ただいま~♪
追記:現在(7月19日)は宮崎市街地に来ています。
    ブログの投稿が遅れてすみません。(> <)/


旅811日目 「オリーブの島」

昨夜に引き続き、今朝も小雨はしぶとく降り続いていた。
炊事棟の屋根の下にテントを張ったおかげで濡れることもなく助かっているが、テントと自転車とともにちょっとばかり窮屈な中で朝食を済ませて待っている。
雨が降っているといっても、今朝の路面は所々で乾いている所があるほどだがら、この程度の雨なら濡れるほどのことでもなかった。
しかし、予報では午後から完全に上がるとのことだったのでのんびり朝食を作って、今朝はむやみにやたらに急いで出発することないだろうと、この雨が収まるのを待つことにしたのだ。

ちなみに昨夜は暗くて気が付かなかったが、炊事棟の蛇口から出てくる水が白っぽく濁っていることに今更ながら気が付き、今更ながらおなかが不安になる。
よほど長いあいだ誰にも使われていなかったのだろうか・・・!?(^_^;

DSC08898.jpg昨夜は炊事棟の軒下でテントを張って雨に濡れずに済んでます♪

DSC08900.jpg今朝も降り続ける小雨を待つことに・・・。

そうして雨との長期戦を覚悟しパソコンまで出してきたのだが、案外雨はすぐに収まり、そしてもう降りそうになかったことからテキパキ撤収を終えて、そして8時半に出発した。

今日で島を一周し岡山に戻るつもりであったので、あまり遅くなってしまうとどうしようかと思っていたところで良かった。

DSC08903.jpgこうした小さな漁村の集落をいくつも通り越していった・・・。

島の東海岸を南下していく。
ちょっとしたアップダウンを繰り返しては小さな漁村集落をいくつも通り抜けていった。

昨日キャンプを当てにして目指していた福田港では、ちょうど姫路とつなぐフェリーが入ってきたところ。
そんなフェリーを使って姫路からこの小豆島へと渡ることも考えていたが、島の裏口から入ることに気分が乗らなかったのだ。
コンビニすらない小さな港集落で、フェリー乗り場に周辺のおみやげ店ではかんこ鳥が鳴いている姿に、そうして正解だったかも・・・!?
なんてことを思いながら、おみやげ店をちょっとばかり冷やかしていったら、すぐに走り出すことにした。(^_^;

DSC08905.jpg島の裏口”福田港”

DSC08910.jpgこの小豆島と姫路を結ぶ”小豆島急行フェリー”

DSC08913.jpgここから海岸線の道は県道から国道436号線に名前を変える。
 ここから始まったと思われた国道436号線だが、海上国道として姫路に繋がっているそうだ。


DSC08917.jpg石の島だけに至る所で石のアートが見受けられる♪

途中、自転車を降りて”八人石”を見ていった。

昨日の残念石に続きまた石かと言われてしまうかもしれないが、これが良かった♪
山の方へと足を踏み入れれば、わんさかと転がる残念石の数々!!
一見するとなんてことない普通の石かもしれないが、よくよく見ればそこに石を割ろうとしてミシン目のように掘られたノミの跡や、また刻印の跡がしっかりと残る当時の苦労が刻まれていた。

ちなみに”石”と”岩”との定義の違いは、地盤にくっついておらず動かせるものならどんなに大きくあっても石と呼ぶそうなのだが、こんな岩のような巨石までも石垣として持って行こうとしたのかと驚くほど、その中でも特に大きな八人石の高さは4mもあった!!
八人石と呼ばれるのも、残念石と同じく大阪城築城のために切り出され大阪へと運ばれる予定であったが、そのあまりの大きさに割れた巨石に挟まれ、そして下敷きとなった8人の石工士が一度に犠牲になったと言われるちょっと恐ろしいところだそうである・・・。(^_^;
こんなでっかな石を持っていったら殿様喜ぶだろうなとか、そんなことを思って取り組んだのだろうか・・・。
その真相は分からないが、そばには供養のための五輪塔が置かれてあり、彼らも命がけの仕事だったんだなと思う。

DSC08919.jpg大阪城石垣石切丁場跡

DSC08931.jpg数多く残された残念石の数々!!

DSC08934.jpgノミの跡になにか遺跡っぽさを感じさせられる・・・。

DSC08940.jpg 8人の石切り人が下敷きとなった”八人石”

お遍路八十七番札所の前を通過。
札所番号札を持った坊主看板は四国遍路と全く同じものだったから懐かしさがあった。
ちなみに小豆島は弘法大師(空海)ゆかりの地であるそうで、四国遍路の縮小版ともいえる島のお遍路がこうしてあるそうだ。
それほど大きな島じゃないからあっさり回れるかと思いきや、結構島の奥深いところにまで札所が位置していたため自分は諦めている・・・。(^_^;

DSC08942.jpg

DSC08944.jpg島の八十八ヶ所札所”八十七番 海庭庵”

DSC08946.jpg橘峠を越えれば見えてきたのは安田市街地

ちょっとした橘峠を越えていった先に、ようやく街らしい街が見えてくる。
街のスーパーのマルナカで昼食の菓子パンを購入しお昼に。
ここから先の島の南側まで来ると、ようやく道は平坦な海岸線となってくれた。

そして道の駅「小豆島オリーブ公園」へとやってきた。
そこはもうオリーブの木ばかりで、オリーブ温泉にオリーブの丘、オリーブビーチに記念館など、さらには街路樹にさえオリーブが植えられた島は、晴れていたら地中海に浮かぶ島に見えたかもしれない♪
島はオリーブ繋がりでギリシャのミロス島と姉妹島にあるそうで、公園にはそんなミロス島から贈られたという風車が回っていた。

DSC08950.jpg安田市街地

DSC08960.jpg道の駅「小豆島オリーブ公園」

DSC08965.jpg道の駅のオリーブ記念館

DSC08975.jpgオリーブと瀬戸内海が地中海に見えなくもない!?^^;

DSC08985.jpgオリーブ公園にはギリシャのミロス島から贈られた風車が回っていた♪

ちなみにこの小豆島のほかに三重と鹿児島のそれぞれでオリーブの試験栽培を試みたというが、そのうち栽培に成功したのがこの小豆島のみであったことから日本のオリーブ発祥として、こうしてオリーブの島と言われるほどたくさん植えられていったという。
地中海に似た瀬戸内海の気候とあっていたのだろうか。
そんなオリーブ記念館を適当に見ていったあとは、オリーブ公園を散策。
母も好きな木で、庭先に植えていたことを思い浮かべながら公園を歩いていた。

DSC08967.jpgギリシャ風の道の駅

DSC08971.jpg日本になじむまでのオリーブの苦労が語られてあった。

DSC08968.jpgオリーブの試食も♪

DSC09017.jpgオリーブガーデン

DSC09021.jpg街路樹もオリーブの木♪

DSC09024.jpg内海湾

道の駅を出発すれば島のゴールはすぐそこ。

岡山へと戻る土庄港フェリー乗り場までここから10kmにも満たなければ、ここでちょっと寄り道。
”二十四の瞳映画村”のある大角鼻へのちょっとした半島はまたぐようにショートカットしてしまったこともあり、島の最南端へと突き出す三都半島へは寄って行くことにした。
しかし、そんなちょっとの寄り道のつもりが大変な道のり!!
なんだ!これは!!、というような急勾配の坂道にペダルが全く動かず、自転車を押して歩いていくしか無く大変な目に遭わされた!!(> <)/

ただ、そんな中でもうれしい出会いはあった。
畑仕事をする山本さんというおじさんには、苦労している自分を見るに見かねて駆けつけてもらってしまい、1kmに渡って長々と自転車を後ろから押してもらって手伝ってもらいなんとか到着したのだ。
とても助かりました、ありがとうございました。(^_^;

DSC09025.jpg島の最南端へと三都半島へ!

DSC02586.jpg急な坂道の自転車を押して手伝ってくれた山本さんと。

そうした山本さんの力を借りて何とかやってきた島の最南端であったのだが、
晴れた日には遠く海の先に徳島と淡路島を結ぶ鳴門大橋も見えると言うが、この日の橋はガスの中で、肝心の景色のほうはいまいち・・・。

そこではなんの慰めにもならないほど小さな地蔵崎灯台のみが向かえてくれた。

DSC09034.jpgせっかく苦労してやってきた島の最南端”地蔵崎”だが景色はなかった・・・。

DSC09029.jpg小さな地蔵崎灯台のみが向かえてくれている。

と、ここで野生のシカと遭遇!!立派な角の生えた大きなシカにこちらが後ずさりしてしまうほどであったが、向こうが自分に気が付くやいなや、すぐに林の中へと走り去って言ったためカメラを構える暇もなかった。

灯台の下にある公園がなかなかきれいな公園で、ここでも少しばかりのんびりと♪
きれいな公園にきれいなトイレでいて、人里離れたこの地までやってくる方は誰もいないようで、このまま岡山に戻ってしまうんじゃなくて、今夜はこちらでのキャンプもいいかなと考えたが、水が飲めないとあったことから断念。
ひと気もない場所にゆっくりできそうであったのだが残念だ。
雨水を濾過して使っているようで、これでは自炊も出来ず先へ進むことにした。

DSC09035.jpg島の最南端に位置する”釈迦ヶ鼻園地”

DSC09037.jpgきれいなトイレもあるしここでキャンプする気になっていたんだけどね、水が飲料不可とあってね・・・。(> <)/

この小豆島も直島と同じく瀬戸内国際芸術祭の会場の島のひとつなのだが、今は春と夏の部の休みの期間で、屋内展示物は見れないでいた。
しかし、一つだけ屋内展示物が行われてあって、そこで係りの方の説明を受けながら見ていった♪
アメリカ在住の日本人のアーティストの方で、この小豆島に7ヶ月間過ごして感じた思いを絵や陶芸にして表現していた。

DSC09041.jpg

DSC09044.jpg瀬戸内国際芸術祭の会場のひとつ”眺望絶佳”

DSC09048.jpg途中立ち寄った道の駅”小豆島ふるさと村”

DSC09054.jpgカエルのかわいい石像♪

DSC09070.jpg浮を使ったアート!?

DSC09067.jpg立ち並ぶ旅館と池田湾

DSC09059.jpg引き潮時だけに現れ余島へ歩いて渡れるエンジェルロード

ひとりで来るような場所ではないのだが、引き潮時だけに現れるという余島へのエンジェルロードを見て、そしてフェリーの出ている土庄港へと戻っていけば、慌ただしくもあった二日間の小豆島の一周の旅を終えた。

行きしなに利用した小豆島フェリーではなく、新岡山港に到着する四国フェリーを選び乗船、ちなみにこちらは大人が1000円で自転車が300円と安く付いているから、行きもこちらを利用するべきであったなと思う・・・。(^_^;

DSC09085.jpg土庄フェリーターミナル

DSC09079.jpgフェリー乗り場にあったオリーブのモニュメント

DSC09091.jpg 2日間旅した小豆島とお別れ

DSC09093.jpg  新岡山港へのフェリーは閑散とした船内である。^^;

日没を迎えた7時25分のフェリーに乗って新岡山港へと戻ることにした。

大きなフェリーのわりには自分以外に数人ばかりを乗せた閑散とする船内。
日没を向かえ真っ暗であるため、デッキに出て島に別れを告げることもなく眠りにつき、そして1時間半の航海もあっというま。

到着した新岡山港の周辺は倉庫やコンテナターミナルばかりが並ぶ真っ暗な場所で、自分が船から下りるやいなや、あっという間に照明が落とされる始末であった。
そこらでキャンプするつもりですぐにフェリー乗り場横に公園は見つかったが、
寂しさからどうしてもすぐに岡山市街地へと戻りたくなってしまい、暗い夜道を頑張って走ることに。
また、なにかおいしいものが食べたかったこともある。^^;

そこから岡山市街地まで10kmほどの道のりを全速力で走り、そして街明かりが見えてきたときには、もうほっと一息。
すき家で牛丼の大盛りを食べ、駅前のマクドで閉店の12時までブログをしながら過ごした後、市街地に流れる小川沿いのちょっとしたスペースにテントを張って眠ることにした。

DSC09098.jpg岡山市街地のネオンにほっと一息。^^;

DSC09101.jpg

DSC09112.jpg今夜は市街地を流れる小川のそばでキャンプ


6月2日 おしまい。


走行データー 測定ミス(> <)/

天候:曇り
体調:良好

キャンプ地:岡山市街地 公園


[あとがき]
現在(7月15日)は宮崎県延岡市です!
セミもお祭り騒ぎ、猛暑の日々にかなり苦労させられていますが、なんとか熱中症に倒れることなく頑張ってきています。^^;

前日分へのコメントにメールありがとうございます♪
”風ささきさんへ”小豆島の中央にある寒霞渓にはいかなかったです^^;山の上へと結構大変な道のりに気力がなかったですよ。しかし、後から知ったのですが結構有名なところだったんですね。(> <)/残念石、尾道の千光寺でも確かに見ましたよ!あんな高い場所の石、転げ落とす気だったんでしょうね~。^^;
”SOOおばさんへ”さすがにここまで来ると、ゴールを意識してしまいますよ。暑さに昼間は殆んど動けていないですが、着実に進んでいます。ブログは旅が終わった後も長々と続きそうです。自分が書くのが苦手だから余計に苦労してしまい、疲れて眠いだの、パソコンのバッテリーがないだの、あまり言い訳になっていないかもです・・・^^;
”由さんへ”屋久島に種子島、奄美大島とそのあたりはどこへ行くか迷ってしまいますよ^^;島々間のフェリーがないことからすべてを回るわけにもいかずよく聞く屋久島だけでも行こうと思っていたのですが、ちょうど来月に種子島でロケットの打ち上げがあるそうで、これは行かなければ!!と種子島を考えています♪
”  さんへ”今は旅にうんざりしてきたところで、次なんて考えられなくなってきてますが・・・。^^;しかし、旅が終わるとまた旅に出たくなるんだろうなと、今を後悔しないように頑張って旅をしています。どうなるかわからないですが、夢見た世界へ出るときはまたピカチュウを連れてブログでも書こうと思うので、その時はまた見てください♪
”達也さんへ”雨の日もテントですよ!最近の暑さにできればベンチでそのまま寝たいのですが、蚊が多くて結局は暑苦しいテントで寝ています。^^;

なにかお勧めの情報、場所でもあればメールください♪
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[2013/07/15 21:29] | 香川(小豆島)
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終わりのない
風ささき
旅が終わったとしても、人生の半ばでしかない。
独身の時は、夏の数日間の北海道ツーリングの為、
一年間働いていたような感じだった。
仕事を持ち家族を持つ、ごくごく普通の生活も悪く
ない。
手にいれられることは限りがある、何を優先すべ
きか、失うものと比べたり。
夢や希望は生きる力、終わることのない未来予想図。
何れにせよ最善を尽くしていけば、道は開く。
ピカチュウと共にだよね。
明日もいい旅を。

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ギー!ギー!
夜中に突然鳴り響きだした音に気味悪く思ったが、きっと潮の満ち引きから水位の変化でそうなったのだろう。
フェリー乗り場の浮き桟橋が波に揺れて、一晩中金切り声をあげていた。

DSC08742.jpg 昨夜もフェリー乗り場付近でキャンプ

それにしてもうるさい。(> <)/
しかし、くつろいでしまった今更テントを移動させるのもめんどくさく、昨夜は耳をふさいで眠っていた・・・。

旅810日目 「残念石」

小豆島へのフェリーは一日8往復。

8時半の便に乗れそうになかったため(8時半にようやく撤収を終えた)、次の10時5分の便に乗って小豆島へ渡ることにしてゆっくりとしている。

そんな余った時間は久しく目にしてなかったテレビを待合室で見たり、また短い時間ではあるがパソコンを開いてブログなどを書いて過ごし、そうしていれば案外あっという間に乗船時間を迎えた。
ちなみにフェリー代は大人1200円に自転車が430円の合わせて1630円と、思いのほか高くついてしまっている・・・。(^_^;

DSC08744.jpg 出航時刻までの1時間近くは待合室でテレビなどを見て過ごしていた。

DSC08755.jpg 小豆島行のフェリーに続々と乗り込む車

船内は団体の身体障害者さんの遠足と重なり、彼ら持ち前の明るさで大賑わい。
しかし、すぐに睡魔が襲ってからはフェリーの殆んどを眠ってしまっていたから気にはならなかった。
気になるのは天気で、昼過ぎから40%にまであがる降水確率である。

フェリーは途中、豊島の二つの港に立ち寄り、2時間近くの長旅を経て12時前に小豆島の玄関口”土庄港(とのしょうこう)”へと入っていった。
フェリーではそのほとんどを眠って過ごしていたため、まだ眠ったままのぽーっとする頭で自転車にまたがった。

DSC08760.jpg小豆島の土庄港に到着♪

DSC08778.jpg ある程度の街でほっと一安心した・・・。

DSC08788.jpg港にあった”二十四の瞳 平和の群像”

小豆島は”オリーブの島”とも言われるだけあって、港にもたくさんのオリーブの木が植えられてあった。

港では”二十四の瞳”の平和の群像が早速迎えてくれ、観光客が熱心にカメラを向けているから有名なものとすぐにわかったが、自分にはその二十四の瞳がよく分からなければ、特に思うことはなかった。
”二十四の瞳”は生徒12人のことをさしているらしく、戦時中に生きる子供達と教師の苦悩を描いた小豆島を舞台にする映画であるそうだ。
撮影セットの町が広がる”二十四の瞳映画村”まであるようだが、きっと入館料もそれなりにするだろうし自分はスルーするだろう。

市街地をでる前に、ギネスの文字に釣られてやってきたのは土渕海峡。
小豆島の中でも、さらに前島と呼ばれる付属の島と挟まれた間に延びるわずかな海峡が世界一狭い海峡としてギネスに認定されてあるそうだ。
漁船やレジャーボートぐらいしか通れないような狭いもので、その狭さから一見すると何でもない川なのだがギネスと付くだけでもおもしろく見えたのは事実であった。

DSC08802.jpg

DSC08803.jpgギネスブックにも認定される世界一狭い海峡”土渕海峡”

港に続き、街にもたくさんオリーブが植えられてあった。
瀬戸内の気候が地中海と似ているのだろうか、また島の郵便局も”オリーブの島郵便局”となってあったりする。

セブン-イレブンを見つけ、店先に置かれたベンチで簡単にカップラーメンでお腹を膨らませた。
街を出れば何も無いことは目に見えていたので、食料にカセットボンベなどの消耗品の残量をしっかりと確認してから、そうすれば島を時計回りに県道253号線を走り出すことに。
いよいよ小豆島の旅が始まった!

DSC08805.jpg街はオリーブでいっぱい♪

DSC08807.jpg土庄市街地

県道253、26号線と渡り次いで海岸線を走る。

たまに小さな漁村集落があるくらいで、そのほとんどが何にもない道のりであった。
ずっと先まで延びていく島影に島の大きさを感じ、この瀬戸内海の島々では淡路島に次いで大きな島であるが、島の周囲は120kmほど順調に行けば2日で回れてしまうだろう。
島を走り出した時にはすでにお昼だが、ちょうど島を半分ほどまで来た反対側に位置するもう一つのフェリー乗り場の福田港までと思っている。
とくにキャンプの当てがあるというわけでもないが、フェリー乗り場のそばにはよく公園があることが多いことからそうすることにした。

しかし、不安は天気の方で常に空を気にしながら走っている。
本格的に降り出してきてしまえばそこまでとなるわけで、よさそうな海岸を見つけては雨に打たれる前にここで・・・、といろいろと考えてしまうが、いまいち決めきれずにだらだら走り続けた。
ちなみに、目指す福田港は島の裏口のようだが、姫路と繋がっているそうだ。

DSC08808.jpg

DSC08811.jpg

DSC08821.jpg

DSC08823.jpg

DSC08828.jpg

途中”大阪城残石記念公園”を見学。

小豆島観光でちょっと楽しみにしていたところで、道の駅に資料館も併設されてあるところである。
そんな無料で見学できる大阪城残石資料館を見ていった。

島は良質の花崗岩産地だそうで、また豊臣氏の領地であったことや海上輸送に都合がよかったこともあり、ここから数多くの巨石が大阪城へと運び出されていったという。
また大阪夏の陣で徳川家康に破壊され、大阪城の修築の時にもここから石が切り出され、はるばる海を越えて大阪へと運ばれていった。
ここに残されたものは、その時に余ったもの、もしくは落としてしまったものなど何らかの理由で大阪城になれなかった残念な石が並んでいた。

ちなみに江戸城に東大寺参道、また法隆寺などに使われる多くの石もここ小豆島産であるそうだ。

DSC08841.jpg道の駅「大阪城残石記念公園」

DSC08839.jpg石運搬の再現、ちなみに台車から落ちてしまった石は縁起が悪いということから(落城を意味するらしい)、せっかく運んできたというのにその場に捨ててしまうという。^^;

DSC08837.jpg無料で見れた”大阪城残石資料館”

DSC08847.jpg 大阪城に向かうことなく海岸に残された”残念石”

DSC08844.jpg今もなおここに残る豆腐の型をした巨石たちには、かち割ろうとミシン目のように掘られたノミの跡やこれを運搬するにしろ苦労が見て取れた。

そんな400年前の戦国時代から今もなお石の産地であるようで、島を巡っているとあちらこちらで石材店が見られた。
昨日の直島と同じく、この小豆島も”瀬戸内国際芸術祭”の島の一つであるが、そんなアートはもちろん石でできたものばかり。

DSC08851.jpg 今でも石の産地であるようで、多くの石材店が見られた

DSC08852.jpg あちこちに転がっている石の数々!!

3時を過ぎてから、とうとう雨が降り出してきてしまった。 (> <)/

分かっていたことで多少の雨も覚悟の上で、そう強くならないことを祈りながら福田港を目指していった。
しかし、時折強く降ってくる雨にそれまでの海岸などでキャンプを決めきれなかったことを悔やみながら、またそれ以降というもの全くキャンプが出来そうにない採石場の続く道のりが続いた。
途中道ばたに見かけたポケットパークの小さな東屋の下へと、自転車とともに身を寄せて雨の様子をうかがうことにしたが、体が濡れてしまったこともありすこし肌寒い思いをしている。
10分ほどして小雨になったところで走り出し、このあたりからアップダウンも結構現れ、汗と雨にビショビショとなってしまいつらい道のりだ。(> <)/

DSC08867.jpg 山肌を大きく削り取った採石場がどこまでも続いた

DSC08864.jpg 山の上まで削り取っている。

DSC08874.jpg

DSC08878.jpg 小さな東屋で雨宿り(> <)/

DSC08883.jpg 本土と近く、海の向こうには姫路付近の山々が見えていた。

雨は強さを増すばかりで、自炊の水場が欲しいだの東屋の下でテントを張りたいだの、そんな贅沢を言っている場合じゃなくなってきては、どこでもいいからキャンプできそうな場所を探していった。
しかし、島の北東部まで来ると民家一つ無い道のりに、また山肌を断崖絶壁にまで削り取った採石場が長く続くばかりで、当てにしていた海岸が見当たらないまま。
先ほどの大阪城の残石もそうだし、そんな戦国時代から石の産地として島には47にも至る採石場があり、全国の採石の1/10にも至るという。
そんな島の素顔をみたが、それと引き替えで景観を失いつつある島の素顔を見た気がする。
そんな断崖絶壁の採石場がいつまでも続いた。

仕方なしに走り続け、そして山と海に挟まれた小さな港町までやってきた。
少しばかり奥行った吉田ダム付近にある温泉で汗を流し、休憩室で交流戦の阪神オリックス戦の試合終了を見届け(オリックス負けた・・・)、、そして再び走り出している。
温泉にのんびり浸かりたいところであったが、まだ寝床が決まっていないだけに日没を意識しながら慌ててしまっていた。
ちなみに温泉は300円と安く、それでいてシャンプーにボディーソープまで備え付けてくれているからすごくいいところであった♪

DSC08887.jpg 温泉に入ってつかの間の休息。

あてもなく集落の海辺でテントを張ろうとやってくると、そこにキャンプ場の文字が!!
地図に記載がなかったため、ここに来るまで全く知らなかったが、トイレに炊事棟もちゃんとあるところであった。

キャンプ代400円とあるが、管理人はおらずどこで支払えばいいのか分からないまま、また明日にでも考えることにして、誰もいないことから雨に当たらない小さな炊事棟屋根の下にテントを張らせてもらった。

DSC02578.jpg 偶然にやって来た海岸はキャンプ場であった♪

DSC08894.jpg 夕飯はラクなパスタです♪

DSC08890.jpg誰もいなかったので炊事棟の下でテントを張っちゃいました・・・。^^;


6月1日 おしまい。

天候:曇りのち雨
体調:良好

キャンプ地:吉田キャンプ場 (香川県小豆郡小豆島町)


[あとがき]
現在(7月12日)は大分県大分市街地です!

前日分へのコメントにメール、ありがとうございました!
”風ささきさんへ”直島の入館料の高さにはびっくりですよね。^^;しかし、外国人観光客もこの直島のアートを見にぐらいに有名だそうです。旅人でやってくる島じゃなかったのかなと、今度は誰かを連れて存分にアートの世界を楽しみたいですね♪
”SOOおばさんへ”最近は猛暑の日々が続きますよね。これだったら、まだ梅雨の雨の方がマシかも。^^;旅の1年目の夏は青森ねぶた、そして北海道へと入り、2年目の夏も信州登山を繰り返し標高の高い地域にいたのでうまいこと夏場から逃げてきたのですが、今年は苦労しそうです。^^;あと、おばさんから頂いた濡らすと冷えるタオル、毎日首元に巻いて走っていますよ!ありがとうございました!!
”ぱんらさんへ”草間さんがどんな方か知らなかったのですが、有名な方なんですね。長野の松本出身だそうで、そういえば市街地を彼女がデザインした赤い水玉バスが走っていたことを思い出しました。今は大分県で別府温泉を過ぎて大分市街地に来ていますよ。もしかしたら、ぱんらさんの妹さん夫妻とすれ違っているのかも?!自転車は駅前において散策していたので、それでは旅人と気がつかないですね。^^;しかし面白い偶然に笑ってしまいました!

なにかお勧めの情報、場所でもあればメールください♪
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[2013/07/11 10:41] | 香川(小豆島)
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オリーブ
風ささき
と言えば、ポパイの恋人。
オリーブオイルは問題ないけど、オリーブの実は苦手でサブウェイでは、オリーブ抜きです。
尾道の千光寺の横にも石切場があったでしょ。
ノミとクイで切り出し、先人は偉大だよね。
やまの上まで登ったかな、かなりの勾配だったけ
ど、絶景が待っているよね、瀬戸内の。
水分と塩分も摂り熱中症に気をつけて。
宮崎の海岸にモアイ像があるよ、公認のだから
本物と同じサイズかな?
ご当地グルメのチキン南蛮でも宮崎で、鹿児島の
白くまもだね。
もうすぐ夏休みの時期だよ、混雑を考えてのコース
を選ばないとね。
明日もいい旅を。


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小豆島だー。
二十四の瞳は戦争の哀しさを描いた……とか書こうとしても私の歳でも「小豆島で知った♪」状態だったりしますが。
最近では映画「八日目の蝉」のロケ地でも脚光を浴び。
コンパクトに見所いろいろでいいですねー。

P.S.島旅といえばこの先九州鹿児島の、屋久島種子島奄美大島はどれも見所多くぜひ見てほしいですが!


-
次は世界一週ですね!
楽しみにしてますw

こんちには
達也
いつも楽しく日記みてます!
気になったんですが、雨の日でもテントで寝るんですか?

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