ただいま~♪
旅807日目 「黄色い道」

予報通り雨の朝であった。

出発も撤収も出来ないまま、ただ雨音を聞きながらテントの中ですごしている。
河川敷でキャンプして正解だったなと、こうしてずっとテントを張っていても邪魔になることもなければ文句を言う人もいないような場所にのんびり出来ている。
これが公園や道の駅ならば、こうはいかなかっただろうし、ずぶ濡れになりながら撤収していたはずだ。

DSC08163.jpg昨夜は赤穂市内を流れる千種川河川敷でキャンプ

簡単なパンで朝食に膨らませた後は昼寝などして過ごしていた。

そんな感じで、早くもこの日の出発を諦めかけていたのだが、昼過ぎまではずっと降り続くと思われた雨は10時にぴたっと止む。
酸欠気味のテントから顔を出せばどんよりとした雲行き、午後からの降水確率は50%~60%を示し、撤収するか本当に迷うところだ。
多少の雨も覚悟して岡山市街地へと向かうか、それともテントの中で一日ブログに費やすか悩んだ末に前者を選んで走り出すことにした。
テントの中ではブログにはかどる気分じゃ無かったのと、早く岡山市街地に行きたかったからだ。足はうずうずしている。
しかしテントはびしょびしょ、またぬかるむ足下は荷物の置き場所もなく、常に荷物を抱きかかえながらながら、そんな撤収になかなかはかどらずにいつも以上に時間がかかってしまっていた。

しかも、ようやく走り出せたと思ったら、なんと再び雨が・・・!!(> <)/
多少の雨は覚悟していたが、出発早々に水を差されてしまえば止みそうにない雨に街のイオンへと逃げ込み、そちらのフードコートでしばらく雨宿りすることに。
すぐに雨が止むこと祈りながら、またお昼はそちらのマクドですることにした。

DSC08168.jpg走り出してすぐに雨が・・・。(> <)/

DSC08171.jpgイオンのフードコートでブログなど。

パソコンに食らいついていて外の景色に気がつかなかったが、3時過ぎには雨も上がり、アスファルトも徐々に乾き始めていた。
もうこの街で停滞かなと諦め始めていた頃で、3時を回る時刻に出発するかは大いに悩んだのも、そんな岡山市街地まで50kmと結構な距離である。

しかし小さな峠を2つ越えれば後は平坦な道のりで、もう雨も降らないだろうと思い、遅くなってしまったが岡山市街地目指して急いでサドルにまたがった。
なによりずっとイスに座ってブログしているのも疲れてきたため、そんな思いに至ったのだ。
ナイトラン覚悟で向かおうと思う。

DSC08173.jpg一つ目の鳥打峠は難なくクリア♪

DSC08175.jpg二つ目の福浦峠がちょっとキツい・・・。(> <)/
    しかし、峠を越えればそれまでの兵庫県から岡山県だ♪


国道250号線を、まずは小さな峠を2つ越えていった。

一つ目の鳥打峠は難なく越えていったが、二つ目の兵庫県と岡山県の県境でもある福浦峠が少しばかりつらかった。
また雨を吸ったサイドバッグに、いつもよりちょっとばかりハンドルが重たく感じる。
途中、自分が追いつかれる形で知り合ったロードバイク(高速走行に特化したタイヤの細い自転車)の地元おじさんと肩を並べて登ってれば楽しく話していたが、やはりキツい勾配に咳詰まってしまうことが・・・。
また、ロードバイクとはいえ息を切らすこともなく登っていくおじさんに、情けない姿を見せてしまっている。(> <)/

DSC08178.jpg福浦峠にて、おじさんに撮ってもらいました♪

そうしてしばらく併走していたおじさんと別れ、岡山からはそれまでの国道250号線が国道2号線へと合流、後はずっと平坦な道のりが市街地まで続くのだが、しかしどちらかというと、ここからが大変!!
やはり車の多さに参らされた。(> <)/
鉄筋やドラム缶を積んだ道幅いっぱいに広がる大型トラックが本当に多く、
後ろから地響きをならして近づいてきたと思えば風圧が襲いかかり、そして排気ガスを残していって行ってしまったと思えば、一息つく暇もなく次の轟きが後ろから聞こえてくるのだ・・・。
狭い道ばかりに緊張の連続、自分を抜かすに抜かせない様子の大型トラックに追いかけ回されるような形で走ることが多く、無理に抜いていく車にいつかはひっかけられてしまいそうで、命がいくつあっても足りない道のりに感じた。

そのような道のりに必死になっていたのもあるが、後から気づけば”伊部”は瓦の街、”名船”は刀の街としてそれぞれ名高い土地であったようだ。
そうとも知らずに流れ星のようにあっという間に走り抜けていってしまったが、どんな街だったのだろうか・・・。

DSC08187.jpg交通量の多い国道2号線と合流してからはハラハラの道のり(> <)/

DSC08194.jpg国道に並走して走る山陽新幹線

DSC08198.jpg岡山市は桃太郎で有名らしい

DSC08207.jpg岡山市街地へと国道250号線へ

新幹線のそばに住む家ってどうなのかなと思っていたが、電車より遙かに静かに走り去っていく彼らにびっくり。
山陽新幹線の高架を見上げながら、そんな彼らを見送った。
自分が岡山にようやくたどり着く頃には、彼らは博多に到着しているのだろう。

吉井川を越えれば桃太郎が描かれた岡山市の看板を迎え、市街地まであと少し。
市街地をバイパスに抜けていく国道2号線とは別れ、国道250号線を進と道の両側には大型量販店などの見慣れた看板が並びはじめた。
すき家で牛丼を食べてラストスパート。
と、そんな途中で声をかけてもらったおばさんがいる。
少しばかりだが道ばたで話をした。
ブログのことを話すとピカチュウに見覚えのある反応に、それが嬉しかった。
そしてお断りするも、言われるがままに餞別を頂いてしまっている・・・。
ありがとうございました♪

岡山駅までもう5kmほどの国道250号線を県道402号線との分かれ道の交差点に”点字ブロック発祥の地”の記念碑が置かれてあった。
迫る日没に急ぐためそう詳しく読むことは出来なかったが、
そばに岡山県立盲学校があったことから、1967年に個人の考えで生み出され、
またこの点字ブロックの試みが、日本だけでない世界初であったことに驚いた。
今ではどこでも見られる”黄色い道”はここから始まったのだろう。

DSC08215.jpg点字ブロック発祥の地

DSC08218.jpg

DSC08226.jpg

DSC08228.jpg

DSC08247.jpg岡山市街地(桃太郎大通り)

DSC08270.jpg岡山駅に到着♪

時刻は7時を大きく回るも長くなった日没に助けられ、まだ薄明るい岡山駅になんとか到着することができた。
きれいに輝く街のネオン、岡山が意外なほど都会的である姿に驚いた!!

自転車はその辺に止めさせてもらって、岡山駅周辺を散策♪
岡山には一度だけ来たことがあるのだが、ここまで街だったかなと正直驚いた。
ビックカメラの自転車コーナーではすり減って今日も殆どきかなかった自転車のブレーキシューを交換するために新たなものを購入。
本屋さんで立読みをしたり、お土産屋さんを覗いたりしていて楽しんでいた♪

DSC08284.jpg岡山駅東口

DSC08341.jpg駅構内を散策♪

DSC08281.jpgここ岡山が創業の地であるクラレのネオンが輝いている

DSC08288.jpg

DSC08291.jpg

DSC08308.jpg

DSC08310.jpg

公園はすぐに見つかった。

岡山城のすぐそばにある公園で、いい東屋があるのだがホームレスの方がそのまま横になっていて、離れた屋根のない場所にテントを張っている。
明日は岡山の観光をするつもりだ♪

DSC08344.jpg


5月29日 おしまい。

走行時間 3:13[h]
走行距離 55.3[km]
平均速度 17.1[km/h]
最高速度 44.1[km/h]

天候:雨のち曇り
体調:良好

キャンプ地:岡山市街地 石山公園


[あとがき]
現在(7月3日)は山口市街地にいます。

前日分へのコメントにメールありがとうございます♪
”風ささきさんへ”ブログに載せていなかっただけで、それぞれの県で探してはキューピーコレクションは結構集まっていきてますよ♪おそらく家にはキューピーの大家族が出来ていると思います。^^; 広島では宮島限定の巫女さんキューピーを買いました♪
”SOOおばさんへ”大津島のことは自分もつい最近になって知り、その過去の現実を知りたくて向かうことにしました。多くの人に知ってもらいたい島でもありましたよ。ブログに早く綴りたい思いでいっぱいです。
”ぱんらさんへ”大阪から兵庫県の端っこにある赤穂へはなかなか行けないですよね。自分なんて、赤穂がここにあったとそれまで気がつかなかったほどですよ。^^;忠臣蔵を見ると年末を感じる思い、自分もそうです!

なにかお勧めの情報、場所でもあればメールください♪
yaku@docomo.ne.jp


旅全記事リスト http://teriyaki830.blog.fc2.com/archives.html

読んでくれてありがとうございます
クリックしてもらえるとうれしかな・・・。

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[2013/07/03 09:38] | 岡山
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空気を切り裂き
風ささき
新幹線は、西に東にホームを通過する車両は弾丸そのもの。
車内は穏やか加速と減速と車窓の流れる風景で速さを実感できる。
国道よりも新幹線で故郷と繋がってる安心感。
雨風坂車とダイレクトに感じられる旅、お金で買えないものがそこにある。
あっという間に進まない旅、だからこそその土地で出会った人との思い出は短くても濃く記憶に残っていく。
空梅雨の間に進みそうだね。
明日もいい旅を。

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空気を切り裂き
新幹線は、西に東にホームを通過する車両は弾丸そのもの。
車内は穏やか加速と減速と車窓の流れる風景で速さを実感できる。
国道よりも新幹線で故郷と繋がってる安心感。
雨風坂車とダイレクトに感じられる旅、お金で買えないものがそこにある。
あっという間に進まない旅、だからこそその土地で出会った人との思い出は短くても濃く記憶に残っていく。
空梅雨の間に進みそうだね。
明日もいい旅を。
2013/07/03(Wed) 11:08 | URL  | 風ささき #-[ 編集]
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2013/07/03(Wed) 22:41 |   |  #[ 編集]
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2013/07/04(Thu) 14:40 |   |  #[ 編集]
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