ただいま~♪
北アルプスを登る!そう決めて登山に慣れるために始まった日本百名山の山旅は、
十勝岳、赤城山、草津白根山、武尊山、谷川岳、燧ヶ岳、会津駒ヶ岳に次いで、
今回で8つ目となる日光白根山の登頂を無事に終えることができた。

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どこの山が良かったか?、自分が訪ねることもあれば聞かれることも多いが、
一番の決定因子は、やはりそのときの天候だろうか。
この山も展望が特にすばらしいと耳にし楽しみにして登り詰めた山頂であったが、
自分には残念ながら今一つの山となってしまった。

なぜならそこはガスに被われ”無”に等しい世界であったからだ。
それでも白根山にのぼったことには変わりなく、やり切った感は確かにあった。

旅484日目 「霧の日光白根山」

昨夜はひとり寂しいキャンプかと思っていたが夜になって車が次々に来る来る!
みな車中泊して早朝からの登山に控えているようだ。
すれ違うこともなければ特に会話を交わすこともなかったのだが、
この暗い世界にひとりではないと思うと安心して寝むりにつき、
そして快適な朝を迎えたのかもしれない。
起きてすぐ登山開始してもいいぐらいに久々にいい目覚めとなった朝であった♪

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丸沼高原からロープウェイで始まる人気コースがあるため、
こちらからそう登る人もいないだろうと、ひねくれた昨夜ではあったが、
そんな今朝にもなれば車は10台以上にもなり団体組もいる中でわいわいにぎやかな場所へと転じ、みな登山への準備にとりかかっていた。
自分も遅れてAM6:20に起床。
圏外に天気を調べられずにいたが、絶好の登山日和じゃないだろうか、
テントの入り口を開けるとそう思わせる快晴の空が迎えてくれた♪

朝食はご飯の代わりにおもちを食べる。
そんな朝食、撤収を終えた頃には8時を回り自分が最後の出発、
この登山口も再び静かな場所を取り戻していた。
入山届けをポストに入れAM8:30、気合いを入れて山へと踏み出した!

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この日光白根山、アルプスに比べればまだまだ低い標高2317mではあるが、
関東以北では最高峰を誇り期待を胸にしている。

林道をしばらく歩きそして徐々に山道へ、白根山を北から菅沼新道を進む。
枯れた沢なのか、それとも道なのか、初めの林道では「んん、どっちだ・・・」
っとそのたびに木の枝につけられた目印の赤いテープを探していく。
木漏れ日のシャワーを浴びながら初めはそんな清々しい景色に魅せられ、
そして次第に始まる山道に今日も写真に熱が入るのだが、ここで問題が!
自分としたことが、写真のデーターをハードディスクへ移すことを忘れ、
途中からメモリーいっぱいになってしまったカメラに今日は苦労させられた。
一枚撮るたびにフォルダの中から一枚消去して空き容量を作らなければならず、
そう簡単に消せない思い出、しかし今目の前にある思い出も残したい、
そんな苦しい選択を迫られていたのだ・・・ (> <)/

弥陀ヶ池
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2時間ほど登った先に火口原湖の弥陀ヶ池が見えてくる。

エメラルドグリーンとも言える美しい色をしていた。
ここまで来ると森林限界を迎え、振り返るとそこには肩を並べた山々を見下ろし、
そして目線の高さに浮かぶ雲の景色。
それでもまだまだたどり着かない白根山の山頂、
ずいぶんと登ってきたことを実感しながら何度も振り返った。

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このままあっさりと山頂に到着出来るのかと思ったら、
白根山まであと1.1kmの札をすぎてからはそれまでとは一変、不安定な足場から両手を使ってよじ登る岩場まで現れ、気の抜けない足場に苦戦しつつ慎重に登り詰める。
しっかりしているようで浮き岩が多く、ころころ落石も!
実際、自分の踏み込んだ拳ほどの石がコトコト音を立て下を歩く年輩の女性に迫るところまで転がり、謝ることがあった。

そんな山頂までもうあとわずかというころ、
なんと、みるみる流れてきた霧に先ほどまでの青空がウソのように真っ白に覆われてしまった!!

な、なんと! 山頂に近づくにつれて霧が・・・!!
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それにしても、どうしてこうなってしまったのだろうか、
そうつぶやいてしまうのも仕方がない山頂にAM11:30、到着・・・

山の天気というのは驚くほどあっという間に変わる!
あともう少しのところで景色は一変、
瞬く間に流れ込んできた霧に包まれ、あたりは白一色になってしまった。
空気の澄んだ日には富士山まで望むという自慢の展望はもちろんない。

反対側から登ってきたロープウェイ組とも合流し、山頂はにぎやかである。
そちらはそんなにラクだったのか!?、
っと思うほど彼らは元気を持て余してもうバカ騒ぎをしていた。
人がまばらになるのを待ちながら昼食にし、そして30分後に正真正銘、
日光白根山のピークに立った。

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このまま景色も見れずに下ってしまうのももったいなく、
震える寒さに迷ったがレインウェアを着て晴れ間が訪れる瞬間を待つことにする。
しかしその後もいっこうに晴れることはなく、
結局諦めて腰を上げたのは1時間半後のことだった・・・

復路じゃつまらないと思い帰りは遠回りになるが周回ルートをとり、
五色沼、そして再び弥陀ヶ池を見て回り元来た道へ帰った。
中腹まで降りてくれば天気も回復し再び青空が覗かせるも見上げる山頂は相変わらずのようだ。
知床以来じゃないかと思うほど沼の付近では決まってたくさんの野生の鹿を見ることができ、高山植物は鹿の食害に悩ませているようで電気柵の設置などがなされていた。
実際自分もその鹿のその多さにおどろいてしまった。

この白根山は高山植物も多はずなのだが、この山で多く見られることから名のついた”シラネアオイ”もちょうど見頃を迎えたはずなのだが紫の花なんてこれっぽっちも見あたらなく、どうやら鹿の食害のためのようだ。

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五色沼まで降りてくればすっかり晴れ間、そしてすごくきれい♪
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4時に無事に登山口まで戻り、サイダーで無事ひと山終えた行程にひとり乾杯♪

少し残念な山頂となってしまったが、仕方がない。
のんびりするひまもなく出発だった、
わずかに残した金精峠を登り切り、そして日光側へと下っていくつもりだからだ。
ここでもう一泊キャンプも考えたが、携帯の圏外もあって下ることにした。

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何度も足をついて休憩し、そしてようやく見えてきた金精峠山頂のトンネル。
たかが数キロと思っていたが、登山を終えたばかりの足にはツラいのなんの、
県境まで数キロを息を切らせなんとかの思いで漕ぎ登る・・・
そんな入り口にはまるで自分の日光入りを出迎えてくれたかのようにサルの群と遭遇し、嬉しさのあまり思わずサルたちに挨拶♪
この旅で再び来るとは思わなかった2度目の栃木県入りとなり、日光へ快適に長い下りを降りていった♪

トンネルを潜ればそこは日光だ。 そして上にはサルたちがお出迎え♪
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トンネルを抜けた瞬間、目に飛び込んできた雄大な山。

それは紛れもなく次に登山を目指す男体山であった!
でかい!!
まさに名前の通りの山に感じるそのどっしりとした山容はほかの山を完全に圧倒するばかりだ。
次はこれを登るのかと思うと弱音を吐いてしまいそうになるが、
楽しみもある、そんな光景にちょっと感動しながら金精峠を気持ちよく下っていた。

雄大に構える男体山
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登山の汗を流し、街で野宿もいいと思ったそんな途中の湯元温泉街だが、
800円と高く、流れてくる硫黄の香りだけを嗅いで後にした。

ようやくブレーキをかけたのは、湯ノ湖まで降りてきたところだった。
魚の飛び跳ねた波紋のみが静かな湖面に動きを与え、ちょっと神秘的な湯ノ湖を野宿場の散策もかねて見て回る。
この内陸からではイメージがつきにくいが、この湯ノ湖から湯滝となって流れ落ちたこの水は太平洋まで流れていくらしい、これから始まる長旅の水たちを見送った。
湯滝もすごい迫力で、高さ70メートルを滝壺から間近にみれて日没のひとりだからか、轟音のなかひとり見物は不気味さを感じずにはいられないほどだ。
落ちるというよりは滑り流れ落ちる感じの滝だった。

静かな雰囲気の湯ノ湖
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迫力満点の湯滝!!
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さらに戦場ヶ原まで下ることも覚悟していたが、こちらにも公衆トイレに湯滝の駐車場にちょっとしたスペースを見つけ、日没間際になんとか一息、
しかしテントを張ってから気がついたのだが、蛇口の水も川からそのまま汲んでいるらしく、飲料不可とあるではないか!!
そんな注意書きにこの時は自炊が出来ないではないかと唖然とさせられてしまった。

試しに汲んでみるもきれいな水に見える・・・
また沸かせば大丈夫とも思うが、川から延びている汚らしいパイプに丸出しのポンプにを見ていると確かに自炊に使う気にもならず、
自分にとってありふれた水を購入するという屈辱ほど悔しいものはないのだが、
もう少し進んだ中禅師湖のキャンプ場はテント1張り1000円の値にに諦めたところで、そう考えるといろはす2本240円はキャンプ代と思えば安く、
そう自分に言い聞かせ仕方なしに自販機で水2本を購入して調理用の水とした。
ようやく圏内となったメールの返信やネット。

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明日には男体山へ登山することに決めたというよりそうなってしまった。

天気予報によると、明日の晴れを最後に再び雨が続くとあるからだ。
今日の足の疲れをゆっくり休めてから男体山へ登山を考えていたが、  
仕方なしに登山の予定を明日に早め、2日連続の登山となってしまったが大丈夫だろうか、疲労と不安を抱えて明日は登山することとなりそうだ・・・


7月10日 おしまい。


走行時間 0:46[h]
走行距離  9.5[km]
平均速度 12.3[km/h]
最高速度 42.4[km/h]

天候:晴れ
体調:良好

キャンプ地: (栃木県日光市)


[あとがき]
7月31日、現在は長野県佐久市です。
これから松本市街地へ向かい、登山の態勢を整えれば上高地へ、
北アルプスを登っていきます!

なにかお勧めの情報、場所でもあればメールください♪
yaku@docomo.ne.jp

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[2012/07/31 09:46] | 群馬
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すっかり山男だね
風ささき
鹿とサルがお友達の世界だね。
山の中、頂点を求めて。
町の中からだと遠い緑、遠い世界そのもの。
下界の猛暑を避けないとね。
下から北アルプスを攻めるだね。
いよいよ夏山の本番、いくつ頂に立てるのかな。
明日もいい旅を。

ガス
ぱんら
祝白根山登頂!

せっかくしんどいめして登っても山頂でガスに視界邪魔されるとはねえ。。。でも沼や湖や滝、綺麗な写真一杯で見応え、読み応えあったよ。

なんか文章に独特の"サトシ節"が出てきたんじゃない?上手く説明できへんけど、一文が終わりそうで終わらない。決して嫌いやないよ!慣れたらなんか病みつきになりそうな不思議なリズムがあると思う。

男体山!デカッ!!!楽しみにしてるよぉ。



サトシ 皆さんこめんとありがとうございます!
サトシ
風ささき さんへ

北アルプスは北の白馬岳からせめて行くつもりですよ!
15座制覇は厳しいかな・・・

鹿とサル、油断すると荷物をあさられそうで。(笑)
もう、いつも不安になりながら自転車を置いて登山です。(>_<)


ぱんら さんへ

サトシ節ですか。(笑)
ともあれ、やみつきになってくれるのなら嬉しいです。
いつも晴れているとは限らない、分かっていても悔しい登山でした。(> <)
ちなみに、次の男体山ではさらにショックなことが・・・

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すっかり山男だね
鹿とサルがお友達の世界だね。
山の中、頂点を求めて。
町の中からだと遠い緑、遠い世界そのもの。
下界の猛暑を避けないとね。
下から北アルプスを攻めるだね。
いよいよ夏山の本番、いくつ頂に立てるのかな。
明日もいい旅を。
2012/07/31(Tue) 22:38 | URL  | 風ささき #AqmfRd.w[ 編集]
ガス
祝白根山登頂!

せっかくしんどいめして登っても山頂でガスに視界邪魔されるとはねえ。。。でも沼や湖や滝、綺麗な写真一杯で見応え、読み応えあったよ。

なんか文章に独特の"サトシ節"が出てきたんじゃない?上手く説明できへんけど、一文が終わりそうで終わらない。決して嫌いやないよ!慣れたらなんか病みつきになりそうな不思議なリズムがあると思う。

男体山!デカッ!!!楽しみにしてるよぉ。

2012/08/02(Thu) 12:57 | URL  | ぱんら #-[ 編集]
サトシ 皆さんこめんとありがとうございます!
風ささき さんへ

北アルプスは北の白馬岳からせめて行くつもりですよ!
15座制覇は厳しいかな・・・

鹿とサル、油断すると荷物をあさられそうで。(笑)
もう、いつも不安になりながら自転車を置いて登山です。(>_<)


ぱんら さんへ

サトシ節ですか。(笑)
ともあれ、やみつきになってくれるのなら嬉しいです。
いつも晴れているとは限らない、分かっていても悔しい登山でした。(> <)
ちなみに、次の男体山ではさらにショックなことが・・・
2012/08/09(Thu) 22:59 | URL  | サトシ #-[ 編集]
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