ただいま~♪
追記:現在(7月19日)は宮崎市街地に来ています。
    ブログの投稿が遅れてすみません。(> <)/


旅811日目 「オリーブの島」

昨夜に引き続き、今朝も小雨はしぶとく降り続いていた。
炊事棟の屋根の下にテントを張ったおかげで濡れることもなく助かっているが、テントと自転車とともにちょっとばかり窮屈な中で朝食を済ませて待っている。
雨が降っているといっても、今朝の路面は所々で乾いている所があるほどだがら、この程度の雨なら濡れるほどのことでもなかった。
しかし、予報では午後から完全に上がるとのことだったのでのんびり朝食を作って、今朝はむやみにやたらに急いで出発することないだろうと、この雨が収まるのを待つことにしたのだ。

ちなみに昨夜は暗くて気が付かなかったが、炊事棟の蛇口から出てくる水が白っぽく濁っていることに今更ながら気が付き、今更ながらおなかが不安になる。
よほど長いあいだ誰にも使われていなかったのだろうか・・・!?(^_^;

DSC08898.jpg昨夜は炊事棟の軒下でテントを張って雨に濡れずに済んでます♪

DSC08900.jpg今朝も降り続ける小雨を待つことに・・・。

そうして雨との長期戦を覚悟しパソコンまで出してきたのだが、案外雨はすぐに収まり、そしてもう降りそうになかったことからテキパキ撤収を終えて、そして8時半に出発した。

今日で島を一周し岡山に戻るつもりであったので、あまり遅くなってしまうとどうしようかと思っていたところで良かった。

DSC08903.jpgこうした小さな漁村の集落をいくつも通り越していった・・・。

島の東海岸を南下していく。
ちょっとしたアップダウンを繰り返しては小さな漁村集落をいくつも通り抜けていった。

昨日キャンプを当てにして目指していた福田港では、ちょうど姫路とつなぐフェリーが入ってきたところ。
そんなフェリーを使って姫路からこの小豆島へと渡ることも考えていたが、島の裏口から入ることに気分が乗らなかったのだ。
コンビニすらない小さな港集落で、フェリー乗り場に周辺のおみやげ店ではかんこ鳥が鳴いている姿に、そうして正解だったかも・・・!?
なんてことを思いながら、おみやげ店をちょっとばかり冷やかしていったら、すぐに走り出すことにした。(^_^;

DSC08905.jpg島の裏口”福田港”

DSC08910.jpgこの小豆島と姫路を結ぶ”小豆島急行フェリー”

DSC08913.jpgここから海岸線の道は県道から国道436号線に名前を変える。
 ここから始まったと思われた国道436号線だが、海上国道として姫路に繋がっているそうだ。


DSC08917.jpg石の島だけに至る所で石のアートが見受けられる♪

途中、自転車を降りて”八人石”を見ていった。

昨日の残念石に続きまた石かと言われてしまうかもしれないが、これが良かった♪
山の方へと足を踏み入れれば、わんさかと転がる残念石の数々!!
一見するとなんてことない普通の石かもしれないが、よくよく見ればそこに石を割ろうとしてミシン目のように掘られたノミの跡や、また刻印の跡がしっかりと残る当時の苦労が刻まれていた。

ちなみに”石”と”岩”との定義の違いは、地盤にくっついておらず動かせるものならどんなに大きくあっても石と呼ぶそうなのだが、こんな岩のような巨石までも石垣として持って行こうとしたのかと驚くほど、その中でも特に大きな八人石の高さは4mもあった!!
八人石と呼ばれるのも、残念石と同じく大阪城築城のために切り出され大阪へと運ばれる予定であったが、そのあまりの大きさに割れた巨石に挟まれ、そして下敷きとなった8人の石工士が一度に犠牲になったと言われるちょっと恐ろしいところだそうである・・・。(^_^;
こんなでっかな石を持っていったら殿様喜ぶだろうなとか、そんなことを思って取り組んだのだろうか・・・。
その真相は分からないが、そばには供養のための五輪塔が置かれてあり、彼らも命がけの仕事だったんだなと思う。

DSC08919.jpg大阪城石垣石切丁場跡

DSC08931.jpg数多く残された残念石の数々!!

DSC08934.jpgノミの跡になにか遺跡っぽさを感じさせられる・・・。

DSC08940.jpg 8人の石切り人が下敷きとなった”八人石”

お遍路八十七番札所の前を通過。
札所番号札を持った坊主看板は四国遍路と全く同じものだったから懐かしさがあった。
ちなみに小豆島は弘法大師(空海)ゆかりの地であるそうで、四国遍路の縮小版ともいえる島のお遍路がこうしてあるそうだ。
それほど大きな島じゃないからあっさり回れるかと思いきや、結構島の奥深いところにまで札所が位置していたため自分は諦めている・・・。(^_^;

DSC08942.jpg

DSC08944.jpg島の八十八ヶ所札所”八十七番 海庭庵”

DSC08946.jpg橘峠を越えれば見えてきたのは安田市街地

ちょっとした橘峠を越えていった先に、ようやく街らしい街が見えてくる。
街のスーパーのマルナカで昼食の菓子パンを購入しお昼に。
ここから先の島の南側まで来ると、ようやく道は平坦な海岸線となってくれた。

そして道の駅「小豆島オリーブ公園」へとやってきた。
そこはもうオリーブの木ばかりで、オリーブ温泉にオリーブの丘、オリーブビーチに記念館など、さらには街路樹にさえオリーブが植えられた島は、晴れていたら地中海に浮かぶ島に見えたかもしれない♪
島はオリーブ繋がりでギリシャのミロス島と姉妹島にあるそうで、公園にはそんなミロス島から贈られたという風車が回っていた。

DSC08950.jpg安田市街地

DSC08960.jpg道の駅「小豆島オリーブ公園」

DSC08965.jpg道の駅のオリーブ記念館

DSC08975.jpgオリーブと瀬戸内海が地中海に見えなくもない!?^^;

DSC08985.jpgオリーブ公園にはギリシャのミロス島から贈られた風車が回っていた♪

ちなみにこの小豆島のほかに三重と鹿児島のそれぞれでオリーブの試験栽培を試みたというが、そのうち栽培に成功したのがこの小豆島のみであったことから日本のオリーブ発祥として、こうしてオリーブの島と言われるほどたくさん植えられていったという。
地中海に似た瀬戸内海の気候とあっていたのだろうか。
そんなオリーブ記念館を適当に見ていったあとは、オリーブ公園を散策。
母も好きな木で、庭先に植えていたことを思い浮かべながら公園を歩いていた。

DSC08967.jpgギリシャ風の道の駅

DSC08971.jpg日本になじむまでのオリーブの苦労が語られてあった。

DSC08968.jpgオリーブの試食も♪

DSC09017.jpgオリーブガーデン

DSC09021.jpg街路樹もオリーブの木♪

DSC09024.jpg内海湾

道の駅を出発すれば島のゴールはすぐそこ。

岡山へと戻る土庄港フェリー乗り場までここから10kmにも満たなければ、ここでちょっと寄り道。
”二十四の瞳映画村”のある大角鼻へのちょっとした半島はまたぐようにショートカットしてしまったこともあり、島の最南端へと突き出す三都半島へは寄って行くことにした。
しかし、そんなちょっとの寄り道のつもりが大変な道のり!!
なんだ!これは!!、というような急勾配の坂道にペダルが全く動かず、自転車を押して歩いていくしか無く大変な目に遭わされた!!(> <)/

ただ、そんな中でもうれしい出会いはあった。
畑仕事をする山本さんというおじさんには、苦労している自分を見るに見かねて駆けつけてもらってしまい、1kmに渡って長々と自転車を後ろから押してもらって手伝ってもらいなんとか到着したのだ。
とても助かりました、ありがとうございました。(^_^;

DSC09025.jpg島の最南端へと三都半島へ!

DSC02586.jpg急な坂道の自転車を押して手伝ってくれた山本さんと。

そうした山本さんの力を借りて何とかやってきた島の最南端であったのだが、
晴れた日には遠く海の先に徳島と淡路島を結ぶ鳴門大橋も見えると言うが、この日の橋はガスの中で、肝心の景色のほうはいまいち・・・。

そこではなんの慰めにもならないほど小さな地蔵崎灯台のみが向かえてくれた。

DSC09034.jpgせっかく苦労してやってきた島の最南端”地蔵崎”だが景色はなかった・・・。

DSC09029.jpg小さな地蔵崎灯台のみが向かえてくれている。

と、ここで野生のシカと遭遇!!立派な角の生えた大きなシカにこちらが後ずさりしてしまうほどであったが、向こうが自分に気が付くやいなや、すぐに林の中へと走り去って言ったためカメラを構える暇もなかった。

灯台の下にある公園がなかなかきれいな公園で、ここでも少しばかりのんびりと♪
きれいな公園にきれいなトイレでいて、人里離れたこの地までやってくる方は誰もいないようで、このまま岡山に戻ってしまうんじゃなくて、今夜はこちらでのキャンプもいいかなと考えたが、水が飲めないとあったことから断念。
ひと気もない場所にゆっくりできそうであったのだが残念だ。
雨水を濾過して使っているようで、これでは自炊も出来ず先へ進むことにした。

DSC09035.jpg島の最南端に位置する”釈迦ヶ鼻園地”

DSC09037.jpgきれいなトイレもあるしここでキャンプする気になっていたんだけどね、水が飲料不可とあってね・・・。(> <)/

この小豆島も直島と同じく瀬戸内国際芸術祭の会場の島のひとつなのだが、今は春と夏の部の休みの期間で、屋内展示物は見れないでいた。
しかし、一つだけ屋内展示物が行われてあって、そこで係りの方の説明を受けながら見ていった♪
アメリカ在住の日本人のアーティストの方で、この小豆島に7ヶ月間過ごして感じた思いを絵や陶芸にして表現していた。

DSC09041.jpg

DSC09044.jpg瀬戸内国際芸術祭の会場のひとつ”眺望絶佳”

DSC09048.jpg途中立ち寄った道の駅”小豆島ふるさと村”

DSC09054.jpgカエルのかわいい石像♪

DSC09070.jpg浮を使ったアート!?

DSC09067.jpg立ち並ぶ旅館と池田湾

DSC09059.jpg引き潮時だけに現れ余島へ歩いて渡れるエンジェルロード

ひとりで来るような場所ではないのだが、引き潮時だけに現れるという余島へのエンジェルロードを見て、そしてフェリーの出ている土庄港へと戻っていけば、慌ただしくもあった二日間の小豆島の一周の旅を終えた。

行きしなに利用した小豆島フェリーではなく、新岡山港に到着する四国フェリーを選び乗船、ちなみにこちらは大人が1000円で自転車が300円と安く付いているから、行きもこちらを利用するべきであったなと思う・・・。(^_^;

DSC09085.jpg土庄フェリーターミナル

DSC09079.jpgフェリー乗り場にあったオリーブのモニュメント

DSC09091.jpg 2日間旅した小豆島とお別れ

DSC09093.jpg  新岡山港へのフェリーは閑散とした船内である。^^;

日没を迎えた7時25分のフェリーに乗って新岡山港へと戻ることにした。

大きなフェリーのわりには自分以外に数人ばかりを乗せた閑散とする船内。
日没を向かえ真っ暗であるため、デッキに出て島に別れを告げることもなく眠りにつき、そして1時間半の航海もあっというま。

到着した新岡山港の周辺は倉庫やコンテナターミナルばかりが並ぶ真っ暗な場所で、自分が船から下りるやいなや、あっという間に照明が落とされる始末であった。
そこらでキャンプするつもりですぐにフェリー乗り場横に公園は見つかったが、
寂しさからどうしてもすぐに岡山市街地へと戻りたくなってしまい、暗い夜道を頑張って走ることに。
また、なにかおいしいものが食べたかったこともある。^^;

そこから岡山市街地まで10kmほどの道のりを全速力で走り、そして街明かりが見えてきたときには、もうほっと一息。
すき家で牛丼の大盛りを食べ、駅前のマクドで閉店の12時までブログをしながら過ごした後、市街地に流れる小川沿いのちょっとしたスペースにテントを張って眠ることにした。

DSC09098.jpg岡山市街地のネオンにほっと一息。^^;

DSC09101.jpg

DSC09112.jpg今夜は市街地を流れる小川のそばでキャンプ


6月2日 おしまい。


走行データー 測定ミス(> <)/

天候:曇り
体調:良好

キャンプ地:岡山市街地 公園


[あとがき]
現在(7月15日)は宮崎県延岡市です!
セミもお祭り騒ぎ、猛暑の日々にかなり苦労させられていますが、なんとか熱中症に倒れることなく頑張ってきています。^^;

前日分へのコメントにメールありがとうございます♪
”風ささきさんへ”小豆島の中央にある寒霞渓にはいかなかったです^^;山の上へと結構大変な道のりに気力がなかったですよ。しかし、後から知ったのですが結構有名なところだったんですね。(> <)/残念石、尾道の千光寺でも確かに見ましたよ!あんな高い場所の石、転げ落とす気だったんでしょうね~。^^;
”SOOおばさんへ”さすがにここまで来ると、ゴールを意識してしまいますよ。暑さに昼間は殆んど動けていないですが、着実に進んでいます。ブログは旅が終わった後も長々と続きそうです。自分が書くのが苦手だから余計に苦労してしまい、疲れて眠いだの、パソコンのバッテリーがないだの、あまり言い訳になっていないかもです・・・^^;
”由さんへ”屋久島に種子島、奄美大島とそのあたりはどこへ行くか迷ってしまいますよ^^;島々間のフェリーがないことからすべてを回るわけにもいかずよく聞く屋久島だけでも行こうと思っていたのですが、ちょうど来月に種子島でロケットの打ち上げがあるそうで、これは行かなければ!!と種子島を考えています♪
”  さんへ”今は旅にうんざりしてきたところで、次なんて考えられなくなってきてますが・・・。^^;しかし、旅が終わるとまた旅に出たくなるんだろうなと、今を後悔しないように頑張って旅をしています。どうなるかわからないですが、夢見た世界へ出るときはまたピカチュウを連れてブログでも書こうと思うので、その時はまた見てください♪
”達也さんへ”雨の日もテントですよ!最近の暑さにできればベンチでそのまま寝たいのですが、蚊が多くて結局は暑苦しいテントで寝ています。^^;

なにかお勧めの情報、場所でもあればメールください♪
yaku@docomo.ne.jp


旅全記事リスト http://teriyaki830.blog.fc2.com/archives.html

読んでくれてありがとうございます
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[2013/07/15 21:29] | 香川(小豆島)
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終わりのない
風ささき
旅が終わったとしても、人生の半ばでしかない。
独身の時は、夏の数日間の北海道ツーリングの為、
一年間働いていたような感じだった。
仕事を持ち家族を持つ、ごくごく普通の生活も悪く
ない。
手にいれられることは限りがある、何を優先すべ
きか、失うものと比べたり。
夢や希望は生きる力、終わることのない未来予想図。
何れにせよ最善を尽くしていけば、道は開く。
ピカチュウと共にだよね。
明日もいい旅を。

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終わりのない
旅が終わったとしても、人生の半ばでしかない。
独身の時は、夏の数日間の北海道ツーリングの為、
一年間働いていたような感じだった。
仕事を持ち家族を持つ、ごくごく普通の生活も悪く
ない。
手にいれられることは限りがある、何を優先すべ
きか、失うものと比べたり。
夢や希望は生きる力、終わることのない未来予想図。
何れにせよ最善を尽くしていけば、道は開く。
ピカチュウと共にだよね。
明日もいい旅を。
2013/07/16(Tue) 01:40 | URL  | 風ささき #-[ 編集]
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2013/07/16(Tue) 15:50 |   |  #[ 編集]
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2013/07/19(Fri) 21:35 |   |  #[ 編集]
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