもあればメールください♪
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[2013/04/09 09:47] | 徳島
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風上から
風ささき
聞こえてくる音に誘われて。
のどかで実にいい、遮る雑音もない風の音だけ。
車も人にも会わない、忘れ去られた空間。
散歩にだと刺激がないけど、そういう1日も2度と
こない大切なもの。
うとうと夢心地も幸せな時の流れ。
時の流れに身をまかせてだね。
明日もいい旅を。

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木田さんとそろって8時に起床、しかし出発は10時と朝はのんびりとしていた。
というのも、今朝になりちょっと木田さんが風邪気味の様子となってしまった!!
間違いなく自分の自分のせいであろう。(> <)/
のど奥に痛みが出だしたというから、言うまでもまく依然として咳をこじらす自分の風邪が移ってしまったようだ、本当に申し訳なく思ってしまう・・・。

昨夜の鍋の残りを食べて、荷物の整理をしてと、なにか親戚の家に転がり込んだかのような、のんびりとした朝。
そうした雰囲気で迎えてくれた坂本さん夫妻には感謝するばかりであった。
本当にありがとうございました。

117@DSC00007.jpg善根宿で布団の中でぐっすり眠れました♪

117@DSC00022.jpg遅くなってしまったが、10時に出発!
   もちろん、この日も木田さんとともに2人旅だ。


117@DSC00029.jpg室戸岬にある次の24番札所が50km先とまだまだ遠い・・・。
   まだ2日以上はかかりそうだ。^^;


117@DSC00031.jpg

旅675日目 「忙しい夜」

この日最後のスーパーとのことで、海陽町をでる前に朝から買い物へとくりだすことにした。

お米2kgにカセットボンベなど、割り勘で2人あわせた数日分の食材をまとめ買いしたため瞬く間に我々の両手は重たいレジ袋の数々でいっぱいとなった。
結局、どのスーパーよりも一番はじめに顔を出したドラッグストアが一番安く、
食パンにレトルトカレー、納豆などもそちらで購入している。
ほんと、ドラッグストアは薬に限らず何でもそろっているところだ。
また依然として風邪をこじらしたまま、たまに咳込んでしまうことも多く、
念のため残りわずかの風邪薬も購入しておくことにした。
木田さんには申し訳ないが、これらどどっさりと買い物したすべてを自転車に積み込ませてもらい町を出発。
少しでも安い店を求めてはしごしたため、あれよという間に時間がたってしまい、結局はお昼までこの町にいてしまっている。
そのため、この日の目的地は10kmにも満たない宍喰の町となった。

のんびり歩き出しては阿波海南駅に海部駅へと木田さんは相変わらず駅札の写真を撮りにゆく。
海部駅では高架駅舎の階段が見上げるほど長く、自分は下で待つことにした。
どちらも駅舎はきれいなものであるが、空き地が多く目立つ閑散とした駅前の姿であったから、きっと鉄道は赤字なのだろう。
そういった町の姿、太平洋へと突き出した室戸岬へと南下するにつれて徐々に色濃さを増してきたものだから、ここでもまた、ぼんやり町の風向きを考えしまう。

117@DSC00039.jpg昼食は高知で有名だという帽子パン。

117@DSC00025.jpg阿波海南駅の待合室で少し休憩をしていた。

117@DSC00026.jpg落し物のかごにはご主人様の迎えを信じて待つウリ坊が・・・(> <。)/

117@DSC00057.jpg

117@DSC00060.jpgこの日も国道55号線を行く。

117@DSC00107.jpg

117@DSC00109.jpg

117@DSC00120.jpg

海岸線に延びる国道55号線を阿佐海岸鉄道と共にゆく。

昼過ぎに出発した海陽町から7kmほど、徳島もいよいよ最後となった宍喰の町に入る。
まだ歩いて2時間も経たないうちではあるが、高知県との県境に善根宿があり、どうするか木田さんとずっと話し合っていたところであった。
そちらは1泊1000円と、これまでのように無料とはいかないのだが、それでも宿としては格安ではあるはずだ。
ほかのお遍路さんから話を聞いた木田さんお勧めとのことで、半ば自分が納得させられるかたちであったが、木田さんの風邪気味の体調を考えても、まぁいいかなと思った。
ただ気がかりであったのは、この調子ではいつまで経ってもなかなかたどり着けそうにない、まだまだ先の長い次の札所の室戸岬への道のり、先ほども24番札所まで50kmを指す気を遠くさせる札があったからだ。
明日は頑張って歩こう、そう思いを決めて今日はここまでとした。

詳しい場所を聞くために電話をかければ、それまでの場所から変わったことを告げられ、海岸線のお遍路道から大きく逸れてしまうとのことでオーナーさんが車で向かえに来てくれるということになっている。
3時半に道の駅「宍喰温泉」に到着。
ここでそのオーナーさんの迎えを待つことになり、しばらくゆっくりとしていた。
ちなみに道の駅の近くに建設中のセブン-イレブンがあるのだが、”四国初上陸”とあってコンビニ最大手がこれまで未開拓であったことが意外で驚いた。
そういえば、四国に入ってから見ていない気がする。
サークルKばかりだから、四国の方々はサークルKがコンビニ最大手と思っているかもしれない。
自分なんて、地元関西にはどこよりローソンが多く、セブンよりもローソンが大手だと勝手に思いこんでいたことがあるだけに、そんなことをふと思った。

しばらくしてカメラ手に木田さんがうれしそうに帰ってきた。
言うまでもなく、この小さな町の姿にしては宍喰駅が案外きれい立派だったらしい。
そういえば、この道の駅もホテルのように立派なところだ。
なんだか場違いな汚らしい我々2人であるが、迎えが来る30分ほど、ここでゆっくりとしていた。

117@DSC00122.jpg道の駅「宍喰温泉」

意外であったが、善根宿は女性オーナーの山下さん一人でやっているという。
子供が独立した4年前に、大自然の生活に憧れ大阪からこの地へと移り住んできたというそんな山下さんは60歳近くになるのだろうか、それでもこぎれいな姿でひとり、宿を頑張っているようであった。

迎えに来てもらった車が軽自動車であったため、我々2人の荷物でいっぱいに。
さすがにこれ以上乗せられそうにない木田さんの自転車は荷物だけを取り外し、
職員さんの了解を得て道の駅に置かせてもらうこととなった。
自分は助手席に座り、そしてじゃんけんで負けた木田さんは荷物と共に後部の荷台に乗り込んで車は走り出した。(^^;)

山間へと県道301号線を進む車に揺られること20分、宍喰川上流の山奥へと宿にもうじき到着するあたりからオーナーさんの言葉通り、自分のドコモは圏外を示した。
どの携帯メーカーも繋がらないらしく、木田さんのauもそうであった。
ネット依存症?の木田さんはひっくり返りそうになっていたが、ネットが繋がらなければブログの投稿ができない自分もそうであるも、なにより約束である今夜の寝床を家族に連絡できないから、またまた心配性の母を不安にさせてしまうなと思った。

到着した善根宿は古風ながらもきれいにされた古民家で、背後には民家が数件と高知へと深い山々が続いている。
この様子じゃ、向こう何年と携帯が繋がる日は到来しそうにないだろう、
電気が引かれてあるだけでも不思議なくらい、本当に田舎であった。

117@DSC00088.jpg

117@DSC00064.jpg

玄関を入ってすぐ左の一室を善根宿として貸してくれるという、そんな部屋は白く乙女チックにきれいにされた、お遍路さん用の部屋と言うよりは、普段の生活の色がある部屋であった。
こんな素敵な部屋、我々なんかが来てしまって、汚してしまいそうで足跡すら気にするほどだ。
心配そのままに、木田さんはストーブの上で食パンを焼こうとして逆に白いストーブを焦がすし、またお米を炊くために借りた鍋も底を焦がすものだから年上でも関係なく、バカ!!といいたくなった。(> <)/

部屋にはテレビはないし、ネットも使えないだけに今夜は時間をもてあそぶかと思いきや、逆に時間にもてあそばれるように2人して大忙し!!
お風呂が五右衛門風呂であったため、枯れ葉集めに薪割りから始まったのだ。
枯れ葉から始まり薪の木を入れて徐々に火を大きくしていくのだが、
もちろん初めてのことだけに、分かっているようでうまく行かない・・・。
そんな湯沸かしから夕飯の支度までと、日没に追われながらそんな作業に励んでいれば、ネットなどはどうでも良くなるほどだ。
そうした忙しさの中に不思議と楽しさがあった♪
特に風呂の火付けには苦労したが、初めての体験に木田さんとともに率先してやっていたほどである。

そして、待ちに待った五右衛門風呂♪
お風呂に入った瞬間、すべてを湯に流したかのような気持ちよさ♪
これが毎日となると大変だねと話したが、苦労して汗水流したぶん本当に気持ちがよかった♪
ちなみに、ずっと疑問に思っていたのだが、底には板が敷かれているので、やけどはしないようになっていた。
しかし常に釜の下ではパチパチと常に燃える薪の火に、じわじわと底から熱流が浮かび上がるのが目にとれ、ちょっと怖さもある・・・。
煮詰まりつつある鍋の中に入っている気分だろうか。^^;

夕飯はカレー以外にもそんな火種を使った炭火で山下さんから頂いた鮎を焼いて食べた。
そんな鮎なんかは、もう本当に最高で、塩のみのシンプルな味付けが本当においしかった♪

117@DSC00083.jpg安定した火加減になるまで休むことなくうちわで風を送り込むのだが、
   これが結構大変!(> <)/ 


117@DSC00136.jpgカレーにマヨネーズをかけるとチーズの味が♪

117@DSC00096.jpgとってもおいしかった鮎の炭火焼き♪

117@DSC00137.jpgはじめての五右衛門風呂です♪

117@DSC00114.jpg安定してきた釜戸の火

117@DSC00139.jpg木田さんが撮影、恥ずかしい~(> <)/

夜はオーナーの山本さんが趣味でやっているというタロット占いに我々2人して夢中!

その腕っ節はどうなのかは分からないが、我々だけに占ってくれるというからわくわくして占ってもらった♪
もちろん真っ先に占ってもらったのは旅の先行きである。
初めて経験するタロット占いはトランプよりもひと回り大きなカードそれぞれに色鮮やかな絵が描かれてあり、引いたもので決まるという思いの外簡単なものだった。
5枚選んだ問題提起となる一番はじめのカードには、何にもない岩場に懸命に発芽させた種が描かれ、また結果となるカードには咲き乱れた花が鮮やかなものであった。
言うまでもなく、好調な旅が期待できるといってもらえた♪

テレビにネットも届かない世界。
なににもないと思っていた世界であったが、なにもないという贅沢と言える充実した時間はあっという間に流れ、オーナーの山下さんがこうした田舎暮らしに惹かれて大阪からやってきた理由が分かった気がする。
そうした生活があってか、山下さんもイキイキとした方であった♪

この田舎の生活を気にいって、木田さんのもう一泊する提案に頷き、明日は山を歩いて散策しようということになった。
さらに山をあがれば、峠からの景色が素晴らしいとのこと。
携帯にネットも繋がらず、そしてテレビもないが、2人してこの自然の生活が気に入ったこともあった。


1月17日 おしまい。


移動距離 およそ7km

天候:晴れのちくもり
体調:少し風邪気味

キャンプ地:宍喰の善根宿 (徳島県海部郡海陽町)


[あとがき]
4月6日、現在は愛媛県第2位の都市、新居浜市街地。
雨で停滞中です。
本当に遅くなりましたが、遅れていたコメントの返信が完了しました。
楽しく読ませてもらっているので、またコメントください♪

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[2013/04/06 20:27] | 徳島
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不自由な自由
風ささき
歩く旅と似ているのかも、いなか暮らし。
戦前戦後の高度成長までの生活。
物がなくとも、心は豊かだったのは間違いないよね。
ないのなら、ないなりの生活スタイル。
旅先で、テレビもネットは必要ないのかも、たっぷ
りの時間を楽しむ。
同時進行であれもこれも、こなさないと成立しない
社会。
がんじがらめに縛られている。
せめて、旅人の間は、不自由な自由を大いに楽し
もう。
撒きをくべる匂い、撒きの燃え盛る炎を見て心が
落ち着いたんじゅあないかな。
本当に必要なものは、これなんではと思える。
失われた自由を求めて、明日もいい旅を。


こんにちは
寿「「「
こんにちは
昨晩、千葉県は強風でしたが四国はどうでしたか?
先日、千葉の鴨川を歩いて日本一周している方がいました。通勤途中だったので暖かい珈琲もあげられず残念な思いをしました。
自分の時間を自由に使い羨ましいと思いつつも楽しい事ばかりではないんじゃないかと思っています。
風邪をひいているようですが、体を温めて休息と栄養をしっかりとって下さい。
またの更新を楽しみにしています



寿「「「「

桜も散ったし・・・
tama
天気が回復したら香川まで進みますか。


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次の札所からいよいよ、お遍路の舞台は高知県となるのだが、
そんな最御崎寺(ほつみさきじ)が遠い遠い!!

なんせ太平洋にV字型に突き出す室戸岬の先端に位置するものだから、
そんな最御崎寺まで実に気の遠くなる80kmだ・・・。
それだけでなく、この区間は目立った街がなければ集落も少なく、ひたすら山と海に挟まれた何もない海岸線を皆黙々と歩くという。
そのようなものだからこの区間、お遍路泣かせとして特に歩き遍路さんのあいだでは歩いて数日を要するだけに恐れられているところであったりするそうだ。
そんな話を初めて耳にしたときは、過酷な道のりに途中で干からびてしまいそうな思いに掻き立てられ、気が気じゃないままついにこの時が来てしまった・・・。
しかし、自分にとってそんな目指す室戸岬はちょっと楽しみにしている地でもある。
父の実家が室戸であり、小学生の頃には家族で祖父母に会いによく遊びに行っていたことがあるだけに思い入れのある場所であるのだ。
それも遠い記憶の彼方、それからして祖父母は亡くなってしまった今では、そこにおじとおばの姿はないのだが、日本一周の旅人として、またお遍路さんとなって再びやってこれることが嬉しくて仕方がない、そんな特別な地に感じている。
不安と期待の入り交じった室戸岬への道のりをゆっくり歩いていくこととなった。

旅674日目 「ふたり、ときどきひとり旅」

6時半に2人して起床。

空は気温2℃と凍える寒さそのままに、室内も相当までに冷え込んだ。
ちなみに室内にあった石油ストーブをつけてもらっていいと住職さんから言ってもらっているのだが、なんせ初めて触れる石油ストーブに、いまいちよく分からなかった。
手順を間違っているのかもしれないが、カチカチとどうあがこうとも明らかに不完全燃焼を起こしているようで、ただ部屋にガス臭さばかりが漂うばかりで、
慌てて窓を開け、さらに部屋を寒くしてしまうばかりであった。
情けない話だが付け方が分からなかった我々2人はストーブを前に涙をのみ、寒い夜を過ごすこととなったのだ・・・。(^^;)

朝食は昨夜の鍋の残りを再び火にかけ直して温めなおした。
何度も温めなおしたうどんはぼろぼろとしていた。
もったいないので、すするように食べる。
フル充電されたノートパソコンにスマホをしまい、てきぱき準備し、最後に部屋を掃除をして宿を出た。
忘れず住職さん宅のポストに宿の鍵を投函し、そして7時半に出発であった。

116@DSC00059.jpgお世話になった打越寺の善根宿

この日も国道55号線を進む。

室戸岬を経て高知市内まで続くこの先長い付き合いとなる道なのだが、
のどかな道というより、特に何もないつまらない道といった印象だった。
たまにつぶれて幽霊屋敷となったドライブインが目に付くぐらいであろうか。
昨夜は木田さんと話し込んだ後からブログを徹夜で3時過ぎまで向かっていたため、
実質3時間ばかりの睡眠に今朝はちょっと寝不足気味・・・。
今朝も気温2℃と張りつめた寒さであるが、眠い。
しかし、重たいテントは木田さんの自転車に載せてもらって少しはラクだった。

ちょっとした寒葉峠を越えてそれまでの美波町に別れを告げれば”夢と緑と黒潮のまち牟岐へようこそ”と看板に迎えられた。
そんな牟岐と書いて”むぎ”と読むらしい。

116@DSC09959.jpg国道55号線をひたすら歩いた・・・

116@DSC09958.jpgこの日も木田さんと共に♪

116@DSC09963.jpgいい天気だけど、気温2℃と結構さむいです・・・。^^;

116@DSC09980.jpgお接待の木、キンカンはそのまま食べられるのかよくわからなかった・・・。

116@DSC09979.jpg牟岐川の水がキレイ~♪

116@DSC09976.jpg寒葉峠を越えて牟岐市街地へ・・・。

牟岐市街地で昼食。
駅前のスーパーで買い物をし、店内の入り口で食べた。

木田さんは日本一周の旅以外にもJRの駅をそれぞれ回り、そして駅名のかかれた看板を写真に納めることを目標にしていて、自分も一緒に牟岐駅へと立ち寄った。
旅は自由、それゆえ旅にはそれぞれの趣味が現れるのだろう、
木田さんのように駅舎すべてを回る気にはならないが、
のどかな景色に、切ない映画に似合った趣ある駅舎とプラットホームは自分も好きになった。

116@DSC00064.jpg牟岐駅。

116@DSC00066.jpgのどか~♪

116@DSC00073.jpg自分の重たいザックは自転車に積ませてもらい、
  自分は木田さんの軽いザック(自分の半分以下)を背負って歩くことに♪


116@DSC00075.jpgその後はひたすら海を見下ろしながらの道のり♪

116@DSC00083.jpg八坂八浜

116@DSC00077.jpgちょっとトンネルが連続・・・。^^;

牟岐をすぎてから、再び海岸線の道となる。
国道から見下ろした大砂海岸がとってもきれいでルンルンと♪
また、重たい自分のザックを木田さんの自転車に積ませてもらい、自分は木田さんのザックを背負って歩いた。
自分のザックに比べれば半分以下の重たさに、もう飛び跳ねるように軽い♪

短いながらもトンネルが連続。
併走するJR牟岐線の駅舎が現れるたびに木田さんは自転車で駆け出し写真を撮りに行く。
一緒でも、それぞれの旅をしていた。

旧道はあじさいロードとあるが、この1月では枝のみで何もないだろう、
特に観光するところがなければ、またしてもお寺であるが、”鯖大師寺”という名前に惹かれて立ち寄ったお寺では、文字通り鯖(サバ)が拝まれていた。
普段何気なく口にする鯖だが、ここでは偉大なる鯖様ってかんじだろうか、
いろんなお寺があるんだなと思いながら、鯖に手を合わせた。
木田さんは当たり前のように鯖瀬駅へと向かっていった。

116@DSC00090.jpgサバを拝む鯖大師寺

116@DSC00087.jpgサバ・・・。^^;

116@DSC00099.jpgキレイな砂浜が光る大砂海岸~

116@DSC00101.jpg

途中、喫茶店のママさんにみかんのお接待をいただいた、ありがとうございます♪
海も遠のくちょっとした峠を越えて海陽町へと入り、この日の善根宿へ。
NPO法人が運営する善根宿で、こちらもお遍路さんに無料で部屋を提供してくれるところである。
老夫婦の方に、犬が出迎えてくれた。
特にそのような看板が立てられている訳でもないため、我々もほかのお遍路さんから耳にしていないとそのまま通過してしまいそうな善根宿である。
こうしてこの日も屋根の下、ここ1週間テントを広げることなく善意の方々のおかげでゆっくり眠らせてもらっている。
こうしてお遍路さんに宿を無料で提供してくれている方々には感謝するばかりであった。

表に出ていたNPOの名前は”みんなちがって、みんないい”と、金子みすずの詩の最後に出てくる言葉であった。
長門市(山口県)の金子みすず記念館を訪ねて印象的だった詩だからよく覚えている。

116@DSC09995.jpgお遍路さんに無料で宿を提供するNPOの”みんなちがって、みんないい”
   今夜も屋根の下で眠れるなんて幸せだ♪


116@DSC00106.jpg思わずピースの木田さん♪

116@DSC00105.jpg宿の表にいたわんこ♪

荷物をおいたら、街まで買い物。
といっても本当に小さな街で、のどかな駅前にちょろっとあるぐらいだ。

ビルドという倉庫のようなスーパーで今夜の鍋の食材を買い込む。
この日も鍋、ちょうど冷凍の肉団子が安かったからだ♪
業務用の大袋の肉団子にコーラの2リットルなど、この日も合わせて買い物をした。

116@DSC00003.jpg冷凍の肉団子が安かったので、山盛りに♪

116@DSC00001.jpg最高においしいです♪(>_<)/

そして、この宿にも石油ストーブがあるのだが、やっぱり付け方が分からず・・・(> <)/



1月16日 おしまい。

移動歩数 測定ミス・・・(> <)/
移動距離 22km

天候:晴れ
体調:良好

キャンプ地:海陽町 善根宿 (徳島県海部郡海陽町)


[あとがき]
4月2日現在、六十番札所の横峯寺にアタック(登山)しているところです!(> <)/

なにかお勧めの情報、場所でもあればメールください♪
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[2013/04/02 16:41] | 徳島
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分からなければ
風ささき
知らないのならば、聞くのが1番。
ストーブ、どうやって点けるんですか?で
解決し暖たまれるんだから。
道を尋ねるのと同じだよ。
お父さんの出身地、お墓参りで寄ったんだよね?
報告しないとね、ルーツの旅にもなったんだね。
明日もいい旅を。

風ささき さんへ
サトシ
石油ストーブって、めんどくさくて難しいですよね。^^;
しかし、今でも使われる家庭が多いのは、電気ファンヒーターやエアコンよりもいいところがあるんでしょうか、なんか不思議です。
ちなみに、まぁ、善意で泊まらさせてもらっているし、石油代もバカにならないなということで、つかなくてもいいかなと布団に包まって寝ていました。^^;


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「こうしてピカチュウをつれて旅しているが、なぜこの子なの?」
と、一昨年の石川県で新聞に載せてもらう取材の時にそのようなことも尋ねられた。

亡き叔母からのプレゼント、大切な形見、もしくは子供の頃から大切にしていたもののような、何かひとつ思い入れのある物ならそこに旅の意味が生まれるのだろう、
そんな様になるようなこと一つでもあればよかっただろうが、
そうした物語ひとつなければ、旅をおもしろくしようと相棒を捜している中、
探していたクマのぬいぐるみがどうしても見あたらず、そんなかわりに気をとめ大阪のヨドバシカメラおもちゃコーナーで何気なく手にしたピカチュウであった。
だからこそ、きっと何かを期待してそのことを記者さんに聞かれた時は、意表を突かれたような言葉に詰まる思いであったのだ。
それから幾多の雨の日、風の日、時に雪、そして毎日のように照りつける日差しに今ではずいぶんと色あせてしまったが、その姿が旅の過ぎし日々を語りかけてくれるようで、そこに思い入れが生まれ、
こうして長く共にする旅の中で、何でもなかったぬいぐるみが自分にとってほかに代わりがいないほど特別な物へと変わっていたことに気づかされたと思う。
それは、分かっていたようで予想以上のものに驚いたのだ。
だからこそ肩を落としたあとに、大きく胸をなで下ろした自分がいた。

旅673日目 「かけがえのない存在」

実に5日間・・・。

自分が風邪を引いてしまったのと悪天候が重なり、
この日和佐では思いのほか長い停滞となってしまった。

体調を崩してしまったときに、こうして無料の善根宿でゆっくりできたことは本当に助けられたと思う。
それもこの5日間の毎晩は豪華な食事までのお接待だ。
いくら考えようとも思いつく感謝の言葉ではその思いすべて詰め込むことが出来ないほど、たくさんの温かい手を頂いてしまったはずだ。本当にありがとうございました。

お世話になった善根宿を後とし、ようやくこの日からお遍路を再開する。
昨日の荒れた天気と打って変わって、今朝では青空が広がった。
そして風邪のほうはというと、もうかれこれ一週間も風邪をこじらせてしまっている。
周りからは心配して病院へ行った方がいいよと気をかけさせてしまっているが、
体はというと早く旅を再開させたい思いでいっぱいであった。
まだくすぐる咳に完治とはいかないが、
熱っぽさも引いた今では、不安なくお遍路の旅へと戻っていけそうである。

115@DSC09889.jpg

115@DSC09892.jpg

115@DSC09884.jpgこの5日間お世話になったバスの善根宿

こんなに重たかったか・・・!?、

久々にザックを背負うと、そんな驚きが!!
特にこの停滞中に荷物が増えたわけでもないのだが、さすがに長い間のんびりしてしまったため肩の方もその重さに違和感を覚え、そんな忘れかけていた久々の重みを確認しながらゆっくりと背負い、そして歩き出したのは自分が最後となる昼過ぎのことだ。

この日は自分を含めた4人全員が宿を出発。
共に2人づつに分かれて進むこととなったこの日は、まず朝方に諒生君と昨夜来たお兄さんがともに出発していった。
ここまで一緒してきたそんな諒生君と一緒できなかったのも、座禅修行をしたくて別格札所へと遍路道をそれるというからであった。
残念だったが、それでも彼が別格へと寄り道する間に自分が追い抜くだろうし、
そうすればまたどこかで荷物にへばる自分が彼に追いつかれる形で再会することだろう。
そのようなものだから、また♪、といった具合のあっさりとした別れである。
そして自分は木田さんと共に出発。
最後の出発となった我々は、手分けしてこの5日間で散らかしっぱなしにしてしまった部屋をお世話になった感謝を込めて掃除してからここをあととした。
話し合った結果、しばらく共にお遍路することとなった木田さんは、
善根宿に来て2日目に出会った旅人さんで、札幌から来た日本一周のチャリダーだ。
たばこぷかぷか、お酒がぶがぶ、そして35歳とトシで言えばおじさんなのだが、旅しているせいなのか、内面は話していると若々しい方である。
しかし、自分がついていけないほどエロくもある・・・。(^^;)

しかしながら、本当にいいのだろうか・・・?、
並んで話しながら楽しく歩くも、そう気遣う理由は、なんせ彼は自転車!
この先しばらくは一緒に行こうと言われたときは自分が自転車であると勘違いしているのかと思ったが、自分の足取りにあわせて自転車を押してついてきてくれると言うから、人付き合いがいいというのか、不思議な方に思えた。

115@DSC09902.jpgこの日から木田さんとの旅が始まった

そんな2人そろって歩き出したこの日の目的地はというと、
宿の関係で移動距離にしてわずかに5km・・・。
それで今朝はこうしてゆっくり、部屋の掃除なんかをしていたわけだ。
またまた善根宿へとお世話になろうと思う。

この善根宿のことを皆で聞いたときは「さすがにわずか5km先ではありえないなー」
と、今朝も諒生君たちは先へと進んでいる。
自分もさすがにその話を聞いたときには5km先での足止めに迷いもあったが、
お風呂もあると聞いて、ちょうど4日間ご無沙汰しているところであったし、
この善根宿がなかなかいいらしいのだ。
木田さんが仕入れた情報によるとお遍路の札所ではないのだが、お寺がお遍路さんに善意で泊めてもらえるとのことであった。
とはいっても、こういった情報の多くが誰かがさらに誰かから耳にしたような、
そんなつながりで我々の耳に飛んできたような情報なので、いまいち信憑性にも欠ける。
ほとんど進まない1日となってしまうことにためらいもあったが、
せっかくの善根宿を通り過ぎるのももったいないと言い訳を付け加えて、この日は2人してそちらを目指すことにした。
それが、わずか5km先となる打越寺なのだ。
しかし、これではお遍路が終わるのもいつになるのやら・・・。(^^;)

115@DSC00053.jpg道の駅「日和佐」でものんびり♪

115@DSC09898.jpg足湯でのんびり浸かってます♪

打越寺まで峠が待ちかまえているとはいえ、
2時間もかからない道のりにこの日はゆっくり♪

歩き出して数キロ先のJR日和佐と隣接する道の駅の足湯につかりながら、
そこでもまた、のんびりして過ごしていた。
なんせ、この日は時間にはたっぷり余裕があったため、木田さんは薬王寺へと托鉢に出かけ、自分は足湯に浸かりながらブログをする。
そんなのんびりとしたお昼であった♪

足湯は足がすぐにふやけてしまうほど熱かったため、出たり入ったりである。

偶然となりで話をしたおばあさんには最後にお守りと言われて受け取った。
おばあさんが立ち去った後、どんなお守りが出てくるのかと思えば、丁寧に折り畳むティッシュに包まれていたものは餞別であったから驚いた。
お守りとごまかしてくれたのは、遠慮する気持ちを思ってだろう。
これで私の分まで回って下さいと言うものだから、そんなおばあさんの想いに泣けてくるほど嬉しい餞別であった。

再び木田さんと合流後、今夜の自炊の食材をともに買い込むためスーパーへ。
この寒さを吹き飛ばすためにも、そして安上がりで腹一杯になる鍋を作ろうという話となり、白菜まるまる1個を手にそのほかにも2人合わせて大量の買い物。
申し訳ないが自転車ということで木田さんにもってもらい3時に道の駅を出発。

歩く自分にあわせて彼も自転車を押す。
そこまでして・・・、それでは申し訳ないとはじめは思っていたが、こうしていろいろ話をしながらの楽しい旅が続きそうで嬉しい気持ちへと変わっていった♪

115@DSC09904.jpgスーパーで夕食の食材の買い物

115@DSC09905.jpg自転車ということで、すべて木田さんに持ってもらうことに。^^;

115@DSC09919.jpg

115@DSC09918.jpgカメラ視線を嫌がる木田さん・・・。^^;

115@DSC09920.jpg国道55号線

日和佐トンネルを抜け、峠を下ったJR山川駅に面した打越寺に到着。
そんな5kmほどの道のりよりも、むしろここからの方が大変!!(> <)/

打越寺はすぐに分かったが、近くに住むという住職さんの家が分からないため、
善根宿の鍵が開けられないのだ。
近所の人々に聞き回ることにしたが、なんせあまりひと気のない小さな集落とあって人を探すだけでも悩まされ、かれこれ30分ほど町を巡っていたのだから、えらく苦労させられてしまった。
正直、善根宿をちょっと諦めかけていた。
それでもなんとか住職さん宅へ伺うことが出来れば鍵を受け取り、そうしてやってきた境内の一角にある本堂とは別の建物、なんと室内にはキッチンにトイレ、そしてお風呂といった家をそのままお借りさせてもらえるようで驚いた。
出来上がって間もないのだろうか、トイレにお風呂は真っ白に輝くほどきれいである。
ここで今夜は我々2人だけで好きにしていいというから、もう2人して大喜びであった♪

115@DSC09930.jpg打越寺にはすぐに到着したが、住職さん宅を探すのに苦労した。^^;

115@DSC09934.jpgお遍路さんを無料で泊まらせてくれる打越寺善根宿

115@DSC09935.jpg思いのほか広くてびっくり!

そんな嬉しさのあまり、部屋の姿をさっそく写真に納めようと思うのだが、
ルンルン気分も一転、ここでようやく自分の失態に気づくこととなった・・・。

写真はもちろん旅の相棒を入れてなのだが、な、なんと!!、
ピカがいないではないかー!!(> <)/
先ほどまでの笑顔から一転、今度は青ざめで普段は入れないザックの中まで調べたがやはりない・・・。
もう本当にショックだ!!
木田さんに自転車を貸してもらい急いで道の駅に戻る!!(> <)/

いつもザックに吊り下げた鍋に入れているピカがいないのだ。
きっとどこかでこぼれ落ちてしまったのだろうか、
もしくは道の駅の足湯のところで忘れたのかもしれない。
道の駅が閉まってしまえば明日となってしまうため、一分一秒でも早く、なによりいたずらされてしまわぬかが心配であったため必死に峠を登る一方、そのあたりの道端に落としている可能性も捨てきれないので、道中に休憩をした遍路小屋なども探しながら走った。
荷物はすべて外してあったので峠も怒濤の勢いで越えられ、道の駅には30分もしないうちに到着。
息を整えるまもなく足湯に自分がこの日歩いた場所をたどり返して探していった。
道の駅でテントを張ろうとしていたバイクのお遍路さんに食事までつくバスの善根宿でも教えてあげたかったのだが、今はそれどころじゃない。
道の駅の閉店準備をする職員さんに聞くも「ん~」っとまどろっこしい反応を我慢強く見守り、事務所まで案内してもらったそのときは期待したが、人形の落とし物に心当たりはないとのことで、再び肩を落とすこととなった・・・。

探すところは探し終え、さすがに諦めかけてしまう。
旅の思い出を落としてしまったかのように、ちょっと泣きそうになってしまった。
ブログでなんて報告しようかとも考えた・・・。
これまで幾度と無く紛失危機に見回れては見つかって胸をなで下ろしてきたが、
今回ばかりかは、やってしまったかもしれない・・・、
打越寺へと戻り始めた時、そういえばスーパーにも立ち寄ったことを思い出し、
そちらも訪ねてみようと向かった。
・・・そうすればまさかのまさか、あったのだ!!
誰かが立てかけてくれたのだろう、スーパーに行くまでのJR日和佐駅にほど近い白菜畑の道端にそっと置かれてある姿を見つけて、ほっと胸をなで下ろした。
しかし、よく無事であったものだ。
道の駅ならともかく、こうした道端でいろんな人がここを通っていっただろう、
こうして無事であることが不思議に思え、もう嬉しいと言うより安心したとしか言いようがない思いである。

おもちゃ屋に行けば同じ物が簡単に手に入るものであるが、旅するにつれてかけがえのない物へと変わっているんだなと、これまで一緒に旅してきたというただ一つの存在に変わっているようである、分かっていたようで、想像以上にそうであったことに驚いた。

DSC_0091.jpg・・・かくれんぼも終了だ。

再び打越寺へと戻ってこれたのはあたりも暗くなる日没ぎりぎりのこと。
木田さんは鍋の仕込みを終えて待ちくたびれていた。

今夜は白菜まるまる1個を入れた味噌煮込み鍋。
二人で買い揃えた食材に豪華な鍋となり、お互い300円を出し合っただけで、豪華にも鶏肉まで入った鍋となった♪
2人お腹いっぱいにして食べたが、最後は残ってしまうほどである。

そして風呂でのんびり浴槽に浸かって幸せなひととき♪
住職さんには本当に感謝した。

115@DSC09943.jpgで、ピカが戻ったところで改めてお風呂の写真♪

115@DSC09938.jpg今夜は白菜にうどん、鶏肉大盛りの鍋♪

115@DSC09942.jpg

この日も遅くまで話などして夜更かし・・・。

木田さんが寝静まり返った後も、自分はブログをするため手元の明かりのみにがんばり、夜中の3時にようやくシュラフの中へと潜っている・・・。


1月15日 おしまい。

移動歩数 17379歩
移動距離 5km

天候:晴れ
体調:良好

キャンプ地:打越寺 善根宿(徳島県海部郡美波町)


[あとがき]
3月31日、59番札所の国分寺を打ち終え、現在は愛媛県西条市です。
次の横峰寺が山の中腹ということで相当キツイらしい、やだな・・・。

なにかお勧めの情報、場所でもあればメールください♪
yaku@docomo.ne.jp


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[2013/04/01 00:01] | 徳島
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初めまして。
久保
いつも、楽しみに拝見させてもらっております、鹿児島生まれのチャリダーです!
実は私も半年前に四国を自転車でお遍路しました。(ちなみに逆打ちでした)
その時の景色や感覚を、このブログを通してまた味わうことができて本当に懐かしく思います!
しかし同時に、羨ましくも思います。
地域に溶け込み、出会った人々のつながりを大切にしながら旅を楽しんでらっしゃるので。
長々となりましたが、今後も旅をできない私の分も楽しんで、残りの分を旅してください!笑


おばさんReader
将来 サトシさんの家族になる人たち・猫たちは幸せな人たちのようですね。なんだか教えられました。私も、もうすこし、うちの人と日常の苦楽を分かち合えるようにしたいと思いました。ありがとう!

あーーーよかった
ぱんら
もうむちゃくちゃ心配したよぉ。いつもあのお鍋から落っこちるんじゃないか?って思ってたから。。。見つかってホント良かった。ピカちゃんもサトシ君が迎えにくるまで、心細かっただろうね。ちゃんと立て掛けてくれた人の優しさ感じるよね。

風邪快方に向かっててなによりです。でも無理しちゃまたぶり返すよ。気をつけてねん!

大切なもの
うしなって気付く大切なものとは言いますが、失われず本当によかったです!
旅の最後までピカと仲良く(?)がんばって下さい♪

旅は道連れ
風ささき
すでに頼りになる相棒だしね、ピカチュウ。
落ちないように、大切にくくり付けておかいとね。
ピカチュウは、触らずじまいだったね、お決まりの
記念写真も、ピカチュウ抜きだった、あれからもう
1年だね。
ピカチュウも縁、同じ旅の道連れの木田さんも縁。
歩数、いいね、歩きお遍路だからピッタシだ。
四国一周したら、距離で歩幅で割って歩数をだし
てみるといいよ。
明日もピカチュウといい旅を。


みなさんコメントありがとうございます!!
サトシ
そんなわけで、この日は危うく相棒の紛失危機でした。^^;
見つかって本当に良かったです。
ちなみに、ピカチュウはいつも入れてある鍋のふちとシッポをクリップで止めてあるので、落ちないようには気遣っていたのですが、この日はそれが疎かだったようで・・・。^^;
皆さんもきっと、失いたくないものとかあるんじゃないでしょうか。

久保さんも四国をお遍路していたんですね。
逆打ちなら、多くの順打ちのお遍路さんと出会えたんじゃないですか。
自転車のお遍路さんも意外に多くみられ、自分も自転車にすればもっと四国中を観光できたのになと、ちょっとお遍路中心の歩きの旅に後悔もしてたりします。^^;

おばさんReaderさん、我が家にはパピヨンという犬2匹がいるんですが、自分がいちゃいちゃし過ぎて嫌がられています。^^;
もしですが、家族ができたらそうならないようにしないと。(笑)

ぱんらさん、立て掛けてくれた人はどんな方かわからないですが、すごくうれしかったです。
きっと、小さな子供が落としていったと思ったに違いないでしょうね。(笑)

由さん、失ってから気づくのは悲しいですね。
自分も、その大切さを分かっていたようで、しかし想像以上で、これまで以上に今では大切なものとなりました。
ピカチュウ振り回して遊んでいる場合じゃないです。^^;

風ささきさん、新たに万歩計の記録なんですが、よく計測ミスで・・・^^;。
安ものを買ってしまったため、ちょっとでも留め方が傾いていると、カウントしてなかったり。(> <)/


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旅672日目 「善根宿5日目」

予報通り、朝から雨風の強い日である。
ぽたぽたと天井からは雨漏りも始まりバス内で我々はあたふたであった。

114@DSC00042.jpg

吹き付ける強風でバスは左右に揺れるほど。
たまに雨はみぞれへと変わり、トイレに外へと出るにもためらう雨足の強さであった。
そうした過酷な中でへと昨夜やってきたおじさんのお遍路さんは朝早くから出発してゆく。
我々3人はオーナーさんのお言葉に甘えてこの日もゆっくりしている。
そんな言葉に甘えて停滞する我々のところへ、この日もオーナーの橋本さんには弁当を届けてもらっているのだが・・・。

夕方になれば雨は上がり、遠くの山の空に晴れ間を覗かせた。
風邪も良くなってきたことだし、明日は問題なく旅立てることだろう。
諒生君に木田さんも同じく出発することとなった。

この日も夕方に新たなお遍路さんがやってきた。
大阪からきた歩いてお遍路する若い方で、その夜も4人こたつを囲んでいろんな話をして楽しんだりしている♪
今日は本当に寝るかおしゃべりするかネットするかぐらいであった・・・。


1月14日 おしまい。


移動距離 0km

天候:雨
体調:風邪気味・・・。

キャンプ地:橋本善根宿

[あとがき]

なにかお勧めの情報、場所でもあればメールください♪
yaku@docomo.ne.jp


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[2013/03/31 00:15] | 徳島
トラックバック:(0) |

動かないバス
風ささき
流れていかない車窓からの風景。
それでも、雨の外をボンヤリ眺められる幸せかな。
再び歩き出す一歩、疲労も薄れて体を休むことも
出来たね。
次の町へ、明日もいい旅を。

風ささき さんへ
サトシ
風ささきさん、コメントありがとうございます。
”動かないバス”の題名、めちゃめちゃいいですね♪
いつも題名に悩んでいて、いい題が浮かばないまま結局こんな単純な題名になってしまったんですが、このコメントを見て、おぉっと、なんでそれを思いつかなかったんだろうと悔やみました。^^;
いつも素敵な言葉が多いし、本当に風ささきさんにはその日の題名の名付けを毎日お願いしたいくらいです。(笑)

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