ただいま~♪
旅814日目 「備中高梁」

キャンプ最大の敵は蚊。
そのような時期になってしまったのだろうか・・・。

DSC09388.jpg昨夜は備中高松城跡でキャンプ

2年近くも使い込んでいるテントは自炊の火元で溶けて穴だらけとなってボロボロ、
誰もいなくなった日没後になると公園の蚊がこぞってこちらを嗅ぎつけ、そんな多くの蚊がネット越しに指くわえて見ていたと思えば、なんと!!、ビニールテープでふさぐわずかな隙間をかいくぐって入ってきたようで、そんな蚊に悩まされた。
昨夜は何度も起きては明かりをつけて蚊を追っていたため寝不足。
薄暗いランタンの明かりではすぐに蚊を見失ってしまい、らちがあかなかったので仕舞いにはテント内で蚊取り線香を炊いてみた。しかし煙たさに共倒れとなりそうであったのでこちらがギブアップ・・・。(> <)/
最後はなされるがままだった。暑さに耐えながらブランケットをかぶり寝て、そして被せきれない首もとや顔、足裏なんかを好き勝手に刺されてしまっている・・・。
痒いからだを我慢して眠り、そうして寝不足の朝を迎えた。
撤収でひっくり返したテントには、自分の血を存分に吸って大人しくなった数匹の蚊がテントの中にいた。
ブログもほとんどできないまま、7時半に公園を出発である。

DSC09391.jpg清々しい田園風景♪

DSC09394.jpg国道180号線(岡山県立大付近)

山陰(日本海側)の北上時によくお世話になったポプラをまたしてもよく見かけるようになった。
赤い葉がロゴデザインのコンビニで、他では見なかったからきっと中国地方を中心に展開しているんだろう。
ちょっとゴミを捨てたくて立ち寄ったが、ゴミ箱が店内に置かれていたためパンパンのレジ袋はちょっと図々しくて捨てることは出来ずに引き返すことになってしまったが、
しかし、そこでクロネコヤマトの女性配達員の方と出会う。
道端で自分を追い越し、そしてここでも偶然バッタリ出会ったことから話が始まり、そしてペットボトルのお茶をもらうことができた。ありがとうございました♪

朝の涼しいうちに出来る限り距離を稼ごうと思っていたが、総社市街地にやって来たところでマクドを見つけ、トイレに駆け込むついでに今朝できなかったブログをここですることにした。
自分以外に誰もいない店内であったから店員の目が気になって仕方がなかった。
しかし充電が出来たこともありアイスコーヒーをチビチビ飲みながら2時間ほど居座った10時にマクドを出発。
そうして少し遅くなってしまったが、昨日は行けなかった備中高梁市街地へと進んでいくことにした。

DSC09398.jpg今朝もマクドで長居してしまいました・・・。^^;

DSC09400.jpgもうすっかり夏日で暑い暑い!!(> <)/

DSC09404.jpg国道180号線を備中高梁に向けて進む。


JR伯備線は岡山から鳥取の米子へと日本海へ突き抜けていく路線で、たまに駆け抜けていく列車を追いかけながら、そんなJR伯備線に高梁川と共に山間の内陸部へと延びていく国道180号線を進んだ。
そのようなものだから備中高梁までつらい上りを覚悟していたが、案外とあっさりなもので拍子抜けである。
もちろん上りの辛さはあったが、緩やかな山間を縫うように、ゆったりとした登りばかりで、それほど苦痛には感じずやってこれた。
ただ、もうすっかり夏の日の暑さにはこたえたが・・・。

そうして早くもお昼前には備中高梁市街地に到着。
何もないだろうと思っていた山間にひしめき合う小さな街だが、コンビニにヤマダ電機、マクドもあるようだ。
いいところにすき家があったと喜んだが、大好きな牛丼すらも暑さに食欲がなかく、
結局昼食はショッピングセンターのベンチで涼みながら、またしてもアイスを食べてしまっている。^^;

DSC09406.jpg山間に囲まれた備中高梁市街地

DSC09408.jpg昼食は奥のスーパーでアイスです。^^;

順調にやって来たとはいえ、ここからがキツい道のり。
そんなあっさりと日本三大山城の一つと言われる備中松山城にたどり着ける訳がなかった・・・。

お城は4峰からなる臥牛山のうち標高420mの小松山山頂にあり、その8合目付近にあるふいご峠まで車道が延びている。
その峠まで自転車で登っていくつもりだったが、さっそく取りかかった坂の勾配がキツすぎて数十メートルごとに足をついてしまうほど!!(> <)/
押し返されるペダルにまともに漕ぎ進めないまま、
どうしようか、自転車はここに置いて車道を歩いて登っていったほうがいいかと考えていたら、最短ルートで山頂に延びていく登山道を発見♪
登りは苦労するが下りを快適に下ってこれる自転車か、もしくは上り下り共にちょっと苦労して歩いて向かうか、どちらがいいのかしばらく悩んだ。
結局は歩いて登山道を登っていくことにして自転車を登山口に立て掛け、そしてお茶ともしもの時のカロリーメイトを無理矢理ポケットに詰め込み、カメラを手に登っていくことにした。

DSC09414.jpg松山城への登山道を発見♪ 自転車はここに置いて歩いて登っていくことに。

DSC09419.jpg

DSC09424.jpg結構本格的な山道!!(> <)/

DSC09433.jpg

歩いて登っていく方が城に攻め込む敵兵のようでおもしろいと思ったが、ぜんぜんおもしろくなかった。
所々に階段などある程度は整備された登山道だが、同じく山城の金華山にたつ岐阜城の時と似ていてやはり結構厳しい道のり。
野生のサルが多いようで、自分は見かけることは無かったが、そのような注意書きが多く見られると麓の登山口に置いた自転車のことをふと思う・・・。
お城まで約1時間とあったので、どこまで短縮できるかちょっとムキになって登ってみた。
すると、8合目のふいご峠まで20分となかなかの記録♪
駐車場があり、ここからは車の方も登山が始まるところだ。
しかし、ここでゆっくり休憩をしてから再び歩き出したので、その後はのんびりと登っていった。
そして見えてきた山肌にそびえ立つ石垣の数々。
そびえる大きな岩肌をうまく使って石垣がくまれてあった。
期待以上のものに苦しさの中に笑顔がこぼれた♪

DSC09437.jpg岩と一体化した立派な石垣!

DSC09446.jpgそして備中松山城に到着♪

DSC09449.jpg

入城料300円を支払い中へ。
冷たいお茶のサービスがあったのが嬉しかった♪
門をくぐればあっという間に天守閣の前にたち、そしてそんな天守閣も2層2階建ての、他の城で言えば武器庫など櫓のように小さい。
備中松山城はかなりマイナーな城かもしれない。
しかし、小さいながらも国の重要文化財で数少ない現存する天守閣は、きしむ床音や急な階段にも歴史を語る良さがあった。

ちなみに景色はというと、天守閣を囲むように木々が茂っているため山の上とはいえ期待したほど展望はなかった。
わずかに木々の合間から麓の高梁市街地が顔を覗かせるぐらいであったのが残念だ。
どおりで街から城を見上げてもわからなかったはずだった。

簡単なパネル説明に城主についてのビデオが流れていたが、備中松山城についてはほとんど歴史も知らなかったので、どれもいまいち頭の整理しにくくあっておもしろく無かった。
それより置かれたノートをめくっていくと、やはりこの登頂がキツいなど城が小さいなど、言いたい放題の愚痴が綴られてあった落書きを見ている方がずっとおもしろくあった。

DSC09454.jpg小さいながらも天守閣は数少ない現存天守として国指定重要文化財

DSC09458.jpg中には説明のパネルが並ぶ

DSC09459.jpg敵の攻め込みを遅らせる急な階段も現存天守だからこそ♪
  現在復元されていく城ならバリアフリーでこうはいかないだろう。


DSC09466.jpg天守閣から見下ろした本丸

DSC09468.jpg木々が邪魔して景色はいまいちかな・・・。^^;

DSC09473.jpg木々の間からわずかに望む高梁の街並み

思いのほか早く、2時間ほどかけた2時半には再び自転車の置いた登山口へと戻ってきた。
喜びもつかの間、不安は的中!(> <)/
サルではかったが、戻ってきたと同時にカラスが数羽飛び立ち、もうそこはお祭りのあとであった!!
サイドバックを隙間からつつかれてしまい散乱するゴミ袋・・・。
そして散乱する飴にはすでにアリが群がり、またフランスパンは丸々持って行かれてしまったようだ。
自転車にカバーを被せなかったことを後悔しても後の祭りであるが、
特に悔しかったのは非常食としてずっと置いてあった、マジで死んじゃう5秒前に飲もうと考えていたウィダーinで、わずかにツツかれて漏れだし、それだけでもう捨てるしかなかったことだ・・・。(> <)/

DSC09476.jpgお祭りのあと・・・。(> <)/

福山市へと日没まで出来る限り走り続けるか迷ったが、
睡魔もあり、日陰を見つけた小さな図書館前の公園で昼寝もしてしまった。
1時間ほど寝ていたら、いつの間にか女子高生が集まっていて、そそくさと退散する。
寝顔を見られていたと思うと恥ずかしかった。
その後はこの高橋の街がどんなものか知りたくて少しばかり走り回っている。
四方八方を山に囲まれた田舎かと思っていたが、それなりも街であったかも。

DSC09478.jpg山を下山して市街地へ

DSC09479.jpg市街地を散策、公園で少し昼寝をしてしまった。

DSC09480.jpg高梁駅

DSC09484.jpg高梁駅前

DSC09492.jpg明日向かう福山(広島県)まで57kmとあった。

DSC09495.jpgその後はyou meにあったマクドで日没までブログなど

その後はyou meタウンに入るマクドで日没までブログをしていた。
(なんか、朝もそうだしマクドばかりだな・・・^^;)
そして昼間に見つけてあった河川敷に向かうも、こうして日没後に向かうと今では川と岸との境目すらもわからないほど真っ暗!!
ただ川の流れだけが聞こえると、岸も浸水しているんじゃないかと思ってしまうような、そんな恐ろしいところとなっていたので、他を探しながらバカみたいに夜の田舎町を走り回ることとなってしまった。
結局はコンビニの隣にあった、公園ともいえない小さな広場でテントを張って眠ることに。
トイレはコンビニですませたが、水場がないため夕飯はコンビニ弁当にしてしまっている。

DSC09499.jpg今夜は高梁の街のちょっとした広場?でキャンプです^^;


6月5日 おしまい。


走行時間データ:測定ミス(> <)/

天候:晴れ
体調:夏バテ気味・・・

キャンプ地: 備中高梁(岡山県高梁市)


[あとがき]
現在(7月25日)は鹿児島県佐多岬(本土最南端の地)です。
8月の4日に打ち上げ予定のH-ⅡBロケットを見に、種子島へ急ぎます!

前日分へのコメントにメール、ありがとうございます。
”新幹線ひよこさんへ”倉敷のウォーキングは楽しそうですね♪みなさん元気そうでなによりです。志布志市志布志町志布志は舌を噛んでしまいそうです。^^;確かに、”志”が多い街ですね~
”風ささきさんへ”旅後のことは悩んでますが、考えていることはいろいろありますよ。この先どうなるかまだ分からないですが、いい結果を報告できればと思ってます。
”SOOおばさんへ”過去にさかのぼってブログを見てもらって嬉しいようで恥ずかしいです。^^;初めのころは結構いい加減に書いていたんで・・・。現在は本土最南端の佐多岬です。あとは鹿児島市街地まで走り種子島、沖縄と渡って神戸へフェリーで渡れば家もすぐそこ。ようやく終える旅に嬉しい一方、長旅に嫌気をさしていたというのにさみしさも出てきました。今はその狭間でよくわからない気持ちです。^^;
”tamaさんへ”くにの松原見てきましたよ。松原もいろんなところを見てきましたがここもよかったです。自分は佐賀県の唐津にある日本三大松原のひとつ、いつまでも車道の両脇に松林が続いた”虹の松原”が特に印象的ですよ。本当に素敵なところでした♪
”ぱんらさんへ”備中高松城に備中松山城など、マイナーすぎてなにそれって感じですね。^^;転倒は久々でした。^^;そういえば、旅の初めはよくサイドバックを擦り付け、すぐにこけていたことを思い出しますよ。ここまで大した事故がなくて奇跡的かもしれないです。といっても、残り最後まで気を引き締めないと。^^;
”べーすけさんへ”お久しぶりです♪べーすけさんの歩き遍路の速さは驚異的なのでびっくりですよ。^^;日本一周もその調子ならあっという間ですね。^^;それにしても驚いたのが、べーすけさんは川崎医療福祉大の卒業生とは!!、看護師か医療従事の仕事をしていたんですね。
”ひろどんさんへ”佐多岬へのルートありがとうございました。たぶん知らずに県道74号線を進んでいたらやばいことになっていたかもしれないです。^^;それにしても、鹿児島はこの大隈半島といい薩摩半島といい、とにかくアップダウンの連続ですね。暑さと苦労してます。^^;
”いちさんへ”百名山の登山はバテ気味で、この先の韓国岳も見送って種子島へと急ぐことになりそうです。倉敷美観地区星野仙一記念館は意外ですよね。^^;ちなみに、そんな美観地区を意識してなのか、お土産店が並ぶ脇道のいちばん奥に隠れるようにありましたよ。


なにかお勧めの情報、場所でもあればメールください♪
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[2013/07/24 22:13] | 岡山
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油断大敵だね
風ささき
蚊に烏と、生きるのに必死なんだろうね。
因島の村上水軍のお城も、期待ハズレだったかな。
お城から海がみえないし。
内之浦は見学しなかったのかな?
種子島宇宙センターならば、屋久島も行くんだろ
うね。
再び沖縄までいくんだね、夏の長距離フェリー乗り継ぎで旅の締めくくりに。
水平線を見ながら昼寝して、旅の疲れも和らぐでし
ょう。
ゴールは実家でなくて、大阪かな?
最後まで気を引き締めて、油断大敵だね。
明日もいい旅を。



いち
せっかくの食べ物がからすに食われてしまい残念でしたね・・・

佐多岬到達おめでとうございます! 
疑問に思ったのですが、種子島のほかに屋久島へは行かれないんですか?

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旅813日目 「今進むべき道」

6時半に起床し、そして岡山市街地を7時半に後とした。

本当のところは、今朝もマクドに入って少しばかりでもスマホなどを充電してから出発したいと思っていたのだが、今日は途中倉敷の観光をして内陸部の備中松山まで行きたい。
こうして撤収後はすぐに岡山の街を出ることとなった。

DSC09150.jpg昨夜は市街地に位置する市立図書館前の公園でキャンプ

急ぐ今朝は自炊は諦め、すき家へ。
どんぶりご飯に生卵、味噌汁、そしてひじきの煮物小鉢がついて200円と朝限定メニューの”たまごかけご飯朝食”はちょっとお得な気がした♪
朝食が済めば市街地を出発し、まずは15kmばかり離れた倉敷へと県道162号岡山倉敷線を進む。
県道とはいえ新たな国道2号線ができる前まではこちらが国道であったようで、店が並ぶにぎやかな通りで車も多い。
こうして国道ではなく県道(旧国道2号線)を進むのも、岡山と倉敷を結ぶ最短ルートであるのと、またそんな途中にある川崎医科大学へとやってきたかったからだ。
特にケガをしたわけではなく、国内で唯一の医学博物館があると聞いてやってきた。

DSC09158.jpgすき家で朝食をすれば、すぐに岡山市街地を出発!

DSC09162.jpg岡山に倉敷を結ぶ県道162号線(旧国道2号線)

すぐにそうだとわかる大きな建物群が見えてくる。
開館の9時に少しばかり早く来てしまったため、それまではあたりを見学、
岡山の中枢医療を担う大きな大学病院でドクターヘリも見られた。

付属病院棟に医学部教育棟が長く連なるいちばん端がそうで、一般の方が入っていいのか分からないような外観だったから、本当に見せてくれるのかとドキドキしながら受付で手続きをすませて中へと入る。
ちなみに無料であるので嬉しかった♪

DSC09182.jpg川崎医科大学・医学部付属病院

DSC09170.jpg表で待機するドクターヘリ

DSC09176.jpg現代医学博物館

ちょっとばかり見て、そしてすぐに倉敷市街地へと向かうつもりであったが、
ここでは思いのほか長いこと一時間以上も見ていてしまっていた。

実際に使われる医療器具を手に手術の執刀医気分で楽しむこともあれば、自分の体でもあることを受け止めきれないような臓器の標本に体の奥をむずむずさせていることも。
観光なんかで来るようなところでなければきっと誰もいないとばかりに思っていたのだが、途中から続々とやってきた学生たちでフロアは賑わうようになった。
もしかしてここの医科大生!?、ならば、友人ともいえないが予備校でともにした顔見知りがいる・・・、そんなことを思っていたが、出て来たときに表に止まる大型バスには”岡山大学歯学部”とあったから医学生では無かったようだ。
そんな自分も岡大生に見られていたら嬉しいななんて思ったり♪
しかし、なにより自分の汗臭さを心配になりながらも、彼らに混じって見ていた。

ちなみに、一般の方専用の2階展示室のみを見て回っていったのだが、実はまだ3階4階と展示室が続く。
しかし残念ながらそちらの階は医療関係に携わる方のみしか見学が許可されていないフロアであるとのこと。
一般のフロアを越える、よほどの標本が置かれてあるのだろうか・・・、
自分には直視できないかもしれないが、やはり見てみたい思いが強く、こうして入れなくて残念であった。


再び自転車を漕ぎだし、倉敷の街へと向かう。

旅行記を書きながら印税で旅していくスタイルなんて夢想が広がるが、物書きの苦手な自分には無理だろう。世界へ夢見た旅はどうしたのだろう・・・。
そうした旅後のことをいろいろ考えながら、先ほどのその道を目指す彼らに刺激された頭は整理の着かないまま、そんな中で今進むべき倉敷市街地へと漕ぎ進めていった。

今日も暑さが厳しく、途中でディオ(このあたりでよく見かけるディスカウントストアー)でアイスを食べて、それがお昼ご飯のようなものになってしまっている。
高いペットボトルの凍ったお茶も買った。
そして昼前に倉敷市街地へとはいっていった。

DSC09194.jpgホテルが立ち並ぶ倉敷駅前

DSC09199.jpg倉敷駅(正面南口)

DSC09295.jpg駅前の北欧風な時計台はチボリ公園の跡?

DSC09299.jpg倉敷チボリ公園はショッピングセンターにアウトレットへと姿を変えていた。

駅前の北欧風な姿はそれまであった倉敷チボリ公園(テーマパーク)のなごりだろうか、閉園する前のチボリ公園へ来たことがないので正確にはわからないが、おしゃれな時計台や像が並ぶ駅前の姿は、チボリ公園の面影が見て取れた。
その跡地に現在は駅と直結する大きなショッピングセンターとなり、すっきり綺麗な駅前をしている。

駅前をちょっとばかり散策後、倉敷と言えばやはり倉敷美観地区めぐりということで、自転車をゆっくり押しながらそちらを見て回っていった。

DSC09279.jpg倉敷美観地区

DSC09223.jpg倉敷川を挟んで両側に屋敷や蔵が並ぶ、国の重要伝統的建造物保存地区

屋敷に蔵が並ぶ倉敷美観地区は、倉敷川を挟んで両側に屋敷や蔵が並び、国の重要伝統的建造物保存地区となっているところで、”なまこ壁”と言われる網目状の白壁が美しかった。
一角にある大原美術館(日本初の西洋美術館)へと入るのが定番の楽しみ方のようだったが、もちろんそんなお金もなく、ただ蔵屋敷が並ぶ町並みを歩いて見て回っているがそれでも自分には十分♪
ちなみにプロ野球東北楽天の現在の監督である星野仙一氏がここ倉敷出身であるそうで、この蔵屋敷の一角に埋もれるように、そんな星野仙一氏の博物館もあって驚いた。
そんな記念館も500円と高くて入ることもなく、そして買い物することもなくてもミュージアムショップは見ているだけで楽しい♪
しかし、蒸し暑さには我慢できずに冷たい缶ジュースは買ってしまった。

DSC09225.jpg老舗宿にお茶屋、お洒落なお土産店がならんでいる♪

DSC09262.jpg外観は昔のままだが、店中はすごくモダンな感じ

DSC09248.jpg”なまこ壁”と言われる網目状の白壁が美しかった。

DSC09233.jpg美観地区の一角にあった星野仙一博物館

DSC09255.jpg倉敷川を親子で泳ぐ白鳥の微笑ましい姿が♪

この倉敷をでればもう岡山を抜けて広島県へと入っていくのだが、ここから備中高松城跡に備中松山城へと内陸部へと進んでいくことに決めている。
気重くなるほど内陸部の山間へと続く道のりだが、松山城は数少ない現存する天守閣の一つであるので見逃せないと思って覚悟の上で向かうことにした。

しかし、うだるような暑さに倉敷を出て早くも総社市へと続く国道429号線の長い登りでへこたれ、途中で交差する山陽自動車道高架道路の日陰でしばらく動けずにいてしまっている。
せっかくなので、近くまで来たついでに見ていくことにした備中国分寺は、国の重要文化財に指定される五重塔が見物であるが、それまでの奈良、京都で贅沢にも見慣れてきた自分には、つい比べてしまうと見劣りしてしまうが、田園風景に雄々しい姿が印象的であった。
ちなみに、県内で唯一の五重の塔であるそうだ。

DSC09306.jpg備中国分寺の五重塔

DSC09312.jpg清々しい景色♪

DSC09310.jpg備中国分寺 本堂

あっという間に見終えた国分寺だが、すでに時刻は2時を回る。

今日の目的地とする備中高梁市街地までまだまだこれからがヤマ場だというのに、この日はすでにへとへと、これから登りが予想される山間へと入って行くには疲れた足が持ちそうになかった。

実はこうも予定を気にするのも、福山市でお世話になる方がいて、明日に向かうことを伝えていたのだ。
今日中に備中高梁にたどり着き、明日の午前を街の観光にあてて夕方には福山へと行ければちょうどいいだろうと、その旨を伝えてしまったばかりである。
嬉しい誘いの一方、そんな焦りがあった。^^;

そのために今日は備中松山の方まで漕ぎ進めておくのが絶対的なノルマであったが、進めそうにないことをお世話になる方にメールし、明後日に福山に伺うことにしてもらっている。
ころころ予定を変えてすみませんでした。^^;

そうして急いで備中高梁へと向かう必要のなくなったこの日は、もう少しばかりこの総社の観光を楽しんでいくことにして、今朝の岡山市街地へと少しばかり戻る形になるが、造山古墳に吉備津神社へと向かうことにしたのだ。

田園風景を駆け抜けていると見えてくるのが造山古墳。
古墳と言われなければ分からないような、ちょっとした山は、上から見れば鍵型となっているようだ。
自転車を止めて古墳の頂上へと登っていったが、小さな神社と乱掘されたという石棺が置かれてあったぐらいであった。
それ以外の他になにもなければ説明すらも無く、景色を楽しめばすぐに下ることにした。

DSC09336.jpg田園風景にぽっかり浮かぶ造山古墳

DSC09317.jpg上から見れば古墳によくある鍵型(前方後円墳)になっているようだ。

DSC09322.jpg山頂まで登ったが、小さな神社以外は特に何もなかった

DSC09330.jpg古墳の山頂の様子

DSC09324.jpg古墳の山頂から見下ろした田園風景

時間ができて、こうして観光が続けられるのはいいことだが、肝心の体の方がもうついていけてないほど今日はもうへとへと・・・。

と、ここでもう恥ずかしい事故を起こしてしまった!(> <)/

自分が思っていた県道ナンバーと一致しない案内表示板が現れたものだから迷う前に地図を確認しようとしたとき、何となくおうちゃくしてしまい、足を着かずにその場にあった道路脇の反射板ポールに手をかけてしまった。
それがいけなかった。
なんと!そのポールがゴム製のふにゃふにゃのものであって、道路から1mほど下の畑へと自転車ごと大横転!!
自転車とともに下の畑へと横倒しのまま滑り落ちていってしまった!(> <)/

DSC09342.jpg事故現場・・・。(> <)/

あたりに散乱するサイドバッグを見たときは自転車が壊れたかと思ったが、留め具が外れただけで自転車には問題なく一安心。
幸い、滑り落ちていった畑が耕したばかりの柔らかい盛り土で、自転車と挟まれるようにド派手な滑り落ち方の割には全く怪我無く服を汚したぐらいであった。

そうした柔らかい土の畑から重たい自転車を抜け出すのも苦労しながら、
畑の持ち主さん、ちょっとばかし盛り土をぐちゃぐちゃにしてすみません。(^_^;
(ちなみに、まだなにも植えられてはいない)
これが水を張った田んぼや、堅い土ならば大変なことになっていただろう・・・。
無事ではあるが、行き交う車の前での出来事にかなり恥ずかしかった。

その転倒で荷物の位置か縛り具合が荷物の重心の位置が変わってしまったようで、不安定な乗り心地にふらになりながらも何とか吉備津神社に到着。
そんな最悪な気分であったのだが、ここで年輩の女性から声をかけてもらい、その場でコーラを買って持ってきてくれた。
なんか飲もうかと自販機を眺めていたところで、普段はあまりコーラを飲むことが無いのだが、乾いたのどにしみていくコーラは、この日一番の幸せを感じたときであったかもしれない。ありがとうございました♪

そうして気を取り直して吉備津神社を簡単に散策。
国宝に指定される本殿は立派であった。
ちなみに言うと、桃太郎のモデルと言われる”吉備津彦命”を祀る神社で、桃太郎が描かれていた。
吉備(きび)だんごとは、ここから来ているのだろう。

DSC09344.jpg頂いたコーラ♪

DSC09353.jpg吉備津神社(きびつじんじゃ)

DSC09350.jpg国宝に指定される本殿

DSC09347.jpg桃太郎のモデルと言われる”吉備津彦命”を祀る神社で、桃太郎が描かれている

最後に訪れたのが、あの水攻めで有名な”水攻めの戦い”があった備中高松城跡。
明日向かうつもりの備中松山城もそうだが、”備中”と付くのは四国にある高松城に松山城と区別するためだそうだ。

ちなみにいうと備中高松城の水攻めの戦いとは、最後は城主の清水宗治氏が仲間の安全と保証を引き替えに、自らの命を絶った戦いだ。
中国地方へ手を伸ばす織田信長の命令で家臣の羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)がこの備中高松城へと攻め込むも清水宗治氏の堅い守りに苦戦、そこで考えた羽柴秀吉はそばの川の流れを変え、城を水攻めにして包囲すれば高松城を島のように孤立化させていき、物資の補給が途絶えた清水側は次第に追いつめられていった・・・・。

備中高松城は石垣を築かない土塀だけで築城された土城であったそうで、周辺の沼が天然の外堀をなしていていたという。
城跡の石垣や戦いを思わせるものはなく、そこには城主であった清水氏の首塚だけがあった。

DSC09359.jpg備中高松城跡

DSC09365.jpg水攻めの時の陣営配置図

DSC09369.jpg

DSC09377.jpg備中高松城の戦いの様子が描かれた案内板。
   水攻めによって城の周りにできた湖に出した船の上で切腹する城主の清水氏を描いてあった。


DSC09381.jpg本丸跡にある城主であった清水宗治氏の首塚

池にカエルがいるようで、子供たちが網を振り回して遊んでいる。
残念ながら蔵のような小さな資料館はすでに閉まって見れなかった。

今夜はこの公園でキャンプすることにして、近くのスーパーで買い物をすれば再び戻ってきた。
近くにスーパーがあって良かったと思ったが、シャレた海外製品ばかりを扱う高いお店で、三割引の牛乳にオレンジジュースを買ってきたぐらいだ。

DSC09387.jpg今夜は備中高松城跡でキャンプ

夕飯の自炊がすめばそそくさに張ったテントに潜り込んだ。

人目を気にして日没まで待つなんて言ってられないほど、池があるせいか蚊取り線香をいくら炊こうとも寄ってたかる蚊に泣かされてばかりだからだ!!(> <)/


6月4日 おしまい。


走行時間 3:26[h]
走行距離 45.6[km]
平均速度 13.2[km/h]
最高速度 40.4[km/h]

天候:晴れ
体調:良好

キャンプ地:備中高松城跡 (岡山県岡山市北区)


[あとがき]
現在(7月21日)は鹿児島県志布志市志布志町志布志にいます(←打ち間違えではないです^^;)

なにかお勧めの情報、場所でもあればメールください♪
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[2013/07/21 11:18] | 岡山
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新幹線ひよこ
倉敷と吉備路の写真、いいわ~。毎年歩いています。ウォーキングで行く最東の場所なんです。
そして、現在地の志布志は文字的に好きです。「こころざし」多すぎだけど。自分の名に一文字入ってますし。日南線の終着駅だし、始発駅だしって事で。ゴールはもうすぐですね、島旅で完結でしょう。元気で!。「SAGA」先生ともども応援しています。あっ!「汗かき主水」さんご夫婦も!

暑いから
風ささき
注意力も散漫に、ダメージ少なくて幸いだったね。
進む道は見えなくても、夢を持たないと明日も見え
てこない。
まずは明日、余裕が出来たら月単位で、生活レベル
が安定したら年単位で実行計画を練る。
その頃には、具体的な夢も見えてくるよ。
明日も気をつけて、いい旅を。

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やっぱ
tama
くにの松原かな。
行けども行けども松林。
日本各地 松林はあるけれど私は好きな松原の一つでした。

あんまりいかへんとこ
ぱんら
医療博物館とか備中高松城とか、あんまり聞いたことのない所へ行ってレポしてくれると、なんかすっごく読んで得?した気になる。ありがとね。見学の学生さんに混じった時、自分のこれからの事考えたってとこ、なんかぐさっと来た。旅も終盤に差し掛かってサトシ君もゴールの向こう側を見てるんだね。ゴムのポールに寄り掛かったらグニャリと曲がって転落、、、って漫画みたい。本当に怪我なくて良かったよ!寄りかかる時はシッカリしてるか確認!っていうかやっぱり自分の足で立つのが一番って事っすかね?明日も無事故で頑張れ!!


べーすけ
お久しぶりでーす(´▽`)ノ
お遍路でお会いしたべーすけです♪

実は僕、川崎医科大のお隣の
川崎医療福祉大学の卒業生なんですよーw
んで、漏れずに博物館みてますよ(>_<)

3、4階もみることができましたけど…

「ギャァオーーーーー!!」

みたいな感じです(||゜Д゜)


また、ブログ楽しみしてますねー
お邪魔しました(´▽`)


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いち
倉敷美観地区に星野仙一記念館があったとは・・・
以前美観地区に行ったときには見つけられませんでした(汗)記念館の展示物が気になります。

どうもご無沙汰しております。もう鹿児島に突入ですか。ゴールも近いですね。
百名山登山や歩きお遍路みたいな自転車とは別方向の旅を期待していたのですがもう機会はなさそうですね。残念です(笑)。
熱中症にお気をつけて無事にゴールしてくださいね。

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旅808日目 「岡山桃太郎」

またしてもテントはびしょびしょにされてしまっては、顔をしかめて迎えた朝。

朝方に少しばかり雨に降られてしまい、まともに靴も履けないまま慌ててテントから飛び出して忘れていたカバーを自転車に被せたりと、そんないっときの雨に踊らされた。
また雨はこれで3日連続だからガッカリするところである・・・。(> <)/

東屋の下で張れればこうはならなかったのだが、昨夜はすでにホームレスの方が寝ていたため、いくら大きな東屋とはいえそちらに張る気にはなれなかったからだ。
ただ、そのような近づく気にならない雰囲気を感じては、こうして旅する自分も他人からそのように思われないように気をつけなければいけないことを考えさせられた。
その姿は、自分と重なるものがある。
いくら襟を正したつもりでいても、長旅にくたびれた様子のテントに自転車、気がつかないまま襟はたれてしまうことが多ければ、旅人とはいえ、自分の若さと日本一周と書かれたプレートでなんとか面目を保っているといってもいいのかもしれない・・・。

DSC08349.jpg昨夜は岡山城のそば、旭川に面する石山公園でキャンプ。

DSC08352.jpg今朝は自転車のブレーキパッド(ゴム)を交換。

いつもなら濡れた状態であっても仕方なしにこのままテントを片付けるのだが、
今日はここ岡山の街の観光を予定しているため急ぐ必要もなければテントを十分に乾かしながら、またそんな時間のある今朝は久々に自転車のメンテナンスをしてみている。
すっかりすり減ってしまい、音ばかりで殆ど効かなくなっていたブレーキゴムは、
無意識のうちに後輪ばかりのブレーキを使っているらしく、そんな後ろの減りが激しくよくも持ちこたえてくれたなと感心するほど。
サビ付いてしまったネジに苦戦させられたが、昨夜購入した自転車のブレーキゴムの交換をしたりと、それはそれで忙しい朝であった。
また公園へ散歩に来たおじさん達と話ながら朝の時間が流れていけば、あっという間に9時を回る。
そろそろどこも営業を始める頃だろうと、岡山の観光を始めるべく公園を出発。
まずは岡山の街の姿を知るべく市街地へ、街を少しばかり歩いて回った。

ちなみに今朝こそ雨の降り出しそうな曇り空ではあるが、予報では曇りのち晴れとあり、そして明日は快晴のようであった。

DSC08406.jpg市内を走る路面電車

DSC08393.jpg岡山駅前の様子

DSC08384.jpg通勤ラッシュが終わり一息ついた岡山駅

DSC08383.jpg岡山駅前

DSC08371.jpg岡山駅西口

DSC08372.jpg岡山駅東西連絡通路

DSC08366.jpg新幹線のりば。 東京まで3時間12分で行けてしまうそうだ

再び岡山駅へとやってきて、観光案内所でパンフレットをもらった。

何となく知ってはいたが岡山は桃太郎ゆかりの地であるようで、駅前の広場には仲間を連れた桃太郎の像が、そして売店には岡山みやげとしてきび団子が並び、駅から岡山城に延びるメインストリートも”桃太郎大通り”と名が付けられているほどだ。
もちろん、岡山で選んだご当地キユーピーは桃太郎である♪

DSC08360.jpg岡山駅東口広場に立つ桃太郎とその仲間達♪ でもハトが・・・。(^^;

DSC08375.jpg売店にはきびだんごが並ぶ!これでイヌ、キジ、サルがついてくるかも?!
  ちなみに右上のお勧めとある”吉備の串だんご”、おそらく愛媛松山の”坊ちゃん団子”とまんま同じじゃないかと思う・・・。^^;


DSC04001.jpgそれぞれの県で買うことにしているご当地キューピー、岡山で選んだのはもちろん桃太郎です♪

DSC08355.jpg水槽内の異変にお気づきだろうか?! 岡山理科大学の研究で、淡水でも生きていける海水魚の飼育で(その証拠に金魚が泳いでいる)海から離れた地での養殖に期待が出来るとのこととか。

岡山の観光へと、さっそく向かった先は岡山城♪

残念ながらそれまで現存していた天守閣は昭和20年の第2次世界大戦の岡山空襲で焼失し、現在の天守閣は昭和41年に復元された鉄筋コンクリート造りの城であるという。
しかし、忠実に再現された外観に漆黒塗りの黒さがまた堂々とした城の姿に息をのんで見上げていた。
外部の壁を烏のような黒い色にしていることから別名”烏城(うじょう)”とも呼ばれ、その黒に浮かび上がるように映える金色の鯱が印象的だ。

DSC08410.jpg黒さが光るなかなかかっこいい岡山城♪

天守閣最上階までの各階には歴代城主の説明がされてあり、中でも興味深く見入っていたのが、この天守閣を築城した城主である宇喜多秀家に関する説明とビデオだった。
豊臣家の五大老の一人でもあった宇喜多秀家は天下分け目の関ヶ原の戦いでも石田光成陣営の前線で西軍最大の勢力を持って奮闘するが、小早川の裏切りにより西軍の敗戦となれば、宇喜多は子供や孫とともに八丈島に島流しをされたという。
その後は殿様から一変した貧しい生活となれば、皮肉にも、その後のこの岡山城の城主には、そんな徳川軍に寝返りをして勝敗を決定づけた小早川が入ったというから、さぞかし悔しかったことだ。

DSC08414.jpgあかずの門

DSC08418.jpgその黒さから別名”烏城”とも呼ばれてます♪

DSC08425.jpg天守閣からは岡山市街地に、また旭川を挟んで後楽園がよく見えた♪

DSC08423.jpg西側には岡山市街地

DSC08427.jpg殿様ピカチュウ?!

続いて後楽園へと向かった。

旭川を挟んで小高い山の岡山城麓に広がる大きな公園なのだが、岡山城より後の江戸時代に岡山藩主のもと出来たことから”後楽園”とその名が付けられたという。
岡山の後楽園というと水戸の偕楽園、金沢の兼六園と並び日本三名園であるが、
自分としたことが旅の初めの頃に訪れた金沢では”しょせん庭でしょ?!”なんて感じで日本三名園の価値に気がつかぬまま兼六園をスルーしてしまっている。
三名園制覇とは行いかず、今となっては悔やむばかりだ・・・。(> <)/

天守閣から見下ろしていたときも思っていたが、結構広い。
順路も示されてなければ広大な敷地と迷路のように分かれていく道に、どちらに行けばいいのか分からなくなってしまうほどであった。
ちなみに岡山城に後楽園とのお得な共通券があったので、そちらを購入して合わせて560円であった。

DSC08467.jpg日本三大名園である岡山後楽園

DSC08435.jpgめちゃめちゃひろいです。^^;

DSC08433.jpg

DSC08455.jpg

DSC08465.jpg江戸時代の築庭当時から飼われているというタンチョウの姿も!!
    ちなみにタンチョウの飼育数は、ここ岡山が日本一であるという。


大きな庭園内には茶畑なども広がっている。 
せっかくなので、そんな庭園内にある茶屋できび団子を頂くことにした。
苦い抹茶であったが、その分きびだんごの甘さが引き立っておいしかった♪
かなりの贅沢をしてしまっているが、きれいな庭を眺めながら食べるきび団子なんか、ここでしか生まれない思い出をつくって満足だ♪

ここでちょっとしたハプニングが!!
外国人観光客の女性が石段から足を踏み外したようで、頭から血を流して倒れており、救急車の担架で運ばれていく騒ぎがあった・・・。
そんな青ざめる光景もあったが、なんとなくふらふらしているだけでも、そんな庭を見ているだけでも落ち着く場所である。
四季折々の景色が楽しめるというから、また秋の紅葉がきれいな時期にでも来てみたいなと思った。

DSC08457.jpgきび団子に抹茶と合わせて300円でした・・・。(^^;

DSC08442.jpg
 
ゆっくり庭園を見終えるころには時刻は3時過ぎ、
もう一つ寄るつもりであった県立博物館であったが、入館料はなにより水墨画など興味のそそるものじゃなかっため見送る事にした。

そして明日からは離島の直島、小豆島へと島渡りをしていこうと考えているため、この日のうちにフェリー乗り場のある玉野市街地の方へと移動していくことにして岡山市街地に別れを告げた。

DSC08468.jpg岡山県庁

DSC08473.jpg

DSC08477.jpg

DSC08478.jpg玉野市街地へと国道30号線を南に

DSC08481.jpg賽峠を越えて玉野市へ

市街地を抜ける前に松屋で牛丼を食べて腹ごしらえをし、玉野市街地の宇野港まで25kmの道のりを漕ぎ進めていった。
おそらく道路拡張のための工事なのだが、道路が凸凹すぎて大変。(> <)/
そんな道がちょっと長く続き、また車通りも多いだけに苦労しながら市街地に入る手前でちょっとした峠を越えて道の駅へ。

玉野市は朝日新聞の四コママンガでおなじみの”ののちゃん”作者の生まれ故郷であるらしく、そのようなコーナーを見ていた。
大きな公園を併設する道の駅にここでのキャンプも良かったが、予定通りに峠を下って玉野市街地へ。
明日はすぐにフェリーに乗れるようにと市街地に下りてゆくことにした。

DSC08488.jpg道の駅”みやま公園”

DSC08485.jpgののちゃんコーナー♪

DSC08489.jpg途中の石材店で見かけたガンダム風ロボット、よくできている。^^;

DSC08490.jpgこのあたりの山、こういった岩山ばかりだった。

DSC08491.jpg玉野市は”ののちゃん”のふるさとだそうです♪

DSC08496.jpg峠を下れば見えてきた玉野市街地。

DSC08513.jpg宇野港のある玉野市街地に到着

宇野港に到着し、明日直島に渡るフェリーを確認、また公園は探すまでもなくターミナルそばにキャンプにもってこいのいい広場が見つかっている♪
その後は市街地のマクドで充電をさせてもらいながら日没まで過ごした。
夕飯はすき家の牛丼で簡単にすませてしまっています。(^^;

DSC08518.jpg今夜は宇野港フェリー乗り場横の広場でキャンプ


5月30日 おしまい。

走行時間 2:23[h]
走行距離 33.2[km]
平均速度 13.8[km/h]
最高速度 31.8[km/h]

天候:曇り
体調:良好

キャンプ地:玉野市宇野港 公園


[あとがき]
現在(7月5日)は山口県最後で本州最後でもある下関に来ています。
明日からいよいよ九州ですよ♪
旅の終わりを感じてくる今日この頃です・・・。^^;

前日分へのコメントにメール、ありがとうございます♪
”風ささきさんへ”雨風坂車と、自転車旅は嫌ってほどダイレクトに感じすぎですがね・・・。^^;のろのろゴールが全然見えないまま走ってきましたが、確実に終わりに近づいているんだなと、九州が近くなるとそんなことを思い始めています。
”SOOおばさんへ”山口市の瑠璃光寺へは行ってきましたよ♪四国お遍路を思出だす五重塔がよかったです♪ちなみに山口駅の素朴さには驚きました。ここが県庁所在地!?って思ってしまいましたよ。^^;
”ゆんげさんへ”祭り寿司は全然知りませんでした。(> <)/そんな岡山名物があったんですね。もうきび団子しか見てなかったです・・・。^^;

なにかお勧めの情報、場所でもあればメールください♪
yaku@docomo.ne.jp


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読んでくれてありがとうございます
クリックしてもらえるとうれしかな・・・。

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[2013/07/05 12:47] | 岡山
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乗換
風ささき
今は、のぞみからこだまに乗り換える岡山。
旅好きな人ならば暖かく見守っているけど。
違った目で見られることも多いよね。
今でなら節約だけど、贅沢しないお金を掛けない
旅こそ贅沢だと思うよ。
それにしても牛丼の日々だね、エネルギー源とし
ては良い選択かもね。
とうとう九州入り、旅の終わりを噛み締め明日も
いい旅を。

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旅807日目 「黄色い道」

予報通り雨の朝であった。

出発も撤収も出来ないまま、ただ雨音を聞きながらテントの中ですごしている。
河川敷でキャンプして正解だったなと、こうしてずっとテントを張っていても邪魔になることもなければ文句を言う人もいないような場所にのんびり出来ている。
これが公園や道の駅ならば、こうはいかなかっただろうし、ずぶ濡れになりながら撤収していたはずだ。

DSC08163.jpg昨夜は赤穂市内を流れる千種川河川敷でキャンプ

簡単なパンで朝食に膨らませた後は昼寝などして過ごしていた。

そんな感じで、早くもこの日の出発を諦めかけていたのだが、昼過ぎまではずっと降り続くと思われた雨は10時にぴたっと止む。
酸欠気味のテントから顔を出せばどんよりとした雲行き、午後からの降水確率は50%~60%を示し、撤収するか本当に迷うところだ。
多少の雨も覚悟して岡山市街地へと向かうか、それともテントの中で一日ブログに費やすか悩んだ末に前者を選んで走り出すことにした。
テントの中ではブログにはかどる気分じゃ無かったのと、早く岡山市街地に行きたかったからだ。足はうずうずしている。
しかしテントはびしょびしょ、またぬかるむ足下は荷物の置き場所もなく、常に荷物を抱きかかえながらながら、そんな撤収になかなかはかどらずにいつも以上に時間がかかってしまっていた。

しかも、ようやく走り出せたと思ったら、なんと再び雨が・・・!!(> <)/
多少の雨は覚悟していたが、出発早々に水を差されてしまえば止みそうにない雨に街のイオンへと逃げ込み、そちらのフードコートでしばらく雨宿りすることに。
すぐに雨が止むこと祈りながら、またお昼はそちらのマクドですることにした。

DSC08168.jpg走り出してすぐに雨が・・・。(> <)/

DSC08171.jpgイオンのフードコートでブログなど。

パソコンに食らいついていて外の景色に気がつかなかったが、3時過ぎには雨も上がり、アスファルトも徐々に乾き始めていた。
もうこの街で停滞かなと諦め始めていた頃で、3時を回る時刻に出発するかは大いに悩んだのも、そんな岡山市街地まで50kmと結構な距離である。

しかし小さな峠を2つ越えれば後は平坦な道のりで、もう雨も降らないだろうと思い、遅くなってしまったが岡山市街地目指して急いでサドルにまたがった。
なによりずっとイスに座ってブログしているのも疲れてきたため、そんな思いに至ったのだ。
ナイトラン覚悟で向かおうと思う。

DSC08173.jpg一つ目の鳥打峠は難なくクリア♪

DSC08175.jpg二つ目の福浦峠がちょっとキツい・・・。(> <)/
    しかし、峠を越えればそれまでの兵庫県から岡山県だ♪


国道250号線を、まずは小さな峠を2つ越えていった。

一つ目の鳥打峠は難なく越えていったが、二つ目の兵庫県と岡山県の県境でもある福浦峠が少しばかりつらかった。
また雨を吸ったサイドバッグに、いつもよりちょっとばかりハンドルが重たく感じる。
途中、自分が追いつかれる形で知り合ったロードバイク(高速走行に特化したタイヤの細い自転車)の地元おじさんと肩を並べて登ってれば楽しく話していたが、やはりキツい勾配に咳詰まってしまうことが・・・。
また、ロードバイクとはいえ息を切らすこともなく登っていくおじさんに、情けない姿を見せてしまっている。(> <)/

DSC08178.jpg福浦峠にて、おじさんに撮ってもらいました♪

そうしてしばらく併走していたおじさんと別れ、岡山からはそれまでの国道250号線が国道2号線へと合流、後はずっと平坦な道のりが市街地まで続くのだが、しかしどちらかというと、ここからが大変!!
やはり車の多さに参らされた。(> <)/
鉄筋やドラム缶を積んだ道幅いっぱいに広がる大型トラックが本当に多く、
後ろから地響きをならして近づいてきたと思えば風圧が襲いかかり、そして排気ガスを残していって行ってしまったと思えば、一息つく暇もなく次の轟きが後ろから聞こえてくるのだ・・・。
狭い道ばかりに緊張の連続、自分を抜かすに抜かせない様子の大型トラックに追いかけ回されるような形で走ることが多く、無理に抜いていく車にいつかはひっかけられてしまいそうで、命がいくつあっても足りない道のりに感じた。

そのような道のりに必死になっていたのもあるが、後から気づけば”伊部”は瓦の街、”名船”は刀の街としてそれぞれ名高い土地であったようだ。
そうとも知らずに流れ星のようにあっという間に走り抜けていってしまったが、どんな街だったのだろうか・・・。

DSC08187.jpg交通量の多い国道2号線と合流してからはハラハラの道のり(> <)/

DSC08194.jpg国道に並走して走る山陽新幹線

DSC08198.jpg岡山市は桃太郎で有名らしい

DSC08207.jpg岡山市街地へと国道250号線へ

新幹線のそばに住む家ってどうなのかなと思っていたが、電車より遙かに静かに走り去っていく彼らにびっくり。
山陽新幹線の高架を見上げながら、そんな彼らを見送った。
自分が岡山にようやくたどり着く頃には、彼らは博多に到着しているのだろう。

吉井川を越えれば桃太郎が描かれた岡山市の看板を迎え、市街地まであと少し。
市街地をバイパスに抜けていく国道2号線とは別れ、国道250号線を進と道の両側には大型量販店などの見慣れた看板が並びはじめた。
すき家で牛丼を食べてラストスパート。
と、そんな途中で声をかけてもらったおばさんがいる。
少しばかりだが道ばたで話をした。
ブログのことを話すとピカチュウに見覚えのある反応に、それが嬉しかった。
そしてお断りするも、言われるがままに餞別を頂いてしまっている・・・。
ありがとうございました♪

岡山駅までもう5kmほどの国道250号線を県道402号線との分かれ道の交差点に”点字ブロック発祥の地”の記念碑が置かれてあった。
迫る日没に急ぐためそう詳しく読むことは出来なかったが、
そばに岡山県立盲学校があったことから、1967年に個人の考えで生み出され、
またこの点字ブロックの試みが、日本だけでない世界初であったことに驚いた。
今ではどこでも見られる”黄色い道”はここから始まったのだろう。

DSC08215.jpg点字ブロック発祥の地

DSC08218.jpg

DSC08226.jpg

DSC08228.jpg

DSC08247.jpg岡山市街地(桃太郎大通り)

DSC08270.jpg岡山駅に到着♪

時刻は7時を大きく回るも長くなった日没に助けられ、まだ薄明るい岡山駅になんとか到着することができた。
きれいに輝く街のネオン、岡山が意外なほど都会的である姿に驚いた!!

自転車はその辺に止めさせてもらって、岡山駅周辺を散策♪
岡山には一度だけ来たことがあるのだが、ここまで街だったかなと正直驚いた。
ビックカメラの自転車コーナーではすり減って今日も殆どきかなかった自転車のブレーキシューを交換するために新たなものを購入。
本屋さんで立読みをしたり、お土産屋さんを覗いたりしていて楽しんでいた♪

DSC08284.jpg岡山駅東口

DSC08341.jpg駅構内を散策♪

DSC08281.jpgここ岡山が創業の地であるクラレのネオンが輝いている

DSC08288.jpg

DSC08291.jpg

DSC08308.jpg

DSC08310.jpg

公園はすぐに見つかった。

岡山城のすぐそばにある公園で、いい東屋があるのだがホームレスの方がそのまま横になっていて、離れた屋根のない場所にテントを張っている。
明日は岡山の観光をするつもりだ♪

DSC08344.jpg


5月29日 おしまい。

走行時間 3:13[h]
走行距離 55.3[km]
平均速度 17.1[km/h]
最高速度 44.1[km/h]

天候:雨のち曇り
体調:良好

キャンプ地:岡山市街地 石山公園


[あとがき]
現在(7月3日)は山口市街地にいます。

前日分へのコメントにメールありがとうございます♪
”風ささきさんへ”ブログに載せていなかっただけで、それぞれの県で探してはキューピーコレクションは結構集まっていきてますよ♪おそらく家にはキューピーの大家族が出来ていると思います。^^; 広島では宮島限定の巫女さんキューピーを買いました♪
”SOOおばさんへ”大津島のことは自分もつい最近になって知り、その過去の現実を知りたくて向かうことにしました。多くの人に知ってもらいたい島でもありましたよ。ブログに早く綴りたい思いでいっぱいです。
”ぱんらさんへ”大阪から兵庫県の端っこにある赤穂へはなかなか行けないですよね。自分なんて、赤穂がここにあったとそれまで気がつかなかったほどですよ。^^;忠臣蔵を見ると年末を感じる思い、自分もそうです!

なにかお勧めの情報、場所でもあればメールください♪
yaku@docomo.ne.jp


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読んでくれてありがとうございます
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[2013/07/03 09:38] | 岡山
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空気を切り裂き
風ささき
新幹線は、西に東にホームを通過する車両は弾丸そのもの。
車内は穏やか加速と減速と車窓の流れる風景で速さを実感できる。
国道よりも新幹線で故郷と繋がってる安心感。
雨風坂車とダイレクトに感じられる旅、お金で買えないものがそこにある。
あっという間に進まない旅、だからこそその土地で出会った人との思い出は短くても濃く記憶に残っていく。
空梅雨の間に進みそうだね。
明日もいい旅を。

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