ただいま~♪
迫りつつある大阪で晴れて日本一周のテープをきる白川さん、
自分と同じくまだまだ、四国を経て鹿児島まで南下してゆく世古さん。

129DSC07866.jpg中央が白川さんに右が世古さん。

そんな頑張る彼らを見つけたら、ぜひ声援でも贈ってほしい♪

旅636日目 「別れ」

今朝の話に戻る。
夜明け前の5時ごろに、あたりがちょっとばかり騒がしかった。

このPAで待ち合わせをしていたようで車が次々にやってきては楽しそうな笑い声。
気が気じゃなかったのも、トイレで充電させてもらっているバッテリーなどが心配だったからだ。
そんな彼らが行ってしまえば、再び静かな場所へと戻り夜明けとなった。

129DSC07815.jpgそれぞれの撤収光景

7時に起床。

山陰に隠れた日差しの届かないこの場所は特に寒かった。
白川さんはテントを張らずにシュラフだけに包まって寝ていたが、よく寝れるなと思う。
ユニクロのダウンジャケットがすぐれているらしい。

震える寒さに朝からコーヒーをガバガバ飲んでしまった。

129DSC07818.jpgモヤシたっぷり1袋入れた味噌煮込みうどんの朝食。

129DSC07823.jpgさぁ、出発だ!!

共に撤収を終え、そして走り出したのは8時半のこと。
今日も3人並んで走り出した♪

しかし、やっぱりだが今日も厳しい道のりが続く!
意気込みに反比例して、足がついてこない。 
もうこのリアス式海岸には本当に泣かされてばかりだ!! (> <)/

海に向かって突き出す山々を無理やり切り開いたような断崖絶壁の道のり、
土砂災害を考慮しての道造りであるんだろうが、何度もアップダウンを繰り返し、
まるでジェットコースターを思わせる道のりに今日も3人苦しむばかり。
おぼつかない足取りで反対車線にまで踏み込み、めいっぱいにS字を描いて登る。

言うまでもなく、その中でもいちばんの重装備にまとった自分が遅れをとり、
その差は開くばかりで、待たせてしまった2人には申し訳ないばかりだった・・・。(> <)/

129DSC07828.jpg今日も国道311号線をゆく

129DSC07831.jpgもう嫌になるってぐらいにアップダウンの連続だ~!!(> <)/

129DSC07835.jpg下りを快走する世古さん

129DSC07836.jpg熊野灘の展望はよかった♪

この3日間で随分とリアス式海岸を漕ぎ進んできたため、
紀伊半島でもキツイ山場は残すところ熊野市までとなった。

しかし、そんなわずか10kmほどの道のりが鬼のように長く感じる。
しんどいのもそうだし、なにより体温調節が難しく、
登りで汗をダラダラと流したと思えば、下りは気温7℃の風に体を震わしていた。
そんなアップダウンの連続に上着の前を開け閉めするだけですめばいいのだが、
いちいち手袋に上着を脱いだりと、そんな繰り返しが面倒で結局は汗をかいて登っていたのだ。

三浦半島に伊豆半島、この紀伊半島もそうだが半島の海ってどこもきれいだ。
突き出した分、常に海流に洗い流されるのだろうか、
緯度に関係なく、南国の海に砂浜は光って見えるほどキレイなものだった。
ちょっとした角度でまた表情を変える景色に、
3人、何度も立ち止まってはそろってカメラを向けていた。

今が夏であったら3人海へと飛び込んでいたことだろう、そんな目を奪うキレイな海が印象的だった。

129DSC07839.jpg

129DSC07842.jpg

129DSC07843.jpg

129DSC07845.jpg

129DSC07848.jpg

129DSC07852.jpg

国道42号線に合流すると熊野市街地まであと少し。

大きな赤鬼のモニュメントに鬼ヶ城の矢印、鬼ヶ城ってなんだろう!?、
皆で首を傾げ考えたのだが、お腹が空いているのと、また進路からチョットばかり外れることもあって立ち寄らずにそのまま先へ。
のちに判ったのだが、荒波によって削られた奇岩が並ぶ景勝地であったらしい。
そして3人とも待ちに待った熊野市街地で昼食をとった。

街を出てすぐに現れたのは、メールでも教えてもらって気になっていた獅子岩。
獅子座を思い浮かべてもなかなか本来の姿が思い浮かばずにいたのだが、
そこには海に向かって雄叫びをあげているかのような、凛々しい獅子。
その奇跡ともいえる自然の芸術に3人共に笑みがこぼれた。
そしてそろって記念写真、それが冒頭の写真だ。
それにしても、今にも動き出しそうな姿をしている獅子♪
本当によくできた岩で、世界遺産”紀伊山地霊場・参詣道”のひとつでもあった♪

129DSC07873.jpg獅子岩にて♪

129DSC07871.jpgすごい! 海に向かって雄叫びをあげているかのようだ!!

渚100選に選ばれその全長が25km、
約7厘にも渡るということで七里御浜(しちりみはま)と呼ばれる日本最長の海岸。
それを横目に国道42号線を進んだ。

ちなみにこの海岸では夏場になるとアカウミガメが産卵しにくるということで、
道の駅「紀宝町ウミガメ公園」には水族館顔負けともいえるたくさんのウミガメが泳いでいたのだ。

129DSC07874.jpgウミガメを見たのは沖縄の美ら海水族館以来かも♪

129DSC07880.jpgアカウミガメやアオウミガメ、タイマイなどが5匹ぐらい泳いでいた♪

129DSC07891.jpgカメ仙人!?甲羅にびっしりと着いた藻が縁起がといいとか・・・^^;

129DSC07875.jpg道の駅「紀宝町ウミガメ公園」

またこのあたりはミカンが有名であるようで、至る所でミカンが安く売られている。
たとえば8個ぐらい入って100円といったところ♪
走る国道からひとつはいった県道はオレンジロードと名付けられていたほどだ。

伊勢からの4日間というもの、長く苦しめられてきたリアス式海岸特有の激しい起伏道であったが、ここから道は揺るぐことのない平坦な道のりに、もう快適そのもの♪
これまでの鬱憤を晴らす時速20kmオーバーの快調ペースで走り続けていった。

紀宝町を最後に熊野川を渡り、そして三重に別れを告げて和歌山入り!
新宮市街地へと3人揃って入っていった。

129DSC07902.jpg熊野川を越えて和歌山入り!

市街地に入り早速、足を止める場所がある。
和歌山に三重、そして奈良と3県にまたがり至るところに点在するため、いまいち理解していなかった2004年に指定された世界遺産”紀伊山地霊場・参詣道”。
そんな世界遺産群のひとつ、3つの神社の総称である熊野三山のひとつでもある熊野速玉大社へと足を運んだ。

神社仏閣にあまり関心のない白川さんに世古さんを待たせてしまったが、
いつものように御朱印をもらい、そしてひとり拝殿で参拝をすませる。
歴史的に評価されてのことだろうか・・・、
世界遺産であることを自慢げに示す石碑以外は至ってよくある神社の姿であった。

129DSC07904.jpg

129DSC07913.jpg

129DSC07912.jpg

129DSC07916.jpg世界遺産”紀伊山地霊場・参詣道”のひとつ、熊野速玉大社

この旅で世界遺産をくまなく回ろうと意気込んでいるものの、実はこの”紀伊山地霊場・参詣道”に至っては自分もどこがどうであるのか把握し切れていない世界遺産で、とりあえずは熊野三山と呼ばれる3つの大社を巡ることにしている。
2つ目となる熊野本宮大社へはこの街から内陸への寄り道。
寄り道といっても内陸へ片道40kmほどと1日掛かりのものに、先を急ぐ2人を付き合わせるわけにも行かず、そのため内陸へと進路を北に取る自分は白川さんに世古さんとこの街で別れることになってしまった。
大阪に帰る白川さんに、自分と同じく鹿児島まで南下していく世古さんと同じ進路にもかかわらず、またともに走り楽しんだ仲間とあってすごく残念であった・・・。


最後に3人”浮島の森”に”徐福公園”へと向かった。

浮島の森は新宮駅からすぐの市街地のど真ん中にあり、沼に島が浮いているとのことで楽しみにして向かったのだが、周りは木々で目隠しされ入り口ではお金を取るものであった。
わずか100円であったが、そのケチな姿勢に3人で幻滅・・・、
またちょっとばかりではあるが外からでも浮島を見ることが出来たため、
車に誰もいない駐車場をいいことに自転車を交換して試し乗りをしたぐらいで入ることはなかった。

ちなみにそんな浮島、正式な場所から見たわけでは無いため決めつけたことことは言えないのだが、濁った水にそんな浮島が思った以上に大きく、また鬱蒼と生い茂る木々に島の全体像を把握しにくいももの。
そのため島が本当に浮いているのかはよく分からず、ちらっと見えただけで確認するすべがないだけに何ともいえないが、しかしこんな大きな島が本当に浮いているとすると驚くばかりだ。
ちなみにこの浮島、昔は風が吹けば島が揺れたそうである。

129DSC07917.jpg入り口にはゲートに、しかも入場料100円・・・

129DSC07919.jpgチラッと見える浮島の森、浮いている!?^^;

また徐福公園は中華街を思い起こさせる色鮮やかな中華門。

なんでも中国、秦の国に使える徐福氏が噂を聞きつけ、
秦王に命じられた不老不死の薬を求めてはるばるこの地へとやってきたとのこと。
もちろんそんな夢のような薬が無ければ、この地で亡くなった徐福氏を思っての公園であった。
どちらかというと、そんな薬はそちら中国にありそうなものだが、はるばる日本までやってきて徐福氏は何を思ったのだろうか。
王に命じられていやいやなのか、それと本当にあると思ってなのか。
そんな彼の石像をみて考えていた。
”公園”とあって、今夜はここでキャンプでも出来ないかなと思ってたが、
ちょっとここではムリのようだ・・・。

129DSC07923.jpg横浜の中華街を思わす徐福公園

129DSC07922.jpg
不老不死の薬を求め、はるばる日本まで船来してきた徐福氏

日没までに揃って10kmほど先の道の駅「那智」を目指す2人とここでお別れ。
最後は握手のもと、またどこかで会えることを願って背中に手を振った。
ありがとう、そしてお気をつけて。

129DSC07921.jpg

129DSC07924.jpg
お気をつけて!、そしてまたどこかで・・・

40kmほどと内陸へ進むことになる熊野本宮大社へは明日に向かうことにして、
その後はこの街でのんびりとする。
と言っても、オークワにあったマクドで必死にブログと戦っている。
久々の銭湯で汗を流しさっぱり。
連日のアップダウンに体は乾いた汗でベトベトだったし、
またこの12月の凍える寒さの中で湯船は天国であったのだ♪

129DSC07925.jpgオークワのマクドでせっせとブログ^^;

夜は市内の公園でテントを張って寝ることに・・・。
銭湯から公園まで気温4℃の冷たい風が吹く中走って辛いほど寒かった。

129DSC07926.jpg夕飯は半額弁当

129DSC07928.jpg久々の銭湯でサッパリ♪

129DSC07930.jpg町中の小さな公園でキャンプ、
   目の前がアパートで通報されないかちょっと不安 ^^;


明日は内陸に向かって進むため、その道のりが気が気じゃない。
川に沿って延びる道だから、そうキツい登りになることは無いと思うのだが・・・。


12月9日 おしまい。


走行時間 3:30[h]
走行距離 49.1[km]
平均速度 13.9[km/h]
最高速度 41.8[km/h]

天候:晴れ
体調:良好

キャンプ地:


[あとがき]

なにかお勧めの情報、場所でもあればメールください♪
yaku@docomo.ne.jp

旅全記事リスト http://teriyaki830.blog.fc2.com/archives.html

読んでくれてありがとうございます
クリックしてもらえるとうれしかな・・・。

にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周へ
スポンサーサイト

[2012/12/13 08:56] | 和歌山
トラックバック:(0) |

自分のペース
風ささき
好みも自転車も体力も違う、小さなチームの中で
バランスを取りペースを合わす。
社会で求められるチームワーク。
その中では、個性をむき出さず我を消し去る。
主役でもあり脇役でもある。
相手を知り自分が気がつかない一面を知る。
なんでもない日常も、その繰り返しなんだろうね。
プライベートの今は、思う存分、自分らしい歩みで
進める時。
冷えた弁当、湯冷めしそうな銭湯の帰り、マイナスの野宿の朝、自分らしいサトシくんらしい行動
パターン。
明日もいい旅を。


田中
いつも見てます。体に気をつけて頑張って!!


白川
お疲れ様です。白川です。

元気に走ってますか~??
こちらは一昨日、無事に大阪の実家に到着してゴールを迎えました。
旅の終盤にチャリダーと出会えてほんまに良かった。
一緒に走れて楽しかったよ。

サトシくんとは装備の重さが違いすぎやし、走ったルートも旅した期間も全然違うから、こんなんで本当に日本一周したと言っていいのか、サトシくんの姿を見て思ってしまうよ。。
それぐらいほんまにすごい事成し遂げようとしてるよね。
最後まで怪我無く自分のペースで走り抜けて下さい。

また大阪帰ってきたら一緒に走ろう。

風ささき さんへ
サトシ
チームワークと言っても、明らかに自分のペースが遅いみたいですけどね。^^;
もう、彼らについていくのも必至で・・・。(> <)/
しかし楽しかったです♪
気ままな一人旅がいいけど、こんな旅もいいなと思いましたよ♪


田中 さんへ
サトシ
それはありがとうございます!
なかなかリアルタイムに追いつかないブログですみません。(> <)/
これからもよろしくお願いします♪

白川 さんへ
サトシ
白川さん、日本一周おめでとう~♪
ずいぶんと足を引っ張ってしまってすみませんでした。^^;
自分のゴールはまだまだ来年の春ごろカナ。
また同じ大阪ということで、どこかで一緒できる日を楽しみにしてます♪
ありがとうございました! (>_<)/

コメント:を閉じる▲
コメント:
この記事へのコメント:
自分のペース
好みも自転車も体力も違う、小さなチームの中で
バランスを取りペースを合わす。
社会で求められるチームワーク。
その中では、個性をむき出さず我を消し去る。
主役でもあり脇役でもある。
相手を知り自分が気がつかない一面を知る。
なんでもない日常も、その繰り返しなんだろうね。
プライベートの今は、思う存分、自分らしい歩みで
進める時。
冷えた弁当、湯冷めしそうな銭湯の帰り、マイナスの野宿の朝、自分らしいサトシくんらしい行動
パターン。
明日もいい旅を。
2012/12/13(Thu) 21:30 | URL  | 風ささき #-[ 編集]
いつも見てます。体に気をつけて頑張って!!
2012/12/14(Fri) 04:31 | URL  | 田中 #kuX..F9k[ 編集]
お疲れ様です。白川です。

元気に走ってますか~??
こちらは一昨日、無事に大阪の実家に到着してゴールを迎えました。
旅の終盤にチャリダーと出会えてほんまに良かった。
一緒に走れて楽しかったよ。

サトシくんとは装備の重さが違いすぎやし、走ったルートも旅した期間も全然違うから、こんなんで本当に日本一周したと言っていいのか、サトシくんの姿を見て思ってしまうよ。。
それぐらいほんまにすごい事成し遂げようとしてるよね。
最後まで怪我無く自分のペースで走り抜けて下さい。

また大阪帰ってきたら一緒に走ろう。
2012/12/16(Sun) 19:57 | URL  | 白川 #-[ 編集]
風ささき さんへ
チームワークと言っても、明らかに自分のペースが遅いみたいですけどね。^^;
もう、彼らについていくのも必至で・・・。(> <)/
しかし楽しかったです♪
気ままな一人旅がいいけど、こんな旅もいいなと思いましたよ♪
2012/12/22(Sat) 20:24 | URL  | サトシ #-[ 編集]
田中 さんへ
それはありがとうございます!
なかなかリアルタイムに追いつかないブログですみません。(> <)/
これからもよろしくお願いします♪
2012/12/22(Sat) 20:26 | URL  | サトシ #-[ 編集]
白川 さんへ
白川さん、日本一周おめでとう~♪
ずいぶんと足を引っ張ってしまってすみませんでした。^^;
自分のゴールはまだまだ来年の春ごろカナ。
また同じ大阪ということで、どこかで一緒できる日を楽しみにしてます♪
ありがとうございました! (>_<)/
2012/12/30(Sun) 12:30 | URL  | サトシ #-[ 編集]
コメント:を投稿
URL:

パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック:
この記事のトラックバック URL
この記事へのトラックバック: