ただいま~♪
旅353日目 「旅のちから」

AM 7:30 目を覚ます。

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パッとしない天気が2日間続いた後の快晴の空であり、また貴重な日でもある♪
こんないい日を逃すまいと、今朝はさっそく自転車を取りに行くことからスタート。
予定通り山形へ! といきたいところなのだが、
久々に迎えにきた自転車には滞納を逃すまいとタイヤにぐるぐるチェーンが巻かれ、
そんな何とも見苦しい姿に絶句してしまった。(> <)/
しかし無断で滞納した自分が悪く、3日分の駐輪代150円を払い事なきを得れば、
管理人さんに謝ることから話は弾み、いろいろこの先の情報を手に思わぬ収穫、
そしてまた仲良くなるといった旅の興味深さを感じるスタートとなった。

さぁ行こう、目指すは山形市街地♪
山形へは関山峠を越えるR45号のルートと、笹谷峠のR286号の二つ。
ただ笹谷峠が冬季通行止めのため、関山峠から向かうこととなった。
これが迂回するルートでちょっと面倒ではあるが、
どちらも奥羽山脈が邪魔をして山形まで容易ではなさそうなのだ。

そんな一番の難所の関山峠もライブカメラをみる限りでは雪の不安はなく、
距離にして70kmほど、
峠を一つ超えることを考えると決してラクでないので余裕を持って出発。

さよなら仙台。
と言いたいところだが、山形が終わればまた仙台に戻ってくるつもり。(笑)
 
AM 8:45 市街地を出発。

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「俺様、偉い! (≧ヘ≦)エヘン! 」
と言わんばかりのドーンと立派にそびえるガラス張りの東北大を通過、
山形まで一直線に延びる国道45号線に入れば交通量が一気に増し、
もう走りにくさといったらハンパない・・・ 
狭い道だっただけに、ちょっとのハンドルのぶれも許されず、
これにはハラハラドキドキ。 (> <)/ニョー
白線からはみ出るものかと歯を食いしばって走ってしまったこともあり、
そうそう疲れる走行から始まってしまった。

無事に街地を抜け仙台IC付近までくればすき家で朝食に牛丼♪
待ち構える峠に備えてしっかり体力をつければ再び自転車にまたがった。

そんな走れば走るほど徐々に見えてくる山々の姿に見とれつつ、
長く連なる奥羽山脈は雄大だ。
また雪化粧した姿が何とも美しいものである!(>_<)/
ただ、これを今からどこかしら越えるんだなと思うと、
威圧的な雰囲気にも感じてしまう。
それが山形まで実際の距離以上に遠く感じさせるんだろう。   

前方にそびえるのが奥羽山脈、向かう山形は山を越えた先だ。
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「愛子」と書いて「あやし」と呼ぶ変わった町名の町を過ぎ、
国道48号線、通称作並街道を進んでいく。

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併走して走っていた仙台線がなかなかの立派な鉄橋で、
JRのたくましさを感じる光景。
さらには、道ばたに並ぶ2体の大きなコケシがお出迎え♪
東北ではコケシ、また温泉地でのお土産の玩具がはじまりだそうだ。
さらにはさらには、通称ゴリラ山の鎌倉山。
ゴリラが空を見上げているそうだが、何となくああそうかな~って感じ。

立派な鉄橋!
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大きなコケシがお出迎え♪
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どうだろう、ゴリラが空を見上げているように見えるかな?
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そんななかなか楽しませてくれる道に、はたまは気温も11℃と快適な陽気♪
自転車をこぐにはもってこいの気候に汗一つ流さず、
しばらくはこの先の峠のことも忘れ、快適な走行が楽しむことができた♪

そんな山形へ急いではいるものの、ちょっと寄り道できる余裕はあった。
雰囲気のある赤れんがの建物が現れたと思うと、それはニッカウヰスキーの工場。
予約不要でも見学ができるとわかると、
時間にもまだ余裕があったのでちょっと覗いていくことに決める。
たしなむ程度でお酒のことにはまったく関心がない自分だが、
それでも工場見学は思いのほか楽しいひとときになった♪
なによりウイスキーがこれほど複雑な行程と時間を経てできるものとは知らず、
お酒の興味深さを覚えたのと共に、いい勉強になったのだ。

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お酒がすきだったらもっと楽しめただろう、
それでもガイドさんに連れられ30分ほどの簡単なガイドツアーは大満足♪
唯一残念だったのは、自転車のため最後に試飲ができなかったことぐらいだろうか。
それでも慰め?かはわからないがボールペンをいただいて、
最後は満足してここを後にすることができたのであった♪ (>_<)/

お酒の代わりにオレンジジュースだよ・・・
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ニッカウヰスキーはこのおじさんが目印だ。
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お酒の味がわかったらまた訪れよう。

そんな思いを残し、再び自転車にまたがると道は険しさを増してきた。
そうだ、この先に峠があるんだよなと一気に現実に引き戻された気分であり、
気分も一転、気を引き締めて挑むことに。

作並温泉を過ぎたあたりから本格的な山道。

作並は思っていた以上に旅館が並ぶ立派な温泉街だった。
時間があれば足湯に浸かりたかったが、さすがにもう時間に余裕はなく、
そんな足湯に浸かる人をしりめに、もくもくとペダルをこぐしかなかった。

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その後はというと坂は続く続く、どこまでも続く。(> <)/ 
5kmにわたりずーっと登りが続き、ツラい時間が続いた。

前3段、後ろ6段の18段ギアを一番下まで落とし一生懸命、
ちょっと仙台で怠けすぎたせいか、足が本調子でないようでツラい・・・

そんな苦しい中、今日は一段とたくさんの方々から声援を受けたのが励みになった。
車のスピードを自分に合わせ、「ガンバレー!!」と声をかけてくれ、
そんな多くの方に背中を押されたから頑張れたんだ。
皆の声援を”旅のちから”に変え、
登ること1時間、標高511mの関山峠をクリア、
山頂のトンネルを抜けるとすぐに山形の標識が現れ、これには素直に喜んだ。

山形入り♪ (>_<)/
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そのままビューンと下れば将棋の町、天童市街地だ。


PM 5:10 道の駅天童温泉に到着。

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名前に”温泉”とあるもののこの道の駅に温泉はなく代わりに無料の足湯♪
しかし、本当に熱く路肩の雪を入れる人など、
自分もぬるめの場所を求め、ぐるぐる湯船を歩き回っていた。
足がヒリヒリかなり熱めの足湯だが気持ちいい♪
そんな天童は将棋の駒の生産が日本一であるとか。
この足湯も将棋の駒の形に尖った湯船をしているのはおもしろいかも。

本当はここから10km先の山形市街地まで向かうつもりだったが、
すっかり日没を迎えたいま、
さらには完全に湯船に根を生やした足はというとなかなか出れず、
取り立てて何かをするわけでもなく、時間だけが刻一刻と経過するのであった。

気持ちいいですよ♪
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ちょっとの休憩のつもりが、ここで野宿の臭いが漂い始めるなか、
そんな中で出会ったのが慶太君だ。
はじめはご飯でも一緒にの話から仕舞いには泊めてくれるまでにいたり、
彼の車に自転車を積み込んで向かうこととなった。

彼の友人も含めてそば屋さんで食事♪
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左が慶太君で右が友人の岡崎さん。
楽しいひとときありがとうございました。(>_<)/

その夜は話に話して、結局眠りについたのは夜中の2時のこと。
それでも、お互い腹を割って話した思い出はずっと残る大切なものとなった。



3月1日 おしまい。


[あとがき]

「旅で自分の人生を変えることができた」
こうしてお世話になった慶太君も実はヒッチハイクで駆け回り、
”全国の都道府県で必ず一人、地元の家庭に泊めてもらう”
”それまで次の県に進まないこと”
そんなルールを自分に課して旅した9ヶ月間、
お世話になった家庭は101件だそうだ。
自転車で旅する自分を見て、
彼もまた旅の時に多くの方々にお世話になったから、
だから自分も恩返しを込めて旅人を応援したい   
そんな言葉に甘える自分も旅が終わればまた他の旅人に恩返しをしよう、
そう思えば素直に甘えることができた。
「いいんだ、君も旅を終えたら誰かを助ければいい。」
お世話になってお礼を言うとき、よくこの言葉を耳にすることが多い。
なんか、いつまでも続くステキな繋がりに感じた。

しばらく日記が滞ってすみませんです。(> <)/
コメントもありがとうございます!
今は茨城県筑波に滞在。
ここは”学園都市”と言う名がついているだけあって、研究機関が数多く並び、
そんな施設の見学を楽しんでます!
明日以降、成田空港を目指して千葉入り、
房総半島をぐるりと回っていく予定です。


天候:晴れ
体調:良好

キャンプ地:竹内慶太君の住むゲストハウス

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[2012/03/30 09:50] | 山形
トラックバック:(0) |

通り過ぎない旅
風ささき
だから、出会いも生まれるね、ソロだし、楽しんでいるね、旅が生活そのもの。
春風が吹き荒れ春の嵐で一気に季節が進んできたね、菜の花の黄色の世界がもうすぐ向かえてくれるよ。
水戸で梅は楽しめたかな、今年は梅と桜の競演が楽しめるね。
明日も(もう今日だね)いい旅を。


ペニャイダー
ウィスキー工場の暗いんだけどあったかい雰囲気がとても素敵ですねぇ。行ってみたいです(`・ω・´)

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サトシとピカチュウ みなさんコメントありがとうございます
サトシとピカチュウ
風ささき さんへ

水戸の偕楽園の梅は6分咲きと、これからでしたね。
梅の花を見ていると、ようやく冬の終わりを感じたし、雪の北海道が遠い記憶に感じるように。
これからいい時期がやってくると思うと、
楽しみですよ♪


ペニャイダー  さんへ

ウヰスキー工場の見学はお酒好きには最高ですね。
ちなみにこのニッカウヰスキー工場は北海道の札幌に程近い、余市に大きな工場がありますよ。
ぜひそこで見学していって見てください♪
あと、自転車で来たことを隠しておいたほうがいいかも。(笑)
でないと、試飲させてくれません。(> <)

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