ただいま~♪
旅797日目 「炭酸温泉」

風邪はというと熱っぽさはないのだが相変わらずくしゃみに鼻水に苦しんでいる。

すぐそこまでやってきた有馬温泉は、関西では城崎温泉と肩を並べる有名な温泉地。
治りそうで治らない、そんな体をのんびり有馬の湯に浸かって休めようかと思う。
しかし、心配なのが天気・・・。
今朝はまだ晴れ間をのぞかせるが、午後からどんどん天気が悪くなってくるようで、一日雨の予報であったからだ。
まともに移動できるのも午前のうちだろう、そうと分かればぐずぐずしている暇はなく、有馬へと急ぐことにした。
トイレもなければ水場もない川岸で昨夜はキャンプしたため、コンビニでクリームパンを朝食とし、再び三田駅前に戻って来てトイレなどすませてから出発した。
このとき7時50分であった。

519@DSC06161.jpg昨夜は三田市街地を流れる武庫川でキャンプ

国道176号線を南下、中国自動車道をくぐり抜けた先で有馬へと県道82号線へ移る。

一時的に西宮市を通過して、それまでの三田市から神戸市へと入っていった。
もう神戸なんだ・・・、そんな思いであった。
すぐそこに迫る”フルーツフラワーパーク”への案内板が並び、家族で何度かやってきたことがあったところなので嬉しい懐かしさがこみ上げてくる。
ちなみにオランダ風の建物が並ぶ花のテーマパークのようなところで、
車で連れられてきては”ずいぶんと遠くまで来てしまった”なんてよく思っていた。
それだけに、こんなところを自転車で走る自分が不思議に、そしてまたいつか家族でやってきたいなと、そんなことを思いながら走り抜けた。

519@DSC06169.jpg

519@DSC06171.jpg国道176号線を快走♪

県道に入ってからはそれまで快適に走り進めてきた足が急に重くなった。
温泉街はちょっとばかり山の上あり、背中に汗を滲ませながら、それでもこれから浸る温泉を楽しみにやってきている。

さすがは全国を代表する温泉地。
そんな有馬に近づくにつれ、同じく有馬温泉に向かうと思われる車で道は渋滞し、
路肩もほとんどない狭い道に思うように車の脇を抜かせず、そうした渋滞の列に挟まれながらゆっくり進むこととなった。
急な坂道だけにこぎ始めの坂道発進には、車にぶつかりそうでかなりの苦労ものだ。
車に擦り付けてしまったらどうなるのだろうか、やはり旅が終わってしまいそうな気がしている・・・。

519@DSC06175.jpg有馬温泉に近づくにつれて渋滞が・・・。(> <)/

そうして苦労しながらも、温泉街には10時に到着した。

有馬は熱海を思い出すような急斜面に街がへばりつくように、そしてひしめき合うように立ち並ぶ旅館におみやげ店、また路肩もほとんどないため歩行者と車がぶつかり合いそうなほどだった。
きっと六甲山を登ってきたのだろう、そんな登山装備にまとった方も多くいた。
すっかり忘れていたが、世間では休日。
多くの人でにぎわい、道はというと行き場に困らせた車で長蛇の列が続き、やっかいな日に来てしまったようだ。

そんな坂道に人混み、具合の悪い自転車は重荷になるばかりで仕方がなく、真っ先に自転車の置き場所を探し回った。
多少の雨なら防いでくれそうな、橋のたもとに生える大きな木の下に自転車を置かせてもらってからはカメラ片手に歩いて温泉街をぶらぶらとすることに♪

519@DSC06182.jpg有馬温泉に到着♪(太閤橋)

519@DSC06179.jpg神戸電鉄有馬線”有馬温泉駅”

519@DSC06244.jpg賑わう温泉街(太閤通り)

519@DSC06208.jpgちょうど小猿が芸をするところ♪

519@DSC06251.jpg有馬の湯は豊臣秀吉も愛した地で、秀吉の妻の”ねね”の姿が。

519@DSC06212.jpg

519@DSC06225.jpg温泉寺

519@DSC06234.jpg人々で混み合う湯本坂(金の湯前)

有馬温泉の歴史は古く、日本書紀にも書かれれば日本最古ともいわれ、
愛媛の道後温泉に和歌山の白浜温泉とともに日本三古湯に数えられるそうだ。
ギャラリーで簡単に有馬の勉強をした後は、観光案内所でもらったパンフレットを手に炭酸泉源公園へとやってきた。
人で込み合う表通りとは一転、こちらは観光客もここまではほとんどやって来ることのない温泉街の外れと言ったところであるが、炭酸温泉を飲める飲泉場があってわざわざやってきたのだ。

飲泉とある蛇口をひねればピリピリと喉ではじける感覚!
疑わしさ半分で口にして本当であったから驚いた、炭酸だ!!
ただ、風邪を引いた喉にはちょっと刺激的かもしれない・・・。(^^;
甘さのない炭酸の水なのでお世辞にも旨いとは思えなかったが、昔から有馬の人は砂糖を加えてサイダーを楽しんでいたというから、蛇口からサイダーなんて何ともうらやましい話に聞こえた。(> <)/

519@DSC06271.jpgギャラリーで簡単に有馬の勉強

519@DSC06224.jpg誰もいない静かな炭酸泉源公園

519@DSC06223.jpg炭酸泉源

519@DSC06222.jpg蛇口からサイダー♪ 今度は砂糖を持ってこようかな(笑)

そんな炭酸泉を利用した、有馬と言えばなにより炭酸煎餅が有名である。
数多く軒を連ねる老舗の炭酸煎餅の店からは、大判焼きのような鋳型で一枚づつひっくり返しながら丁寧に焼いているのが驚いた。
そしてこれがまたいい匂いで、屋台のベビーカステラのような甘い香りにあちらこちらで鼻をたててしまう。
そんな炭酸煎餅は意外と高級菓子で、茶筒のような缶容器に入れられ高くて諦めていたのだが、そんな自分のような貧乏人を見越してなのか、嬉しくも割れてしまって売り物にならない煎餅の袋詰めが110円とあるのを見つけ、これには迷わず購入!!
もちろん、割れているだけで味には変わらないのだから、なんだか得した気分で炭酸煎餅を楽しむことができている♪

そうして一通り街を見終えた後は温泉へと向かうことにした♪
日帰り温泉はちょっと高い”金の湯”に、少しばかり安い”銀の湯”があり、
もちろん、安い方の銀の湯へと入ることにした。
それでも550円もするが、有馬温泉でこれならば安い方だろう。(ちなみに一番高い日帰り湯ではなんと2400円!!)
人で込み合う金の湯と比べ、こちらはずいぶんとひと気の少ない上の方まで上がってきたところで、それでもきれいな施設に大満足♪
のんびり有馬の湯を堪能していた♪

519@DSC06237.jpg高価な炭酸煎餅・・・・。

519@DSC06276.jpg割れて売り物にならなくなった炭酸煎餅が110円とお買い得♪

519@DSC06216.jpg人で込み合う金の湯!!

519@DSC06273.jpgいっぽう、自分の入った銀の湯は寂しい感じ、しかしきれいな施設であった♪

お昼からのんびり温泉にいい気分~♪
ときているのだが、その後が最悪・・・。

さっぱり気持ちよくして出てくれば、ポツポツまさに雨が降り出したところ・・・。
いつもならなんてこと無い小雨でも、きれいにしたばかりの体に気が引けた。
だからといって一日雨マークの日に雨宿りなんてらちがあかないため、雨の中の強行突破。そして向かうは5km先のマクド。
ただひたすらペダルを漕ぎ進めて黙々と進むも、どんどん濡れていく。
何のための温泉だっただろう・・・。そして風邪がひどくなりそうだ・・・。
びしょびしょになりながらテンションをがた落ちにさせて20分ほど走り、マクドでと駆け込んだ。
神戸電鉄岡部駅前にあるショッピングセンター内に入るマクドで、
それからは休日の込み合う店内の端で肩身を狭くしてブログをしていた。

519@DSC06297.jpg

519@DSC06303.jpg

いいのか悪いのか、おかげさまでブログは多少進めることができているが、
結局日没まで降り続いた雨に、この日はマクドにこもりっぱなしだった。

夜になってようやく雨は上がり、幸いにもショッピングセンターのそばに大きな公園が隣接されてあって、そちらで今夜はキャンプとした。

519@DSC06309.jpg

明日はいよいよ自分の生まれ故郷である神戸の街へと入っていけそうだ、わくわしてしまう♪


7月21日 おしまい。


走行時間 1:35[h]
走行距離 17.9[km]
平均速度 11.2[km/h]
最高速度 33.8[km/h]

天候:晴れのち雨
体調:良好

キャンプ地:神戸電鉄 岡場駅近くの公園 (兵庫県神戸市北区)


[あとがき]
前日分の日記にもたくさんのコメントありがとうございました♪
直島に小豆島巡りを終えて、現在は(6月3日)岡山市街地へと戻ってきています。
芸術の島”直島”は本当に良かったですよ。(お水ありがとうございました♪)
小豆島も意外な一面を持ちあわせていて、ともに楽しめる島でした。
この先は、備中松山城へ向かったあと、岡山からそして広島へと移動していく予定です。
いよいよ梅雨入りをしたみたいですね・・・。(> <)/

なにかお勧めの情報、場所でもあればメールください♪
yaku@docomo.ne.jp


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読んでくれてありがとうございます
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[2013/06/03 08:55] | 兵庫
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ふるさとを
風ささき
近くにて思うだね。
天気、雨さえ降らなければ何とかなるんだけどね。
それも、自然のなせる業。
お風呂のあとに屋根の下で寝れればいいのに、
そういう旅のスタイルを選ばなかったんだから
仕方ないよね。
体調くずさないよう、西に向け走ってくださいね。
明日もいい旅を。

いい湯だな
ぱんら
有馬温泉ちょー懐かしい。お土産はいっつも炭酸せんべい。子供の頃はあんまりおいしいと思えへんかったけどね。口の中でシュワシュワするのは気のせいかな?

慣れ親しんだ地元周辺をチャリダーとして旅するってどんな感じ?ちょっと変わった経験かも?地元をゴール地点にしなかったからこその貴重な経験かもね。


有馬だー。
去年の12月に行った時、銀の湯は改装工事中だったので今はぴかぴか?
草津(群馬)、有馬、下呂(岐阜)で三名泉。
さすがにいつでも人気ですねー。
ちなみに、草津、道後(愛媛)、白浜(和歌山)で三古泉です。

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この記事へのコメント:
ふるさとを
近くにて思うだね。
天気、雨さえ降らなければ何とかなるんだけどね。
それも、自然のなせる業。
お風呂のあとに屋根の下で寝れればいいのに、
そういう旅のスタイルを選ばなかったんだから
仕方ないよね。
体調くずさないよう、西に向け走ってくださいね。
明日もいい旅を。
2013/06/03(Mon) 12:06 | URL  | 風ささき #-[ 編集]
いい湯だな
有馬温泉ちょー懐かしい。お土産はいっつも炭酸せんべい。子供の頃はあんまりおいしいと思えへんかったけどね。口の中でシュワシュワするのは気のせいかな?

慣れ親しんだ地元周辺をチャリダーとして旅するってどんな感じ?ちょっと変わった経験かも?地元をゴール地点にしなかったからこその貴重な経験かもね。
2013/06/04(Tue) 08:07 | URL  | ぱんら #-[ 編集]
有馬だー。
去年の12月に行った時、銀の湯は改装工事中だったので今はぴかぴか?
草津(群馬)、有馬、下呂(岐阜)で三名泉。
さすがにいつでも人気ですねー。
ちなみに、草津、道後(愛媛)、白浜(和歌山)で三古泉です。
2013/06/06(Thu) 08:31 | URL  | 由 #-[ 編集]
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