ただいま~♪
青空が澄み渡る絶好の空、昨日はガスの中の登頂となってしまっただけに、
今日こそ登りたかった・・・、そんな悔しい思いで何度も青空を見上げてしまった。

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会津駒ヶ岳登山を終えた今、
胸中は次の至仏山へ向け、広い広い尾瀬国立公園へと再び足を踏み入れた。

旅478日目 「歩いて、歩いて・・・」

早朝から始まったパソコンを閉じることにしたのは、
村に響きわたる放送にもう8時であることに気づいたときだ。
登山を終えた心のゆるびからか、それともこののどかな村の空気せいだろうか、
それに誘われるように今朝はのんびりとした朝を過ごした。

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さて会津駒ヶ岳の登山を終え、次は花の名山として名高い至仏山へと向かう。

再び尾瀬へと戻ることに変わりはないのだが、実はルートに今朝まで悩んでいた。
要予約とある尾瀬沼のキャンプ場へ予約の電話を入れ、ようやく気持ちが固まった。
来た道を引き返すのがいちばん早くまた最短と思われるルートではあるが、
ただ同じ道を戻ってもつまらないと思い、しんどくまた遠回りになるが尾瀬沼の方へとぐるっとまわって尾瀬ヶ原へ、2日間に分けて向かうことに最後は決めたのだ。

そばを流れる川ではイワナが釣れるらしく、釣りに来たおじさんとは山の話になり、
最後は明太子が贅沢に入った大きなおにぎりにこれまた大きなホタテやソーセージなどなど、クーラーボックスから次々に出してくる豪華な食べ物に手をいっぱいにして受け取ってしまった、ありがとうございました♪

朝からお腹いっぱいにして撤収を終えるが、問題がゴミだ。

この数日間、コンビニもなければゴミを捨てれる場所も無く、
今朝も歩けばザックに結びつけたパンパンのゴミ袋はもう振り子のように踊る。
スーパーで貰えるいちばん大きな袋いっぱいまでになり、なんとかならないか・・・、
ゴミステーションをのぞくも、やはり指定のゴミ袋できれいにまとめられ、
さらに今日は資源ゴミの日らしく、そんな中とても置いていく気にはなれなかった。

ペットボトルに空き缶はリサイクルのためすぐにゴミ箱が見つかるも、
燃えるゴミはどうにもならず、結局はゴミ袋をぶらぶら携え、
AM9:45 この小さな村、檜枝岐村をあとにすることとなった・・・

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今日も道のりは長い。

檜枝岐村に別れを告げ、まず初めに国道352号線を七入りまで6kmほど歩く。
民家もない山間に延びる道だ。
そして今日は暑さがすごく応えた。 
見据える先のアスファルトは逃げ水現象で揺らぎ、もこもこ雲が夏空を演出。
青空が澄み渡る絶好の空、昨日はガスの中の登頂となってしまっただけに、
今日こそ登りたかった・・・、そんな悔しい思いで何度も青空を見上げてしまった。

頬がじりじりと焼けるのがわかり、もう夏本番だ。
それでも長袖にするのは日焼け対策で、顔にも日焼け止めを塗っている。
去年はもうこげパン肌であったので、今年の夏は気をつけようと思っているのだが、
これじゃ、また今年も真っ黒になるだろうなと思いながら歩いていた。

暑い中とぼとぼネガティブオーラ全開で歩く自分に気の毒に思えたのか!?、
1時間ほど歩いたキリンテでキャンプ場を管理するおばさんに誘われ、
自分もそろそろ重たい荷物を背負った肩を休めたいと思っていたところ。
すごく嬉かった♪
びっくりするほど涼しい風が流れる木陰の下、冷たいお茶をごちそうに♪
生ぬるい水をガマンして飲んでいたためこれがもう、すごくおいしく、
お菓子とともにゴクゴク2杯もお代わりを頂いてしまった。
このキャンプ場、500円と安くそんな会津駒ヶ岳へ登山する前日、もう少し登山口に近ければキャンプしていたんだけどな~、っと思って諦めたところだ。
今日が平日もあるが、木漏れ日が神秘的なきれいなキャンプ場にも関わらずサイトには誰ひとりとしておらず、
「福島の本当にはしっこなのにね~」っと、毎朝放射能を計測するのが日課となり、
風評被害に苦しむ姿は見ていて悲しかった。
そんな言葉になにか自分が気の利いたことを言ってあげられればいいのだが、
「そうですか・・・」しか言えない自分に悔しく、また腹が立つばかりだった。
そんなおばさんからは逆に勇気をもらい、
20分ほど休んで最後は再び元気よく歩きだすことができた。
ありがとうございました♪

かわばたキャンプ場の平野さんと♪ 
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再び尾瀬国立公園へ
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2時間ほど歩いて七入に到着、ここから沼山峠へと5.6kmほどの登山道へと入る。

ここから標高差700mほどを駆け登る登山道となりそれが沼山峠までずっと続く。
誰も通る人がいない獣道にたびたび蜘蛛の糸に絡まりながら、ひたすら登りの時間が続いた。

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途中の木道で疲れたのでザックをおろし休憩。
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ツラい・・・、 そしてなかなか見えてこない沼山峠・・・

ようやく沼山峠にたどり着いたのは3時を大きく回った時だった。

ずいぶんと歩いたため、もう足が棒のようだ・・・
ちなみに、今朝の檜枝岐村からここ沼山峠まで会津バスが走っており、
そうすればあっというまの道のりに、もちろんすごく惹かれた。
しかし、そのバス代の990円という高さもそうだが、
なにより自分の力でやり遂げないとこの旅の意味がないと決めている。
バスに乗っていたらどんなけラクだろうか、そんなねたましい思いで汗水たらしこれまで登り続けていたので、峠に停泊するバスを見たときには「どうだ、追いついたぞ!」っとひとり勝手に喜びにあふれてしまった。

ここではご褒美に自販機で冷たいアイスココアを楽しみ、
そんな山小屋価格の200円も、バス代に比べたらかわいいものに感じた。
そして、ひと汗かいた後のココアはすごくおいしかった♪

沼山峠
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ここから1時間、気合いを入れて大江湿原、そして予約したキャンプ場のある尾瀬沼へと下っていく。
これまでひとり獣道を歩くものから、整備された木道に観光客と挨拶を交わしながらすれ違うことが多くなった。
これまで悪路の登りに徹してきた足もこの整備された道には軽快に進み、
そして見えてきた尾瀬沼。
夕日に水面が光り輝く姿には、その美しさに息をのむほどだ。

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そして5時になろうかという頃、尾瀬沼キャンプ場に到着。

キャンプ場を管理する山小屋でキャンプ代金800円を払いキャンプ場へ。
そんなサイトは木のデッキが敷かれたきれいな場所だが、
「おぉ、どこまで行く・・・」っと思わせるほど、沼から離れて山の奥へ・・・
尾瀬沼湖畔に山小屋がいくつか立ち並び、そしてキャンプ場はらさらに森にへ入った鬱蒼と木々の生い茂る、いかにも熊の臭いのするサイトであった。
それが我々キャンパーが山小屋の人に熊の出没を知らせるような、
なにかいけにえのような存在でいやである・・・
山小屋に泊まる彼らは、キャンプの人がいるからと安心しているに違いない・・・
暗くなってしまえばテントから出ることなど絶対にしたくはないため、
今夜は早めに横になろうと思った。
救いは自分とほかににもう一組、夫婦で来ている方がキャンプしていることか。
ちなみに今回は母には尾瀬に再び入ること、連絡が数日間とれなくなるかもしれないことを伝えているので大丈夫なはずだ。
どうアンテナを傾けようとも圏外を示す携帯は、バッテリーも考え電源は落とした。

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水を汲んできてラーメンを作る。

水場とトイレが歩いて数分の距離にあり少し面倒で、
食器は洗ってはいけないなど、いろいろ制約があって少し面倒だ。
ちなみに山小屋では宿泊客より先にお風呂に入ることができたのだが、
そこでも石鹸の使用を禁止とあったので諦めていた。
しかしトイレのチップ制など、そんなルールが守られているからこそ、こうして尾瀬の自然が守られているんだろう。
私もわずかながらではあるが、協力しておいた。

トイレに貼ってあった説明書き、「おー」っというオコジョがかわいい。
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明日は至仏山登山だ。

盆地とはいえ、まず初めに登山口まで13kmも歩かなければいけない。
13kmも歩いた後で登山は厳しいか!?
しかもテントを背負った重装備、そんな不安が耐えない中ではあるが、
とりあえず明日は早起きをし、そしてできれば登っていこうと思う。

この日は日没の7時には眠りについた。


7月4日 おしまい。


天候:晴れ
体調:良好

キャンプ地:尾瀬沼キャンプ場 (福島県南会津郡檜枝岐村)


[あとがき]
ちなみにこのブログを投稿している今、
道の駅で栃木県警に職務質問されちゃいました(笑)

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[2012/07/19 01:27] | 福島
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歩く旅
風ささき
本当に地に足が着く、旅のスタイルだね。
道の駅に復活?
人・車の出入りが多いと、山と違い目立つようだね。
ひとつひとつクリア、前進あるのみ、登って下って戻ってくる、本当に山あり谷あり、苦労して走破した道が、そこにあるんだね。
明日もいい旅を(今日か)。

キャンプ場に向かう件が笑えました。
板垣哲夫
「鬱蒼と木々の生い茂る、~なにかいけにえのような存在でいやである・・・」
の箇所。
サトシさんは狙っているつもりじゃないかもしれないけど、真面目に書いているとかえって面白いです。
淡々としたトーンで綴られていて、じわじわと笑いがこみ上げてくる感じでしょうか。地味に笑えます。


個人的に胸に「きた」文章としては…。
「パンパンのゴミ袋はもう振り子のように踊る。」
「見据える先のアスファルトは逃げ水現象で揺らぎ、もこもこ雲が夏空を演出。」
「びっくりするほど涼しい風が流れる木陰の下」
「夕日に水面が光り輝く姿には、その美しさに息をのむほどだ。」
とか。
他にもまだありますが、挙げるとキリがないので。

なんだか、国語の先生みたいなことをやっているなあ。
添削かよって(笑)。


もう今まで、何度も繰り返して言っていますが。
サトシさんは、情景や心情をよく観察して言葉にしているといういう印象を受けますね。
自分としっかり向き合って。しっかり地に足をつけて。落ち着いて。
やはり、ネガティブなことも同じように書いているところが好感が持てます。


サトシ 皆さんこめんとありがとうございます!
サトシ
風ささき さんへ

道の駅で職務質問されたとき、他にも車中泊の人や、ベンチで寝ている人がいるのに、自分だけに職務質問とは、少しショックで・・・
山旅から久々に街に降りてきて、今はホッとする思いですよ~


板垣哲夫 さんへ

そういってもらえるとすごく嬉しいですよ。(笑)
「見据える先のアスファルトは逃げ水現象で揺らぎ」これもあとになって「揺らぎ」ではなく「踊り」としておけばよかったとか、いろんなことを考えてしまいます。
そのせいでブログの投稿が遅れているような・・・
まぁ、それでも自分も楽しんで書いているので、こういってもらえるのは書き甲斐があるというか、嬉しいばかりです!
ありがとうございます!

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この記事へのコメント:
歩く旅
本当に地に足が着く、旅のスタイルだね。
道の駅に復活?
人・車の出入りが多いと、山と違い目立つようだね。
ひとつひとつクリア、前進あるのみ、登って下って戻ってくる、本当に山あり谷あり、苦労して走破した道が、そこにあるんだね。
明日もいい旅を(今日か)。
2012/07/19(Thu) 03:27 | URL  | 風ささき #AqmfRd.w[ 編集]
キャンプ場に向かう件が笑えました。
「鬱蒼と木々の生い茂る、~なにかいけにえのような存在でいやである・・・」
の箇所。
サトシさんは狙っているつもりじゃないかもしれないけど、真面目に書いているとかえって面白いです。
淡々としたトーンで綴られていて、じわじわと笑いがこみ上げてくる感じでしょうか。地味に笑えます。


個人的に胸に「きた」文章としては…。
「パンパンのゴミ袋はもう振り子のように踊る。」
「見据える先のアスファルトは逃げ水現象で揺らぎ、もこもこ雲が夏空を演出。」
「びっくりするほど涼しい風が流れる木陰の下」
「夕日に水面が光り輝く姿には、その美しさに息をのむほどだ。」
とか。
他にもまだありますが、挙げるとキリがないので。

なんだか、国語の先生みたいなことをやっているなあ。
添削かよって(笑)。


もう今まで、何度も繰り返して言っていますが。
サトシさんは、情景や心情をよく観察して言葉にしているといういう印象を受けますね。
自分としっかり向き合って。しっかり地に足をつけて。落ち着いて。
やはり、ネガティブなことも同じように書いているところが好感が持てます。
2012/07/20(Fri) 11:58 | URL  | 板垣哲夫 #-[ 編集]
サトシ 皆さんこめんとありがとうございます!
風ささき さんへ

道の駅で職務質問されたとき、他にも車中泊の人や、ベンチで寝ている人がいるのに、自分だけに職務質問とは、少しショックで・・・
山旅から久々に街に降りてきて、今はホッとする思いですよ~


板垣哲夫 さんへ

そういってもらえるとすごく嬉しいですよ。(笑)
「見据える先のアスファルトは逃げ水現象で揺らぎ」これもあとになって「揺らぎ」ではなく「踊り」としておけばよかったとか、いろんなことを考えてしまいます。
そのせいでブログの投稿が遅れているような・・・
まぁ、それでも自分も楽しんで書いているので、こういってもらえるのは書き甲斐があるというか、嬉しいばかりです!
ありがとうございます!
2012/07/21(Sat) 12:07 | URL  | サトシ #-[ 編集]
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